うつが2週間で治るたったひとつの方法|カーネギーの名著から学ぶ憂鬱防止対策

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道は開ける

ちょっと時間がかかりましたが、カーネギーの名著「道は開ける」を読了しました。How to stop worryng and start livingという原題から想像できるように、悩み事を解決するために必要なことがぎっしりと書かれています。

そのなかで、「2週間でうつを治すには」というキャプションがあります。どうやったら、2週間で治るのか?うつ病まではいかなくともなんとなく憂鬱な毎日を送っている人は多いでしょう。

「道は開ける」でも、結構ページを割いていた箇所ですが、読んでいて印象に残った章なので、感想を書いていきたいと思います。

■毎日他人を喜ばせることを考える

もしかしたら単純なことかもしれませんが、ここで書いていたことは、「毎日他人を喜ばせることを考えること」「一日一善」です。

ちなみに、カーネギーはアルフレッド・アドラーの言葉を引用して語っています。アドラー心理学、ご存知の方も多いと思います。自分はまだ「嫌われる勇気」も「幸せになる勇気」も読んでいませんが。そのうち買おう、読もうと思って全然読んでいない本の1つ。。。

ただ、一日一善と抑鬱防止対策についての関係は、最近よく耳にするようになりました。たしかに幸せそうに見える人の共通点を探ってみると、みんな他人を喜ばせることにやりがいを感じている人です。

小さなことでも、誰かを喜ばせることで多幸感が得られるというのは、心理学的にも科学的にも証明されていることです。

なんとなく憂鬱な感じがしている人は、まずは朝起きたら、自分が他人に何ができるか、1つだけ考えてみてはどうでしょうか?仕事でも家庭でもプライベートでも、副業でもなんでもいいので。

ブロガーであれば、ブログを書くことが一日一善ですよね。情報発信して人に役立っていることなので。そんなに深刻に考えなくてもいいような気がしています。

日常ある幸せに気付こうとか、よく言われますよね。日頃の行動や時間配分を変えることで、こういう境地にたどりつけるのかもしれません。

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■アドラーの言葉

「道は開ける」で引用されていた、アルフレッド・アドラーの文章をここでも紹介したいと思います。しかし、長いので途中は省略して、印象に残った箇所だけ抜粋しようと思います。

うつ病とは、他人に対する長期に及ぶ憤怒、非難のごときものである。とはいえ、保護・同情・支持を得たいがために患者は自分の罪の意識に沈み込んでいるように見える。

私自身は彼らの緊張を緩和する治療の第一歩として、「したくないことは決してするな」と説くことにしている。(中略)「映画に行きたいなら行けばいい、遊びに行きたいなら行けばいいさ。途中で嫌になったら、やめることだ」。これはどんな人間にとっても最も望ましい状態である。

「なぜ他人を喜ばさなくてはならないのですか?やつらは少しも私を喜ばそうとはしないのに」「あなたの健康のためですよ」と私は答える。

彼らが仲間の連中と平等かつ協同的な立場で結合しえたら、その時に彼らは全快する……(中略)仲間に対して関心を持たない人間こそ、人生において最大の苦難に悩み、他人に最大の危害をもたらすのである。

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