住宅の価格破壊が進んでるってホント?新築でも1,000万円以下?

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最近、住宅の価格破壊が進んでいるというニュースを目にすることが多くなったような気がします。

たしかに、不動産会社のHPなんかをチェックしても、「1000万円台で家を建てましょう」なんていうアピールを多く目にするようになりました。

なかには、首都圏でも1000万円以下の物件があるなんていう記事も、最近見かけます。

少なくとも、1000万円前後であれば、ローンを組まずにキャッシュで買えてしまえそうな額です。僕ですらキャッシュで買えてしまいます。(自分だったらまず投資に充てますが)

また、最近は空家問題も、マスコミを賑わせていますね。本来更地の1/6で済んでした固定資産税が、1年間使用していないと、更地と同様と見なされるため、実質6倍に跳ね上がってしまうという問題です。

ていうことは、そのまま空家を手放したり、格安で賃貸併用にしたりする人が増えるのが、何となく想像が付いてきます。

たしかに人口減が進む日本では、こういう事態になってもおかしくないでしょう。

■持ち家購入している人は慎重に

おそらく、住宅の価格破壊の傾向は、移民政策が進まない限りは進んでいくのではないかと思います。(あくまでも予想でしかないですし、思ったほど価格破壊が起こらない可能性もありますが)

つまり、持ち家の購入を検討している人は、そんなに購入を焦らないほうが良いということになってきます。

もし、買おうとしている物件が2000万~3000万円台と高額な場合は特に慎重になったほうがいいでしょう。

持ち家の購入は非常にリスクの高い買い物です。ここで一気にお金を使ってしまうと、今後のライフプランのコントロールが難しくなってしまいます。

マイホームによって、人生を束縛されてしまうのは、個人的にはとても悲しいです。

でも、安い物件が続出してくれば、ライフプランに致命的な傷を負うことなく購入も可能となります。多少の軽傷は負うことになりますが。

■でも僕は賃貸派

住宅の価格破壊は、おそらく人口がもともと少ない地方では、さらに加速する可能性があります。というより、実際に価格破壊が起きている地域も出ています。

そうなってくると、以下のような話が聞こえてきそうです。

「そんなに安く家を買えるんであれば、ずっと家賃を払い続けるのはもったいない。やっぱり持ち家のほうが有利だ」

いや、そうとも言えないような気がします。住宅の価格破壊が進めば、それだけ家賃の価格破壊も進むことも考えられるからです。

上に書いた空家問題。固定資産税を6倍払う羽目になるくらいなら、ということで格安の家賃で、もしくはタダ同然(修繕費とかは別とは思いますが)で賃貸併用にしよう、という人も増えると思います。

というより、実際にそういう人もいます。運が良ければ、そういう物件と出会える可能性もありますし、そうじゃなくても、家賃の低いところは、今後増えていきそうです。

ということで、僕は今のところ賃貸派という考えに変わりはありません。やはり、賃貸の方が身軽だし、自由が効いて良いですよ。

なんといっても、持ち家のように先に多額のお金を支払ってしまうというのは、会社を辞めようにも辞めれなかったり、身動きが取れない状況を作り出してしまうので、危険性は高いですよ。

■関連記事

関連記事:持ち家か?賃貸か?幸せなのはどっち?家を買えば幸福か疑問の方へ

僕が賃貸派である理由について書いた記事です。

こんなに賃貸の方がメリットが大きいのに、持ち家を買うという選択肢は個人的に有り得ないですね。

良かったら併せてご覧ください。

でも、0円の空家とかがあれば、話は別だろうな~。この辺については、また別記事で書いていきたいと思います。

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