自分が頼まれたら断れない性格かどうかは微妙なところです。頼んできた人との人間関係にもよりますし、依頼内容にもよります。
ただ、頼まれたら断れない性格には長所と短所があると思います。しかも、長所も短所も大きなメリットであり、デメリットになるような気がします。
この記事の内容
■頼まれたら断れない長所
〇自分がスキルアップ
仕事で何か頼まれた時に、極力断らずに引き受けるようにすると、それが自分のスキルアップに繋がってきます。
何か頼まれているということは、得意そうだから頼まれている可能性も高いです。もしかしたら、自分の可能性を広げることになるかもしれません。
これは会社員でも自営業でも同様です。会社員であれば、自分の得意分野を1つ増やせるチャンスになりますし、ますます頼りにされそうです。
自営業であれば、ビジネスモデルがもう1つできて、もう1つ収入源を増やせるかもしれません。
会社を辞めてから、wordpressのサポートとかをやるようになってきましたが、これ、独立前は全然やろうと思ってなかったことです。そんなにニーズがあるとは思わなかったし、小説を書く時間を確保したかったし。
しかし、自分がブログで収入があることを友達に行ったら、セミナーの開催依頼がやってきて、今度はwordpressを始めたいという声を多く頂くようになりました。独立早々、1つの収入源ができました。
求められることは、なるべく応じていったほうが良いなと思いました。やりたいことと求められることにギャップがあるかもしれません。でも、それでも頼まれたことは、自分ができる場合であれば引き受けたほうが良いです。
特に、以下の記事の4つの条件に当てはまる場合は、なるべく引き受けたほうが良い気がします。
自分自身、スキルアップに繋がりますし、前述したように収入源ができます。最初はやる気のないことでも、実はチャンスが潜んでいる可能性があります。
〇教えることはスキルアップの最大のチャンス
自分がスキルアップする最大の行為は、教えることである。これはまさにそう思います。経験を積んでくると、誰かに何か教えたり教育する機会も増えると思います。
これもなるべく引き受けたほうが良いかと思います。自分自身がわかったつもりになっていたことに気付かされますし、勉強になったりもします。
■頼まれたら断れない短所
〇キャパがオーバーする
何といっても、何でも引き受けたりしてしまうと、すぐにキャパオーバーになってしまいます。これはすぐに想像が付くことです。
会社員であれば、それがもとで仕事の能率が下がってしまう可能性がありますし、長時間労働のリスクも高まります。自営業であれば、目の前のタスクに追われることになってしまいます。
〇信頼が落ちる可能性
「できます!」と言って、結局期限内にできなかったときの「できませんでした!」は、かなり周囲の印象を悪くしてしまいます。
自分もこれをやられると、かなりイライラしてしまいます。「できないことはできない」とはっきり言うことも、時々必要になったりします。特に明らかに専門外のことであれば断る勇気も必要になってきます。
〇本当にやりたいことができない
自分のやりたいことができなくなるのは、ストレス要因の1つになります。本来の目的と、大きく相違してくるようであれば、いったん考えを保留するか、断る勇気も必要かなと思っています。
〇利益にならないことは引き受けない
特に自営業の場合に言えること、コンサルなんかをやっている時に必要なことですが、できないことはできないとはっきり言う姿勢は重要です。
お金を払ってもらったことでも、明らかにサービス範囲外のことであれば、イレギュラーな別料金を請求することも必要になってきます。
この辺については、自分もコンテンツを育てながら、要検討しているところです。