去年、このブログのアフィリエイト収入があったので、確定申告の準備に取りかかりました。昨日は途中でブログの更新をいったん止めて経費の仕訳の作業をしていました。
かつて本の印税収入が入ったので確定申告したときに「これはどの勘定科目なの?」と税務署の人に根掘り葉掘り聞きながら、四苦八苦しながらやっていたことを思い出しましたが、
今回から青色申告ということもあって、MFクラウド確定申告を使っているので、簿記の知識がない自分でも、比較的楽に仕訳できています。
MFクラウド確定申告を使うと、銀行やクレジットカードの明細を自動で取得してくれるのですが、既にある程度仕訳されているので、かなり楽です。
とはいっても、間違った仕訳になっていたり、仕訳されていなかったりしている項目もあるので、それは手動で修正していかないといけません。
修正後は同じ内容であれば、自動で正しく仕訳されるようになりますが、それでも、どの経費がどの勘定科目に該当するかは、把握しておいた方がいいので、
今回は、アフィリエイターやブロガーが認められる経費とは何か、どのように仕訳されるかを、わかる範囲でまとめてみました。
■アフィリエイター・ブロガーの想定経費まとめ
(1)通信費
パソコンやスマホはもちろん通信費ですが、レンタルサーバー、ドメイン代なんかも通信費として計上。サイトアフィリとかやっているとドメインがいくつかあったりするので、若干管理が難しいかもしれません。
(2)新聞図書費
書評書いたり、アフィリエイトの勉強用に本を買ったりすることがあると思うので、それも経費です。各々の金額は小さいけど、数は多くなります。MFクラウドだと、幸い自動で新聞図書費になっていますが、本ではなく、たまに経費にならないような物品も買っているので、注意が必要ですね。
(3)研修採用費
自己啓発費用、研修費用と言った方がわかりやすいでしょう。セミナーを受けたり、コンサルを受けたり、情報商材を買ったりした場合は、ここになります。独学で利益上げている人をあまり見ない世界です。結構この経費は大きいのではないかと思います。
(4)接待交際費
セミナーの懇親会費用が別途かかった場合なんかは、接待交際費に計上しています。なんか会議費でも良いらしいですが、個人事業主であれば接待交際費にしてしまって問題ないと思います。
なお、MFクラウド確定申告だと、コンビニやスーパーで買った、経費にならないような備品がなぜかデフォルトで接待交際費になっているのが謎です。まあ、経費から弾くだけですが。
(5)外注工賃
記事作成やイラスト、デザインを外注している場合は、ここに入ります。また、ブロガーの方では、専門のイラストレーターや写真家にプロフィール用の画像か写真を発注している人も多いと思いますが、これも外注費に計上。委託して何かしてもらった経費は、だいたいここで良いと思います。
(6)会議費
カフェとかで記事作成したり、打合せしたりした場合のコーヒー代とかは基本的にここで良いかと。もしかしたら接待交際費の方が適切な場合もあるかもしれませんが。
(7)旅費交通費・車両費
自由によって経費になったりならなかったりと、結構管理が面倒なところです。もちろん、経費として認められる場合は、取材や研修のために発生した移動によるものです。
特に副業ブロガーであれば、会社の出張の立替の場合もあるので、そういうのは計上しないように注意が必要です。ちなみに、自家用車に関すること(ガソリン、自動車税、車検費用、任意保険)は車両費で計上しました。
自家用車も、事業用なのか私用なのか判断が曖昧なので、按分する必要があります。
(8)消耗品費
アフィリエイト、ブロガーであれば、10万円以下のPC機器なんかが真っ先に思いつくところです。もちろん按分が必要ですが。文房具類、ファイルも消耗品です。
(9)減価償却費
10万円を超えるパソコンや自動車なんかが該当すると思います。計算方法については、別途シェアしたいと思います。
(10)支払手数料
地味なところですが、ASP等からの入金に発生した手数料関係、paypalの支払い等で発生した手数料(だいたい数百円で、たまにある)なんかは、ここに入れています。
(11)租税公課(個人事業税・消費税)
個人事業税は所得290万円以上、消費税は売上1,000万円以上達成の2年後に発生します。個人事業税や消費税がかかるくらいのレベルだと、ほとんどの人は独立するでしょうね。
アフィリエイターというよりは文筆業・ライターと言えるブロガーに個人事業税がかかるのかどうか微妙なところですが、どちらにしろ「やべー、個人事業税かかっちゃうよ」というセリフを早く言いたいです。なお、この辺については別途記事にします。
(12)広告宣伝費
PPC費用、facebook広告費用なんかはここで。これはわかりやすいでしょう。
(13)地代家賃・水道光熱費
僕は会社の寮に住んでいる関係上、個人的にはここは経費にできません……。まあ、それだけ恵まれた環境にあるということですが。
しかし、多くの人にはかなり大きな経費になるでしょう。仕事用の部屋の面積の割合で計算しようということですが、レンタルオフィスなど、事業用のために賃貸している場所があれば、100%計上できると考えます。これは電気代なんかもそうだと思います。
なお、「これは経費にして良いのかなあ?」と思った場合、参考になる本については、下の記事を参照してください。