車を頻繁に買い換えるのは、蓄財の観点からは絶対的にタブーですが、そうでなくて同じ車を限界まで乗り潰す場合に問題になってくるのが維持費です。
維持費と1つに言っても、車検、自動車税、ガソリン代、エンジンオイル、タイヤ交換と多岐に渡ります。それだけ車は支出の要素が大きい。資産か負債でいえば完全に負債なわけです。今回はたまに痛い出費となってしまうタイヤ交換に関する記事です。
スタッドレスタイヤよりは安くて寿命の長い印象のある夏タイヤですが、それでも長年同じタイヤを付けていると、タイヤ交換の際に「そろそろ交換した方が良いですよ~」と言われたりします。
夏タイヤでも安い買い物ではないので、躊躇したくなるところですが、アドバイスを無視して運転してしまうのも怖いので、結局泣く泣く買うことになってしまいます。
タイヤは消耗品なので仕方のないことです。でも、せめて交換目安は把握して、いつ頃交換した方が良いのか、一般的に言われていることなんかをまとめてみました。
〇寿命と走行距離
夏タイヤの寿命は5~7年、走行距離は50,000kmと言われています。でも、これは目安であり、一概に言える数字ではないです。
ガソリンスタンドやディーラーの人が交換をアドバイスする基準としては、タイヤの溝の減り具合やひび割れがあるかどうかになってきます。
溝の減り具合については、スタッドレスタイヤ同様のスリップサインというものがあり、それが露出してくるようだと、完全に交換時期になります。
これに従わずに運転を続けると、使用摩擦限度以下ということになり、法律違反だそうですので注意が必要です。このスリップサインを見て、露出しているようであれば、止むなく交換するしかないでしょう。バーストして事故を起こしては、タイヤ代を遥かに上回る出費になってしまうので。
どちらかというと、寿命や走狗距離は目安であって、実際に交換を決断するのは、そういう溝の減り具合やひび割れになってくるような気がします。
タイヤを長持ちさせるには、オフシーズンの時期は屋根のあるところで保管する(できれば空気圧を下げておく)、急ブレーキや急発進を避ける、山道を避けて、なるべくストレートな道を選ぶなどの工夫が必要です。
自分の場合は、去年泣く泣くスタッドレスタイヤを交換しましたが、夏タイヤもたしか2年ぐらい前に交換しています。
そんなに過激な運転はしているつもりはなく、屋根のあるところに保管しているので、まだまだ夏タイヤは使えそうです。
たまに、走行距離50,000km、使用期間5~7年で車を買い替えてしまう人もいますが、それはかなりもったいないので、極力控えた方がいいでしょう。
正直100,000kmでも売るのはもったいない。車の走行距離など、その辺については別記事にて書いていきたいと思っていますが、
今の車のエンジンは500,000km持つと言われていますし、なるべくであれば大切に乗るようにしたいものです。