どこか「人と関わるのが嫌そう」「自分のことにしか興味がなさそう」「他人を拒絶しそう」そんな風に見えてしまう人がいます。
独立志向、作家志望、自由の欲求が強い、束縛が大嫌い、手相がKY線で血液型がB型という特徴からか、自分なんかもそのように見られることがありますが、別に自分は他人に興味がないわけではありません。
そもそも、多くの人は、人に興味がないということはないと思います。少なくとも、この記事を読んでいる方は、そんなことないでしょう。本当に他人に無関心であれば、こういう記事を読もうとはしないはずです。
人に興味がなさそうに見える人の心理は、何らかの苦痛感情の裏返しだったりするような気がします。今回は、その辺について思うところを書いていきたいと思います。
■他人の目が気になる
人に興味がなさそうに見える人の多くは、実は他人の目をかなり気にしているような気がします。
他人の目が気になって仕方ないから気疲れしてしまい、結果として他人と関わらない世界に憧れを抱きます。
職場では、同僚と関わっていかないと仕事にならなかったりします。仕事の都度、「この人に怒られたらどうしよう」「本当は不快と思っているんじゃないかあ」「なんかこの人苦手だなあ」という思いに囚われています。とにかく苦痛です。
仕事でミスをして怒られたり指摘されたりすれば、もっと他人の目が気になってしまい、仕事に手がつかなくなってしまい、逆に身動きができなくなってしまいます。自信をどんどん失っていきます。
本当はもっとのびのびと仕事したいのです。仕事が嫌い、同僚が嫌いなのではなく、自由な気持ちで仕事したいのです。
よく人に興味がなさそうな人は、他人の目が気になっていないなんてことを言う人がいますが、これはかなり特殊です。ほとんどの人は他人の目が気になって仕方なかったりします。
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■周囲と違う価値観の持ち主
日本人はとにかく周囲と肩を並べて生きることに美徳を感じる民族です。会社にいれば、会社の人と同じように生きていればいい。そんな窮屈な雰囲気が漂っている職場は非常に多いと思います。
そういう世界で、どこか人と違う価値観を持つと、人から浮いてしまいやすくなります。興味の対象がどこか人と違うので、話が合わなかったりします。
例えば公務員や一部の会社では、定年まで働いて、自主的に退職するのはかなり珍しい、そんな職場があったりします。
そういう職場で働いている人が、「いつかお金を貯めて独立したい」という気持ちを持っても、周囲から浮いてしまいます。
周りは誰も理解を示そうともせず、それどころか「変わった奴」「いけ好かない奴」と排他的に見られてしまいます。
また、独立志向の強い人は、ギャンブルや飲み会に浪費しようとせず、コツコツ貯蓄して金融商品に投資したり、セミナーに行って自己投資をしようとしますが、そういう雰囲気のない職場は非常に多いので、かなり特殊な人として扱われてしまいます。
他人に興味がないと思われている人は、どこか人に価値観を受け入れられていない傾向にあるような気がします。
興味のないことに遮断するのではなく、逆に面白い奴だと興味を持って接して、自分にはなかった情報を得るようにした方が自己成長を図れるような気がするのは自分だけでしょうか?
■群れたくない
群れるのが嫌いという人を協調性がないと一刀両断する人がいますが、これは少し違うような気がします。
自己成長が測れない場で、ダラダラと時間を過ごすのが嫌なのです。このタイプは、付き合い飲み会を断るようにして、参加にメリハリを付けるし、付き合う人を慎重に選ぶので、
一部の人からは付き合いの悪い奴と見られがちですが、お金と時間の使い方にメリハリがあるだけだと思います。
そういう人は、積極的に自分よりもレベルが高い人と付き合おうとします。個人的には、職場で群れて良い雰囲気を作っているつもりの集団と生活を共にするよりも、こういう人と接したほうが自己成長に繋がると思います。
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