別の記事で、「キャッシュフローゲームのルールから学ぶ大事なお金の話」と題して、キャッシュフローゲーム101のルールと、その意味するところについて簡単に説明しましたが、
キャッシュフローゲーム、全国で主催する人がいるので微妙なルールの違いがあり、なかには本来なら説明書に書いていないローカルルールを設けている人もいるようです。
実はこのゲーム、ROIがやたら高い不動産投資の案件が多い、会社が倒産しないから$1株は絶対に買ったほうが良いなど、現実世界から剥離している部分もちらほらあります。
主催者の好みにより、いろんなローカルルールがあると思いますが、とりあえず個人的に導入したい、もう導入しているルールをいくつか考えてみました。◎は実際に導入、〇はまだ導入していないが検討中のローカルルールです。
この記事の内容
◎子供が生まれたらご祝儀
キャッシュフローゲームの唯一の欠点だと思っているのですが、子供が生まれたら月々の支出が増えるだけなので、全然おめでたくないです。
現実世界では子供が誕生したらめちゃくちゃ嬉しくて幸せいっぱいな気持ちになるはずなのですが、なぜかこのゲームではそうならず、逆にテンションが下がってしまいます。
でも、子供が生まれてテンションが下がってはあまりにドライで人間味がないので、他のプレイヤーがご祝儀をあげるようにルール設定しています。金額はプレイヤーお任せです。
◎不動産の案件を誰かに譲る場合は情報手数料を徴収
自分はいらない、またはお金が足りなくて買えない不動産投資の案件を他のプレイヤーに譲ることができるのですが、その際に情報料を徴収する方法です。
これも金額は互いの交渉ということで良いと思いますし、目安を示しても良いと思います^^
〇$1株を倒産にする
導入しようか迷いつつ、未だに導入していないルールです。このゲームには倒産のカードは用意されていないので(株数が半分になることはある)、$1株のカードを引いた人はここぞとばかりに全力買いします。これで$30とかに跳ね上がった時は、大きく儲かることができるので、一気にゴールに近づきます。
ただ、これ現実世界でどうでしょうか?JALが一度経営破綻した際、1円まで下がった株を買ったでしょうか?東京電力の株、一時期123円まで下がったのを覚えていますが、そのタイミングで全力買いしようと思いましたか?
多くの方は倒産のリスクも考慮して手が出なかったと思います。このゲームではそういう部分がないので、少しリアリティに欠ける。このゲームと同じことを現実世界でやろうとしたら大やけどする可能性もあります。
なので導入したいルールなのですが、これがないとゴールまでのハードルが結構上がるような気がして、なかなか導入できないでいます(・・;)
個人的には、プレイヤーの何人かにゴールして、ハッピーリタイアを模擬体験してほしいと考えているので、常連さんばかりが集まった場合だけ導入するようにしようと考えています。
◎借金までして株式を購入するのを禁止する
現実世界でも株式の購入で銀行からお金を借りることはできないので、それに則ったやり方です。ただ、他のプレイヤーから借金して、金利を交渉するというルールを導入しても面白いかもしれません。
〇双子誕生ルールの導入
子供が生まれたら、例えばさいころを振って6が出たら双子が生まれたようにするルールです。現実には双子が生まれるケースもあるので。まだ導入したことないですが、入れても良いかもしれません。
また、2時間くらいのゲーム時間では意味ないかもしれませんが、子供の数の制限(3人)を撤廃するのも検討中です。
また、doddasで子供の結婚式というカードがあるので、性別も決めていて、女の子であればこのカードを引いたら養育費を1人分減らすということもありと思います。
〇downsizedでサイコロの目の数で休みの回数を決める
本来は2回休みですが、この数をサイコロの目で決めます。再就職できるまでの期間は人によって違いますし、収入源を会社だけに依存すると、いかに恐ろしいかを体感してもらうためにも良いかなあと思いますが、
あまり長く休んでプレイヤーのテンションが下がってしまうような気もするので、これもなかなか導入できない状態です。
◎美味しいカードはまた誰かが引けるように戻す
ゲーム時間をあまり多く取れない場合に有効です。例えば不動産の案件でROIがとても高く、売却するにしてもキャピタルゲインも十分得られるカードがあるのですが、
こういうのは誰も買えないのはもったいないので、最初の方に出てきて誰も買えなければ、適当に下の方に戻しておきます。