譲渡性預金をわかりやすく説明します|キャッシュクローゲームでたまに出る

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譲渡性預金 わかりやすく

ロバート・キヨサキのキャッシュフローゲームでわかりにくい用語の1つに「譲渡性預金」という言葉が出てきます。

キャッシュフローゲームをやったことのある人なら、なんじゃこれ?と疑問に思った人も多いと思います。

この譲渡性預金も、ラットレースを抜け出すには、あまり重要なカードではないですし、日常でも我々個人が接する機会はまずないと思いますが、とりあえず、わかりやすく説明していきたいと思います。

■譲渡性預金とは無記名の定期預金

譲渡性預金とは、一般的に我々がやるような定期預金と違って、無記名の定期預金です。

といっても、何のことだかわからないですね。僕もわかりません。

他人への譲渡が可能な特別なタイプの預金で、預金者が譲渡性預金証書なるものを他の人に売却でき、そうすると購入者は、購入後は預金者と同じ扱いになるというものです。

■譲渡性預金のメリットとは?

発行者の意向で金利を決められる自由金利で、そのためにスムーズな資金集めが可能となり、預金側は通常の定期預金よりは高い利回り見込めるメリットがあるみたいです。

外国法人の譲渡性預金を取り込んだ金融商品でというと、外貨建MMFがあります。短期における公社債などの金融商品を運用しています。まあ、個人的に外貨建MMFには全然興味はありませんが……。

■譲渡性預金は個人にはほとんど関係ない

アメリカではほとんどの定期預金が譲渡性預金の形を取っているようですが、日本では譲渡性預金は、ほとんどが5,000万円とか1億円とか大口のものがほとんどで、近年ようやく1,000万円を超えるものが少し出てきたぐらいみたいです。

なので、さっきの外貨建MMFのような一部の譲渡性預金を取り込んだ金融商品でなければ、個人にはほとんど縁のない話ですね。

調べてみると、利回りも1年で0.1%程度と、個人的に魅力は全然感じません。おそらく今後も接する機会は絶対にないでしょう。

キャッシュフローゲームで譲渡性預金のカードがあるのは、これがアメリカで生まれたゲームだから、と割り切るのが良いでしょう。

ということで、投資に興味を持つ個人には、ほとんど興味の持ちようがない話で、ほとんど話題になることはないでしょう。キャッシュフローゲームの主催者が、簡単に説明するくらいではないでしょうか?

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優先株式もキャッシュフローゲームでよく出てくる用語です。

配当を若干有利に受け取りたい人以外は、そんなに関わる機会はないと思いますが、知識として知っておくぶんには損はないでしょう。

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