今までに行った国内の旅行で、印象深かった場所はどこか?と聞かれれば、自分はおそらく五箇山(富山県側)と白川郷(岐阜県側)の合掌集落と答えると思います。
初めて行ったのはたしか5~6年前ですかね。山に囲まれたのどかな風景に、積雪対策に作られた急勾配の茅葺き屋根が本当にメルヘンな雰囲気を出していて、タイムスリップして日本昔ばなしの世界に入り込んでしまったような気になります。
また、五箇山と白川郷を結ぶ国道156号は、富山県と岐阜県の県境を7回跨ぐので、カーナビのアナウンスがうるさくて妙に不思議な気持ちになったのを覚えています。←そこかよ( ̄∀ ̄;)
ドライブが好きとは言っても、世界遺産とか、そういう特定の観光スポットを目指して行くことじたいはあまり興味がなくて、無計画にドライブする過程そのものを楽しむことが好きだったりするのですが、
五箇山と白川郷の合掌集落は本当に来てよかった世界遺産だと思いました。初めて行くと、こんな世界がまだ日本に残っていたんだという気になります。
GWやシルバーウィークで全国各地旅行を計画している人も多いと思いますが、五箇山と白川郷に行ったことがない人は、本当にお勧めです。そんな五箇山と白川郷ですが、それぞれの特徴を比べてみました。
〇五箇山の合掌集落
五箇山の合掌集落は、大きく分けると相倉集落と菅沼集落に分けられます。白川郷に比べると観光地化が進んでおらず、観光客でごった返している感じもなく、どこか静かな印象です。
国道に駐車場があり、全体風景を眺めることができますが、観光地化していない分、本当に日常から抜け出したような気分になります。写真でも、昔ばなしな感じが伝わってきますよね~ヽ(*´∀`)ノ
ちなみに、ここは冬に訪れたこともあります。かなり豪雪地帯で、急勾配の屋根が作られる理由を実感しますが、これがまた風情あるんですよね。こんなところで数ヶ月引きこもってみたい♪
合掌集落といえば、ライトアップや防火訓練で放たれる大量の水の放射線も有名ですよね。時期に併せて訪れても楽しいと思います。
〇白川郷の合掌集落
一方、白川郷は観光地化がかなり進んでいる印象があります。写真を見ても観光客がいっぱいいます。そのため、食べ歩きなんかもしやすく(写真は牛串ですが、コロッケなんかも食べ歩けます)、
また、家の中が博物館化しており、実際に中を見学できたりします。
なお、石川県と岐阜県を結ぶ白山スーパー林道から、白川郷の全体風景を遠くから眺めることができるのですが、これがまた格別の気分になります。
〇行くならどっち?
結論を言うと、個人的にはレンタカー借りてどっちも行った方が良いと思います。というのも、この2スポットは県境を跨いでいるとはいえ、そんなに遠く離れているわけではないので、レンタカーがあれば1日で回れちゃうと思います。
ただ、強いてどっちが好きかと言われると、観光地化していない五箇山の合掌集落の方が静かで好きです。
本当にタイムスリップしたような感じがするし、実際に人が住んでいるので、どこか生活感も感じるんですよね~^^白川郷は観光地化が進んでいて、五箇山ほど異世界の雰囲気は感じないのが本音です。
白川郷も五箇山も民宿があるので、一度泊まってみても良いかもしれません。日常から少し抜け出したい方は、ぜひGWかシルバーウイークを活用して行っても良いと思います。
ちなみに、この合掌集落の絶景のおかげで、自分は国道156号が大好きになりました♪また行きたいです。