「あー、会社行きたくない」「バックレてやる~」「会社に行ってもやる気が出ない。うざい仕事は全部拒否だ~」「早く副収入を増やして独立しよう」
このように、会社への強い拒否反応が出るのは珍しいことではありません。束縛の強い日本の会社で拒否反応が出るのはむしろ当たり前。何もマイナスの感情が出てこない方が、大丈夫かな?と思うくらいです。
なぜ、このように職場では拒絶反応が出てしまうのでしょうか?これは自由を失うことによって、精神の純粋性が奪われるからです。
■子供の頃に持っていた純粋な心
子供の頃を思い出してください。夢中で遊んでいた頃、楽しかった思い出、とにかく子供の頃に良かったことを思い出してください。
そういう思い出って、どうでしょう?純粋に楽しかったですよね。何にも束縛されず、人の目を気にせず楽しむことができましたよね。いつの間にか笑顔がこぼれてきましたよね。
では、会社に入ってからはどうでしょう?子供の頃のように夢中になって仕事に取り組めていますか?もし、そういう人がいれば、とても幸せなことですが、多くの人はそうはなっていないでしょう。
つまり、大人になり、社会人という鎧を着させられることによって、他の大人に子供の頃の純粋な心を奪われてしまっているのです。
物を盗めば窃盗なのに、人間の心を奪っても窃盗罪で問われることはありません。だから問題にならないのです。
■閉鎖的な企業体質が人間の精神を殺す!
会社の職場というのは、多くは周りの人が見える世界です。しかも自分1人では進められないし、自分の仕事というのが人に見られている世界です。
自分で頑張っているだけでは許されない、「俺らが目を光らせているからな」という暗黙の監視の目。これが日本企業の実態と言えるわけです。
周りの顔が出社~退社まで見えてしまっているので、監視の目というのはよく理解できることでしょう。こういう、前時代的な閉鎖的な企業体質、同調圧力こそが人間の精神を殺します。
特に奪われるのが、純粋に楽しむ子供の心です。会社に求められる姿勢は「違いを受け入れる」ことではなく、「違いは間違いだからしっかり正そう」という、独裁政治国家のような窮屈な強制です。
他人から浮いてはいけません。会議で変なこと言ってはいけません。変な提案をしてはいけません。変なこと質問してこないでください。自分たちと足並みを揃えてください。これは大企業ほど傾向が強いでしょう。
これでは、アウシュビッツ収容所と何にも変わりません。会社とは懲役40年の世界なんて表現を聞いたことありますが、会社=牢獄という解釈する人が生まれるのは無理はありません。
そこに自由はありません。自由がないこと最悪です。閉鎖的な企業体質は、多くの人の精神を殺してきました。
■組織に馴染む必要はない!
こういう頭のおかしい組織体質に馴染む必要はありません。むしろ、適度に距離を置いても構いません。
まずは飲み会を断ることから始めてください。意外と誰も何も言いません。特に二次会は断りましょう。特に会社の飲み会の二次会は百害あって一利ありません。
僕は会社の二次会に限って言えば、行くのは年に1回もありません。
プライベートでは一切の関わりを絶ちましょう。ゴルフやボウリングなどのイベントの誘いも断りましょう。誰も何も言ってきません。
そんなことしたら、自分が寂しくなるんじゃないか?と思うかもしれませんが、たぶんそんなことはありません。興味のない人と付き合っていても、寂しくなることはありません。むしろ解放感に満たされます。
その時間を他に使いましょう。会社以外の人と関わるようにしましょう。大事なのは組織ではありません。コミュニティです。ゆるい繋がりこそが人間を救います。
群れるのはお金と時間を無駄にし、ストレスだけを溜め込みます。こんな不幸なことはありません。拒絶することで、みんなと自然に距離をとることができます。そうやって、自分の純粋な心を取り戻していき、自立・独立を目指す姿勢が重要と思います。
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