会社員をやりながらフリーランスとして独立を目指している人では、本業の傍らで業務時間外で副業している人も多いと思います。また、転職してキャリアアップを図りたい人も多いでしょう。
こういう場合、悩むのが本業の仕事の意味づけです。独立後の自分の姿を想像すればするほど、会社での仕事に嫌気が差してしまう。
特に副業で自分本来の姿を出せていると感じているときは、会社勤めするのが嫌で嫌でたまらなくなります。こういうとき、組織って本当にウザいですよね。
そういうときに突き刺さる言葉が決まって「会社で成果を出してから辞めなさい」とか「会社の仕事で意味づけできるようになってから辞めなさい」というもの。
それができれば、割り切って辞めるまで会社員生活も楽しめるので、ダブルワークでも理想と現実のギャップに悩まずに済むでしょうが、それが難しい。というより、それができないこともあります。
■心が壊れる前に
いくら副業が順調で、副収入を順調に伸ばしていっても、会社での仕事が嫌であれば確実に心が壊れます。
だからこそ、仕事で意味づけができることが大事になってくるのですが、それができないこともあります。できないなら、そのまま退職の予定が長引けば心が壊れます。
なぜ仕事の意味づけができないか、もともと会社での仕事に適性がないからです。
僕も仕事の意味づけがなかなかできず、それどころかどんどん会社の仕事に意味が感じられなくなったのですが、自分は会社組織には向いていない人です。
それがわかっただけでも、会社勤めをした価値はあるのかもしれません。もう2度と企業に勤めないようにしようという反省を促せるので。
まあ、それはともかくとして、仕事での意味づけができるとは限らないのです。
なので、無理して会社勤めを続けるくらいなら、退職届なりバックれるなりして、早く会社を辞めて環境も付き合う人も何かもリセットしてしまったほうが良いでしょう。
⇒なかなかそれが難しいのですが、最終手段として、こういうのがあります。
■やりがいを感じない自分を責めない
こういうとき、仕事にやる気が出ない、やりがいを感じない自分を責めないことです。もともと好きでやっている仕事ではありません。
心の奥底では、「もう会社がどうなろうが知るか!!」「どうでもいいから、もう早く逃げ出してしまいたい」「残りの仕事なんか全部放棄したい」という気持ちではないでしょうか?
そんな自分を責めるのではなくて、受け入れてあげるようにできると良いですね。
実際に副業で成果を上げ続けているならなおさらです。自分の真価の発揮する場所は既に少しずつでもできていっているのです。
会社で真価を発揮できないだけであって、組織という檻の中から抜け出せば、自分の本領を発揮する場所があるのです。
それにチャレンジする方が幸せなのは言うまでもありません。もちろん副業でも収入が不十分で、貯金も不十分であれば、会社は辞められませんが。
■周囲は必ず叩く
長年会社勤めをしてきた人は、思い切って退職届を出すのは、とても勇気のいることでしょう。しかも、そういう場合、決まって周りはバッシングしてきます。両親や家族も反対したりもするでしょう。
まあ、でもそんなもんなんですよね。みんな。人を見下すの好きだし、評論家になりたがるし。肝心の、自分の幸せなんて考えていないと思います。
バッシングで心が壊れるか、このまま会社勤めして心が壊れるか、どっちがましでしょうか?たぶん、バッシングして心が壊れる方がましではないでしょうか。バッシングしてくる人とは縁を切れば良いだけなので。
そういえば、マドンナの言葉にこういうのあります。自分の好きな言葉の1つです。「私は芯が強くて野心的で、明確な目標を持っている。それを批判されるなら本望だわ」
明確な目標を持っていなければともかく、独立起業を目指している人は明確な目標を持っている人も多いので、この言葉は勇気が出てくるのではないでしょうか?