青森県内に引っ越してからも、自分の趣味で何回か車中泊をしたりしていたのですが、さすがに豪雪地帯なので、冬に車中泊するのは避けていました。
寒くてきついのもありますが、実際に死亡する危険を感じるからです。
しかし、昨日魔が差してしまい、好奇心が上回って豪雪地帯の冬の車中泊を決行してしまいました。(←バカ)
ちなみに、車中泊した場所は浅虫温泉の道の駅でしたが、写真を撮り忘れてしまったので、早朝行った極楽湯付近の情報を掲載します。
これだけでも、猛吹雪の日に車中泊したことが理解できると思います。
で、真冬の車中泊の感想ですが、やはり無計画にやるものではないな、と実感しました。なので、本記事に書いてあることは、絶対に真似をしないでください!
■凍死しそうになる
この日は猛吹雪で、国道の運転も怖くてノロノロ運転になってしまうほど。外気温は-4℃と表示されていました。(道の駅の掲示板で確認可)
やっとの思いで、宿泊場所の道の駅に到着します。
夏場は多くの車中泊している車があるのですが、この日は僕1人だけ。寂しさと怖さがこみ上げてきます。(なお、朝起きたら2台ほど車があったので、遅れてやってきた車があったようです)
車の運転中、エアコンを付けていて、だいぶ暖かくなったので、エアコンを消して大丈夫かなと思って、一度はエンジンを切ったのですが、
あっという間に氷点下の外気温が窓の隙間から入り込んできて、あっという間に寒くなってきます。これは耐えられない!それどころか凍死の危険を感じたので、エンジンを付けてしまいました……。
※絶対に真似しないでください。
■排ガス自殺しそうになる
で、豪雪地帯でエアコンをつけて何がまずいかというと、やはり一酸化炭素中毒の危険があるんですよね。
メカニズムとしては、マフラーが積雪で塞がれて、排ガスが逆流してしまうこと、積雪によって車の周囲の空気の流れが悪くなって、車の隙間から排ガスが入り込んでしまうことの2点があるみたいです。
一酸化炭素中毒は、あの楽に死ねることで有名な練炭自殺と同じ原理なので、寝てしまって気付かないまま死んでしまうなんてことがあるらしく、過去にスキー客が事故死するケースも多かったみたいです。
当日は、そこまで積雪は多くなかったので、大丈夫だろうと思っていましたが、起きたらかなり吹雪いてました……。油断禁物です。
雪が降っている日に車中泊するなら、厚めの布団を用意しておくことがマストでしょう。それでも足元は冷えてしまいますが。湯たんぽもあった方が良いかもしれませんね。
※繰り返しますが、絶対に真似しないでください。
■除雪車が怖い
凍死と一酸化炭素中毒死の危険は、「そんなの分かりきっているじゃん。自業自得じゃん」と思われた方もいるかもしれませんが、死の危険は、それだけではないのです。
早朝、除雪車がやってきて、起きたら車中泊している車(朝起きたら何台かあった)を避けるような形で除雪し始めたんです。
これが結構ギリギリを攻めているから、かなり怖かったです。それに、こんなところで車中泊していて邪魔なんだろうなあ、と思って、朝6時から極楽湯に入れるのもあり、「ごめんなさい」と言いながら早々と退散しました。
雪が降った日に車中泊しないぞ、と決めましたが、決め手となったのは除雪車を邪魔してしまったことです。さすがにこれは気まずかったです。
こういうこともあるので、雪が降っている日の車中泊は、なるべく止めた方がいいでしょう。というのが結論です。
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青森県内で車中泊する際に有益と思われるような情報を3つほど挙げてみました。
青森市や弘前市は、そもそもビジネスホテルも安かったりするのですが、車中泊には、ホテル宿泊にはない、独特のロマンを感じるので止められません。
良かったら併せてご覧ください。