セミナーや講演、イベントの告知だけでなく、飲み会や旅行など、かなり使い道が広いfacebookのイベント招待機能。何か主催して集客した経験のある人であれば、一度は使ったことのある人も多いと思います。
個人的にイベントを作っていて気になるのが、「プライバシー設定」というもの。これは公開範囲を定める機能なんですが、不特定多数の人も大歓迎のイベントもあれば、クローズドな関係だけに声かけたいイベントもあると思います。
また、タイムライン上に「〇〇さんは△△に参加予定です」とかいちいち表示されます。厄介なのは、参加者がこれを防ぐ機能がないことです。
自分は不特定多数大歓迎のつもりでプライバシー設定を「公開」にしても、結構タイムライン上に参加の旨が表示されることに抵抗ある参加者もいるので、つい気を使ってしまうこともあります。(そういう場合は、「参加ボタンを押さず、個別にメッセください」とする手もあります)
そこで主催者がコントロールするのが、このプライバシー設定なんですが、これが案外わかりづらいです。また、この記事を読んでいる人は、おそらくイベント招待されていない友達がタイムライン上で見れるか見れないかの違いを気にしていると思われるので、この観点で分けて、少しでもわかりやすく書きたいと思います。
この記事の内容
〇招待されていない友達もタイムラインで見れる設定
■公開
一番わかりやすい設定です。招待された人はもちろん、その友達にもタイムラインで表示されるし、全然関係ない人もイベントに気付けば中身を見ることができます。
招待者の共通の友人が誰もいない不特定の人でも飛び込み参加O.K.するには一番良い機能と思いますが、参加表明を他人に見られたくない参加者に一番気を使う設定でもあります。
■オープン招待
文字を見ただけでは少しわかりづらい。Facebookのヘルプ機能なんかでは、「主催者または招待された人が招待した人とその友達」と書かれていますが、公開範囲が主催者、招待された人、招待された人の友達ということです。文字通りかなりオープンな募集ですが、「公開」に比べて、不特定多数の人が見ることができない機能です。
見ず知らずの人が飛び込みで参加することはできませんが、招待された人の友達に参加の旨が知られることには変わりないです。「不特定多数の参加は認めないけど、招待者が友達を連れて参加するのはO.K.」というイベントであれば、この機能は有効です。
〇招待されていない友達がタイムラインで見れない設定
■招待された人と友達
「主催者または招待された人が招待した人」どういうことかというと、下の「招待のみ」の設定以外では、facebookイベントでは主催者だけではなく、招待された人も友達を招待することができます。
しかし、この「招待された人と友達」は招待されていない友達にはタイムラインには表示されず、見ることもできません。オープン招待に、招待されていない人がイベントの中身を見れなくしたものがこの設定です。
この設定であれば、参加者は、参加の旨を招待されていない人に見られることはないので、参加ボタンを押すことに抵抗はなくなるし、招待された友人を通じて、口コミでイベントを拡散させることもできますから、結構この設定にしている人を多く見かけます。
たしかに参加者のプライバシーに気を使うようなイベントであれば、便利な設定です。こじんまりとした飲み会を開くなら、これが一番良い設定だと思います。
■招待のみ
主催者以外は友達を招待することができない設定です。もちろん招待されていない友達にタイムラインで参加を知られることはありません。自分が知っている人だけに来て欲しい場合に使う、かなりクローズドな設定です。