自分は断固として家を買いたくないです。理由としては、別記事で「家を買う時の注意点」で述べたように、金銭的なリスクを考えてのことです。
ただ、それでも、金銭面でばっちり対策をしてからで良いから「家が欲しい(((o(*゚▽゚*)o)))」と考えている人にとっては、家を買いたくない人の心理を詳しく知りたい人も多いと思います。ということで、その辺について、自分の感覚をシェアしていきたいと思います。
〇住宅ローンは地縛霊だと思っている
金銭面で考えた場合、生涯を通じてかかるお金を考えて、持ち家か賃貸を議論するのは、実はそんなに意味がないと思っています。どっちが安くて、どっちが高いか、それは人それぞれ違ってくるでしょう。
持ち家か賃貸の違いは、先に借金してまで超高い買い物をしてしまうか、ずっとレンタル料を払い続けるかの違いです。
ただ、この違いが賃貸派にとっては物凄く大きい。「家を買う時の注意点」で述べたように、日本は一般的にリコースローンです。
経済苦等が原因で万が一、物件を売却したとしても、借金が残れば、その分を払い続けていかなくてはいけないわけです。
一方、賃貸であれば、その辺は融通が効きやすい。
万が一仕事を失ったり、収入の落ち込んだりした場合は、安い物件に引っ越すということができます。賃貸の方が柔軟な対応ができると思います。
住宅ローンはそういう意味では、返済が終わるまで永遠に付きまとう地縛霊のようなものです。
しかも、地縛霊なら除霊して去ってくれるかもしれませんが、住宅ローンは嫌なら自己破産するしかありません。個人的には、地縛霊より厄介だと思っています。
〇固定した住居を持ちたくない
家を買ってしまうと、基本的にずっと同じ場所に住むしかなくなります。世界中を駆け巡るまではいかなくとも、自分のように移動することが好きな人には苦痛な要素です。
できれば自分としては、環境に合わせて住む場所を自由に変えていきたい。
今の住みたい場所が、将来住みたい場所とは限らない。やはり、ここでもフレキシブルに対応していきたいです。引越しは引越しでお金がかかりますけどね(・・;)
持ち家を持ちつつ、海外や国内の別の地方でも住まいを確保する、こんなのは、見事に経済的自由を手に入れた後の話です。
住む場所を転々としながら収入を得ていくモデルを確立することが最優先事項なのです。
〇シンプルな生活を目指したい
持ち家派の人の多くは、「広々とした場所に気持ちよく住みたい」という考えの人が多い気がしますが、自分にはそんな考えはまったくないです。
住むのに不便しないスペースがあれば、それで良いし、スペースを必要とするほど、住居を物で占めたくないという考えがあります。
本当に必要なものだけで囲まれていればそれでいい。個人的には、大物芸能人や実業家が住んでいそうな超豪邸より、シェアハウスに住んで、必要な物はせいぜい大きめの旅行かばん1個分という生き方に憧れを覚えます。
面積が多かったり派手な物で埋め尽くされていれば、それだけ掃除が面倒なだけです。
〇早期退職(ハッピーリタイア)の道を奪われたくない
金銭的な話をすると、やはりこういうことになります。家を買いたくない人の心理としては、非常に大きなウエイトを占めると思います。何度も言うように、住宅の購入は大きな負債を抱えます。住宅ローンを抱えた状態では、もちろん会社は辞めづらくなります。
つまり、自分の進むべき道に進めない、自由が得られない、組織に属していかなければならない、会社の奴隷になってしまう、そんな状態を作り出してしまうようなことを、なぜわざわざやらなければならないのか?ということです。
自分は、近い将来執筆業だけで食べていくモデルを築くつもりですが、達成する過程で家を買うことは自殺行為だと思っています。
以上、4点家を買いたくない人の心理を書いてきましたが、ここまで賃貸派の自分ですが、もしかしたら将来考えが変わって、家を買うかもしれません。でも、その時はおそらくローンを組まずにキャッシュで買うと思います。
つまり、経済的自由を達成し、資産が充分あることを確認したうえで、ようやく家を買うという選択肢が見えてくるのだと思います。
今後も、いろんな切り口で住宅購入の巨大なリスクについては書いていくと思います。いま、「自分も家は欲しくないけど、嫁が買いたいらしい」と悩んでいる人は、ぜひ自分のブログを見せてください(^^)もしかしたら、考えが変わるかもしれません。
■家が欲しい人の心理は?
【関連記事】家が欲しい人の4つの心理|買うか買わないか揉めているご家族へ
逆に、家が欲しい人の心理について書いてみました。
タイトルのとおり、家を買おうか、買わないか揉めている方、迷っている方は参考になるかもしれません^^