面白かった90年代のドラマを8つシェア|今でもたまに見たくなる

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年齢がバレそうですが、自分が最もテレビドラマを見たのは、主に中学~高校時代を過ごした1990年代です。

なんか、この時期に見たテレビドラマとか、マンガとか、映画とか、アニメとか、印象に残って消えないんですよね。

一方で、大学時代や社会人になってから見た2000年代、2010年代のドラマなんかは、あまり印象に残っていない。決して面白いドラマが全然なかったということはなかったのですが。

どの年代でも、中学高校時代に見たものは印象に残りやすいのかもしれません。現にたまにその時代に触れたテレビドラマとかマンガとか読みたくなることがあります。

ということで、今回は心に残る、もう1度見たい90年代のドラマについて、シェアしていきたいと思います。

■野島伸司脚本作品

1990年代のドラマで印象深いところといえば、多くの人は野島伸司ドラマを思い浮かべるかもしれませんが、自分もそうです。

賛否ある作品が多かったですが、暴力、いじめ、障害者、自殺などの問題を包み隠すことなく、心をえぐるほど、現代社会の実態を鋭く描写する世界観は、個人的に大きな影響を受けました。

これまで応募した小説の新人賞やシナリオコンクールの、自分が書いた作品は、かなり野島ドラマの影響が強いです。

ここ1年、いろんな人との出会いがあったり、小説の技巧を学んだりしていくうちに、書きたいテーマも少しずつ変わってはきてますが、基本的には野島ドラマの影響は受け続けるのではないかと思います。

〇ひとつ屋根の下(1993年)

ホームドラマは個人的に好きなジャンルではなく、あまり関心を示してないのですが、おそらく、今までの人生を通しても、全部逃さず見たホームドラマは「ひとつ屋根の下」だけではないかと思います。

様々な困難や葛藤が毎回出てきて、徐々に兄弟の絆が深まっていくのですが、まあ毎回感動させられました。ここまで人の心を引きつけて共感させるドラマは、今のところ、まだ出ていないのではないかと思います。

なお、1997年に続編のpart2が放送されていますが、まだ見ていない方は1993年版の方をおすすめします。

〇この世の果て(1994年)

DVDもブルーレイも出ていないし、現状YouTubeでも見れないので、おそらく見る機会はほとんど失われてしまっていると思うのですが、隠れた名作だと思うのがこの世の果て。

放送局はフジテレビですが、「ひとつ屋根の下」や「愛という名のもとに」よりは、「高校教師」や「人間・失格」のような本格的な社会派ドラマにカテゴライズされる。

DVD化を希望します。→ノベライズの書評はこちら

〇高校教師(1993年)

おすすめは上戸彩が出ていた2003年版ではなく、桜井幸子が出ていた1993年版です。

四半世紀近く前の作品なので時代は感じますが、今見ても作品のクオリティが非常に高いのを感じます。

詳細な感想はこちら

〇人間・失格(1994年)

前半はいじめ、中盤にいじめられた生徒が自殺し、後半は父親の復讐。社会派ドラマの巨匠の作品の中でも特に衝撃的なシーンが多く、そして救いようのないストーリー展開は当時、賛否両論沸き起こりました。

単にいじめの問題を描写しただけではなく、野島作品らしく、歪んだ形も含めて、いろいろな愛も描かれており、かなり考えさせられる。衝撃的なドラマでしたが、観た後は自己概念を下げることなく、強烈な余韻を残します。

〇聖者の行進(1998年)

障害者施設に対する暴力・虐待問題を描いたドラマ。実在する事件がモデルとなったらしいですが、暴力シーンは他の野島ドラマ以上に凄惨。スポンサーが降りるほど賛否両論が沸き起こりました。

目をそらしたくなりようなシーンの数々ですが、決してそらすことなく見ることをおすすめします。

詳細な感想はこちら

■その他のドラマ

〇愛していると言ってくれ(1995年)

同じく1990年代、ヒット作を書き続けていた脚本家が北川悦吏子氏。その中でも一番好きな作品が「愛していると言ってくれ」です。非常に丁寧に作られた恋愛ドラマ。

この時代、丁寧に制作された純愛ドラマって本当に多かった気がしますが、その中でも最もクオリティが高いのではないかと思います。

時代劇のような勧善懲悪型で一話完結型のドラマが好まれる今の時代では、決して好かれないジャンルかもしれませんが、このドラマを見ると、恋愛ドラマに対する印象が変わるかもしれません。

〇白線流し(1996年)

正直、特に面白いと思わなかったんですが、なぜか忘れられない。ノスタルジックな描写の強く、風景を見ているだけで泣きたくなるドラマでした。

その後何回かスペシャルドラマ化されましたが、かなり異色のドラマだったような。見たあと、かなり暖かい気持ちになれます。

〇イグアナの娘(1996年)

記事を書きながら、妙に思い出したのがこのドラマ。実は最終回しか見ていないのですが、なぜかもう1度見たくなりました。

最終回しか見ていないから、ストーリーもいまいち理解していないのですが、どういうわけか忘れられないと感じたドラマです。暇を見つけて見てみようかな。それか、原作を見てみるか。

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