茶托がある場合のお茶の出し方の作法|このマナーだけは守りたい

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あまりビジネスマナーとか関心がないんです。「なんのために、こんなマナー存在するの?」「こんなこと気にする人なんて、よほど偏屈な人だろう」みたいなのが多いから、むしろ大嫌いでした。

「人に迷惑かけなければ良いじゃん!!」単純にそう思うようなルール、結構ありますよね。

お茶の出し方とか入れ方でも、いろんな作法がありますが、結構どうでも良いこともあると思います。

ただ、唯一守りたいと思ったことがあります。茶托の上に茶碗を乗せるような場合です。コーヒーであれば受け皿です。

普段マナーに関する記事なんか書かない自分ですが、実は今日、案外守った方が良いこともあるんだなと思うことがありました。

■茶托が濡れて茶碗とくっついている!!

今日朝方、とある交流会に参加して朝食をみんなで食べたんです。その時にお茶を出してもらったのですが、茶碗を手に取った瞬間、茶托が一緒に持ち上がったのです。

原因は茶碗の中のお茶がこぼれて、茶托が濡れてしまい、その吸引力で茶碗とくっついてしまったこと。

この吸引力が重力を下回った瞬間、茶托が落ちて、大きな音を立ててしまう。そして、慌ててしまった自分は、思わず茶碗に並々と注がれたお茶を若干こぼして、手にかけてしまいました。

これ、皆さん経験ないですか?冒頭で話したように、マナーにはそんなにうるさくない、むしろマナーうんぬん言われることがあまり好きでない自分でも、さすがにこれは……と思いました。

■罪悪感が出てきて自分が謝ることに

茶托が落ちて大きな音を立てたことと、自分がお茶を手に引っ掛けてしまったことで、周りの視線は当然自分にいきます。このとき、「あ、すいません」と自分が謝ってしまうんですよね。

「あちゃー、お皿(茶托)が濡れていますね。これ、出し方があまり良くないなあ」と皆さんフォローしてくれました。

なので、そんなにイライラすることもなかったんですが、自分も人にお茶やコーヒーを出す機会があるかもしれないので、今後気を付けようと思いました。

■茶碗と茶托は別々に用意する

茶托が濡れないようにするには、どうしたらいいかというと、お茶を入れて席まで持っていく際、茶托と茶碗を別々に持っていけば良いんですよね。

そうすれば、揺れてお茶が多少こぼれても、茶托が濡れる確率はぐんと低くなります。せいぜい、茶碗を茶托の上に乗せる際に気を付ければ良いだけです。

気を付けるのは、たったこれだけなんですよね。自分がやられたことは、他人にもしないようにしないといけない。

ということで、自分も今後は必ず茶碗と茶托は別々に乗せようと思いました。たったこれだけなんですが、意識しないと、つい茶碗を茶托の上に乗せて持っていってしまいそうです。

■メリットのあるマナーは守りたい

この件で思ったことは、ビジネスマナーにも、理不尽なことばかりではないと思いました。

人に不快な思いをさせないことは、最低限身に付けた方が良いですね。

これまで、ビジネスマナーについては、少しこっちが偏見かと思うほど毛嫌いしていたんですが、こういう経験を踏まえて、ビジネスマナーを覚えることも無駄ではないと思いました。

あくまで人を不快にさせない、もしくは快適空間を作るために必要なことだけです。

例えば日本酒を注ぐ際は、注ぎ口から90度傾けて注ぐ(縁の切れ目と言われないように)とか、そういうのはどうでも良いと思うんです。

ただ、今回のように、ちょっとしたトラブルを防ぐために必要なことは、意識していこうと思いました。

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