「真面目で頑固で融通がきかない」なんて言うと、我が強いとか、話しかけづらいとか、怖そうとか、柔軟な思考ができないとか、意見を認めないとか、社会的に敬遠されがちとか、マイナスイメージが強かったりします。
しかし、頑固で融通がきかないということは、とても魅力的なところもあります。今回はその辺について思うところを書いていきたいと思います。
■ブレない
まず、頑固で融通がきかないを言い換えると、どんな言葉が思い浮かぶでしょうか?
「ブレない」とか「まっすぐ」という言葉が思い浮かばないでしょうか。実際に頑固な人って、自分軸をしっかり持っている人が多いんですよね。
10000人が反対しようが、何を言われようが、自分の思う道に突き進むひたむきさ。これはとても魅力的なことではないでしょうか。
YESとNOをはっきりと把握し、YESと思うところだけ進んでいく。そんな納得した生き方をしたいところです。
■純粋
もう1つ、頑固で融通がきかない人は、どこか純粋な一面を持っていたりします。ブレないところがあるのだから、そのように見えるのは当然かもしれません。
自分が大事にしているのが、この子供のような純粋さです。純粋に何かに取り組んでいる人って、やはり頑固な人多いです。職人さんが頑固なイメージするのは、そういうところから来ているのかもしれませんね。
でも、純度を保つことはとても幸せなことです。環境や他人に汚されることなく、自分の思うことだけにフォーカスする。純度の高い人でないと幸せになるのは無理かもしれません、
■素直
素直と頑固は、どこか相反するところがあるようで、実は密接に繋がっています。
というのも、頑固な人は「これだ!」と思うことは周りがびっくりするくらい素直に受け止め、しかも実行します。しかも、純粋なのでとてもひたむきです。
実は頑固な人って、素直なんです。自分を隠したりせず、あまり本音と建前を使い分けないのも、こういう素直さから来ているのかもしれません。
■好き嫌いが激しい
一見するとマイナスイメージに思える好き嫌いの激しさ。しかし、これはとんでもなく魅力的だったりします。
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好き嫌いが激しい人って、どこか自由奔放だし、自分の感情に敏感なので、心の純度を保つことができます。
喜怒哀楽に敏感ということは、思考と行動に変化を促しやすいということです。嫌な気分をそのままにして心が壊れてしまうようなことは決してない。それはとても大事なことだと思います。
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頑固な人は柔軟な思考ができないなんてことをよく聞きます。とっさの反応ができないと言う特徴もあったりします。
その場合、そもそもこの仕事、自分は向いているのか、ということを考える必要がありそうです。嫌いなことをしていては、本来は中国雑技団並みの柔らかさでも頭が硬くなります。