本人は辛いんでしょうけど、正直うざいと感じてしまうかまってちゃん。
自分なんかも、ついかまってちゃんが近付いてきても、あまり相手にしなかったりするんですが、
かまってちゃんは、常にかまって欲しいというわけではなく、かなりメンタルが弱っているとき、つまり何か辛い、嫌な状況にある時にそういう行動に出たりするので、結構他人事でなかったりします。
何を隠そう、自分もかなりメンタルが弱まっている時に、かまってちゃんになりかけたりすることもあります。なので、結構怒れなくなります。
今回は、案外誰にでも起こりそうなかまってちゃんの心理と行動について、思うところを書いていきたいと思います。
■かまってちゃんの主な行動
〇SNSでマイナス発言
かまってちゃんの大きな特徴とよく言われるのが、SNSでのマイナス発言。
「疲れた……」「もういやだ……」「だるい……」「消えちゃおうかな……」
タイムラインでこのような投稿を見てびっくりする人も多いと思います。
どうしてかまってちゃんがこのような投稿をするかと言えば、先に書いたように、心理的にかなり辛い状況にあるから。
このようなマイナス感情は内面に留めておきたいのに、それが抑えきれなくなってしまう感じ。
「どうして誰も自分のことをわかってくれないのか?」
「もっとみんな自分の気持ち考えてよ!」
みたいな心理状況が勝手に働いてしまう気がします。精神的にしんどい時、誰かに八つ当たりしたくなるようなことないでしょうか?
やってはいけないと思いつつ、こういうマイナス発言をしてしまうのは、どこか他責の念が働いているような気がします。
〇SNSで偽ポジティブ発言
本当は精神的にしんどいのに、あたかも充実して楽しそうであるかのようにSNSに投稿する。
これもある意味、注目してほしいという意味でかまってちゃんなのかなと思います。
投稿を見る人は不快感情にならないと思うので、いいねしたりコメント出してくると思うのですが、これ、投稿している本人は逆に相当切なくなると思います。
本当はしんどい状況なのに、「元気そうだね」「楽しそうだね」「それ、美味しそうだね」なんて言われたら、どんな気分でしょうか。
自分だったら張り倒したくなると思います。ネガティブよりポジティブなほうが良いとは思いますが、自分に嘘を付いたポジティブは、結果的にネガティブなマインドを作り出してしまうような気がします。
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〇人にわかるようにため息
これはちょっと感じ悪いですね。ため息が止まらない状況ということは、不安とか憂鬱感が相当強い時なんですが、
これを人にわかるようにすると、周りの人はやはり不快な気持ちになります。挨拶されても無視するくらいの不快感情を与えるかもしれません。
これもSNSのネガティブ発言同様、マイナス感情を内面で抑えきれなくなっているんですよね。
人の見えるところで元気なさそうにうつむいて歩いたり(本人はうつむいていることに気付いている)、露骨に元気なさそうに見せてしまうのも、同じ理由ではないかと思います。
■対処方法
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かまってちゃんのような心理になるのは、やはり自己肯定感が低いときで、マイナスの思いを抱え込んで、1人で苦しんでいるような状況であることが多いです。
だからといって「みんな、こんなにしんどい自分を見て」と言っても、誰も振り向くものでもないと思います。そして、何といっても自分は心が軽くならないでしょう。
マイナスの思い込みを捨てて、心を軽くするにはどうすればいいか、関連記事で思うところを書いてみました。