選択理論心理学の話題や自己啓発、人間関係に関する話題をこのブログに書くとき、おそらく自分は「上質世界」という言葉をよく使うと思います。
この言葉については、また後で詳しく思うところを述べるようにしますが、簡単に言うと脳内にある、自分にとって気分が良いものや自分の願望のイメージ写真です。
例えばたこ焼きが好きな人であれば「たこ焼き」が上質世界の中にいますし、彼女とラブラブであれば彼女のイメージ写真が、ヨーロッパに海外旅行に行きたいのであれば、パリの外観がイメージ写真になっています。
また、将来大豪邸を建てたいのであれば、まだ手に入らない大豪邸が、フェラーリが欲しければフェラーリが、直木賞を取りたいのであれば、その授賞式といったように、自分の夢や目標も上質世界のイメージ写真といって良いと思います。
選択理論心理学的に言えば、これから話す5つの基本的欲求を満たすのが上質世界ということになります。
5つの基本的欲求とは、自分達の行動を駆り立てる、生まれながらにして持っている欲求のことです。欲求を満たせば気分が良いし、満たせなければイライラしたり落ち込んだりします゚(゚´Д`゚)゚
〇生存、愛・所属、力、自由、楽しみ
(1)生存の欲求
飲食、睡眠、生殖といった、身体的な欲求です。簡単に言うと生きたい、死にたくないということです←簡略化しすぎwww
ちゃんと食べて寝て健康でいたい、体に無理したくない、長生きしたい、性的欲求を満たす、子供が欲しい、安全場所にいたい、危険を冒したくない。人間にとって必須の欲求みたいですね。ていうか、なければ死んでしまうwww
(2)愛・所属の欲求
愛し愛されたい、人が好き、集団に属していたい、誰かと一緒にいたいという欲求です。唯一1人では満たせない欲求とされています。人間関係の親密度を重視する感じでしょうか。これが満たされないと、人は孤独を感じたり寂しくなったりするようです。
(3)力の欲求
仕事で成果を出したい、結果を出したい、認められたい、名誉が欲しい、貢献したい、勝ちたいという欲求。主にビジネスの場で発揮できそうな欲求ですね^^
グラッサー博士は「外的コントロールは、力の落とし子」と注意すべき欲求と言っています。これが自分本位に強すぎると、相手のことを考えずに「絶対勝つぞ!!」「ちゃんとやれよ!!」「だからお前はだめなんだ!!」と致命的な7つの習慣を使ってしまうことになります。
力の欲求が強いことは悪いことではなく、win-winという言葉で表現されるように、いかに相手と一緒に満たしていくかが大事ということなんでしょうね。
(4)自由の欲求
自分で決めたい、束縛されたくない、人にあれこれ言われたくない、自分で決めたい、移動したい、変化が欲しいという欲求です。
ロバートキヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」が出版されて以降、経済的自由という言葉が浸透しましたが、これはお金に束縛されたくない、お金の問題で行動を制約されたくない、お金のためだけに働きたくないという欲求と解釈しています(^^)
お金持ちとは、またちょっと違いますよね。「どうだ、俺フェラーリ乗ってるぞ、金持ちだろ」「この仕事で月収う100万超えたぞ」という達成感は力の欲求だと思います。
(5)楽しみの欲求
ユーモアが好き、好奇心が強い、遊びたい、学びたい、何かアイディアを出すのが好きという欲求です。趣味が多い人や、興味が映りやすい人も、この欲求が強いのだと思います。
〇自分は自由の欲求がずば抜けて強かった
この欲求は強ければ良いとか、弱ければ反省して向上するべきとか、そういうことではなく、ただ人それぞれ欲求のバランスがあるということです。
人の行動を駆り立てる基本的なことですから、人との違いはここから生まれてくるのだと思います。みんながみんな愛・所属の欲求が強いわけではなく、生存の欲求が強い人、自由の欲求が強い人それぞれいて、その違いを認識するのが大事だということだと思います。
自分の欲求の強弱については上の説明でだいたい想像できるところかもしれませんが、前回紹介した「人間関係をしなやかにするたったひとつのルール」に欲求のチェックリストがありますから、興味のある人はぜひやってみると良いと思います。
ここで言う欲求の強さとは欲求を満たすのに必要な量ということで、よくグラスとかおチョコとか入れ物で例えられます。
自分の場合は愛・所属の欲求が弱く、自由の欲求が非常に高く、他は平均的という結果が得られましたが、愛・所属の欲求がおチョコぐらいの大きさだとしても、自由の欲求は石油の貯蔵タンクぐらいの大きさだと思っています( ̄▽ ̄)
このライフブログを立ち上げる際、タイトルについていろいろ考えましたが、自由の欲求が高い人が反応しそうな言葉ばかりが思いつきました( ̄∀ ̄)
前に手相占いしてもらった時にも言われたのですが、この結果から考えても自分は組織の中にいるのがあまり向いていないみたいですね(´ε`;)組織にいるにしても、スペシャリストを目指す方が良さそうです。自分の専門領域を持てば、その範囲で自由に動き回れるので。
なので、比較的時間の融通が利きやすく、孤独だけどコツコツ頑張ることができる作家やアフィリエイターは、自分に向いているんだろうなあ。
後で話す上質世界もそうですが、この基本的欲求は、自分の夢とかビジョンを大きく左右する要素なので、目標設定する際はこの欲求に分解して考えると良さそうです(*^^)v