定年まで会社にいたくない。地道に資産形成して40代か50代で早期退職したいと考えている人は結構多いと思います。
なかには、自分のように、「いやいや、そんな待つことはできない!!もっと早く辞めたい。てか、今すぐ会社辞めたい!!タイミング見計らって消えたい!!」と思っている人も多いでしょう。
そういう人でも、よほどお金に余裕がない場合を除き、投資はした方が良いでしょう。特に収入源を確保したうえで会社を辞めるのであればなおさらです。
しかし、どういう資産を持つかは、ちょっと考えた方が良いかもしれません。
この記事の内容
■会社を辞めたら収入は減る
できれば、会社を辞めるのは、2000~3000万円程度の資産があるにしても、せめて副収入が支出を超えたあたりで辞めるのが望ましいでしょう。
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たとえそうであっても、会社の安定した給料(そしてボーナスも)を手放すわけですから、退職直後は収入は激減します。
自分も退職後、これに凹むこともあると思います。もしかしたら、その少ない収入も減って、月々の支出を下回ることになるかもしれません。
そうなれば、これまでの資産を切り崩すことになります。どんなに倹約生活をしても限界があります。このようなパターンに陥ることも覚悟しなければいけません。
そうなると、今すぐ会社を辞めたい人の資産運用の計画は自ずと決まってきます。
■流動資産を多く持つ
現金、外貨、証券など、比較的流動性のある資産を多く持つことが必要になってきます。いざとなれば売り払えるものを多く持つのです。
お金に余裕があって、インカムゲインをもとにリタイアするのであれば別ですが、不動産のような、すぐに売却できない固定資産は、やはり今すぐにでも会社を辞めたい人にはあまり向かないでしょう。
自分は現在積立投資していますが、退職の時期が見えてきた今年に入ってからは、ほとんど新しい投資案件には手を出していません。これは退職に備えて多めに現金を持ちたいからです。すぐに償還できる資産を持っても良いんですけどね。
不動産投資するなら、長期的視点が必要なので、やはり計画的に早期退職を目指す人向きでしょう。不動産投資も魅力ですから、今後本格的に着手していきたいところですけどね。
会社を辞めるなら投資はするな!!とは言いませんが、投資はするなら、いざというときに困らない方法を選んだほうが良いと思います。
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基本的には上の記事のように財産三分法で考えるのが良いでしょうが、退職前であれば、不動産の割合は少ないほうが良いでしょう。