積立の投資信託の乗り換えの考え方|そのポートフォリオ大丈夫?

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長期的な視点で将来必要となる資産を形成するために、投資信託とかコツコツとできる積立投資(どんな案件かはともかく)をしている人も多いと思います。

積立投資が、いかに長期投資に向いているかとか、ドルコスト平均法なんかについては別記事で書いていますが、ではこの積立投資をいつまでやっていくのか、ずっと同じポートフォリオにしていくのか、迷う時期が出てくると思います。つまり乗り換えのタイミングです。

今回は、その点について、思うところを書いていこうと思います。

■一部売却や乗り換えを検討するタイミング

積立投資は、10年とか20年とか長期で実施する投資ですから、その間、に以下のようなことが起きることも考えられます。

(1)大きなお金が必要となり、投資資金を取り崩す必要が出てきた

 

(2)パフォーマンスがいまいちで、しかももっと良い(と思われる)投資先が見つかった

 

(3)パフォーマンスを上げるか、逆にリスクを回避する必要が出てきた

できれば、(1)のケースは避けたいところです。特に本来であれば、もっと長く寝かせた方が有利なのに、目先のお金が足りないばかりに一部売却することになるのは、かなりもったいない。

でも、子供の養育費や持ち家の購入時期、早期退職時期なんかを明確にして、この期間は一部売却すると決めているのであれば構わないと思いますが。(実際にそういう戦略もありかと思います)

ただ、無理な投資をして、結局一部売却する羽目になるよりかは、身の丈に合うような範囲で少しずつ投資していくのが良いでしょうね。できれば、ずっと一定額を積み立てていくのが良いと思います。

(2)に関しては手数料なんかの問題も絡んでいくでしょう。

■最初はリスクを取り、徐々に保守的な運用に

上記の(1)(2)のようなことがなくとも、(3)のようなことは、積立投資をしている人の多くは必要性が出てくると思います。

やはり年齢を重ねたり、積立総額が増えていくと、段々リスクを取りづらくなってしまいます。

もし、満期間近とかでリーマンショックのような、〇〇ショックが起きて、比較的ハイリスクなポートフォリオを組んでいれば、大打撃を受けるでしょう。

しかし、資産が増えていくにつれて、保守的な運用に切り替えていくことで当然ショックを緩和することができます。

また、積立投資開始時期は、まだ投資しているお金も少ないので、ハイリスクな運用に挑戦することもできます。

つまり、最初のお金の少ない時期でリスクを取るようにして、段々保守的な運用に切り替えていくようにすることが必要かと思います。

長期的に投資していても、基本的には寝かせるだけなので、段々管理もしなくなってしまいがちですが、最初にハイリスクなプランを組んでいた人なんかは、数年後にローリスクなプランに切り替えることを念頭に置くことになります。

■関連記事

【関連記事】お金がないと投資できないの嘘|20代、低収入でもコツコツ投資する方法

【関連記事】【グラフで解説】ドルコスト平均法の平均取得単価の計算

積立投資とはなんだろう、ということについては上の2記事が該当すると思います。

積立投資であれば、若いうちから着手することもできるし、一括投資と違って時間分散できるのが魅力ですよね。

良かったら併せてご覧ください。

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