この記事を書いている最中、僕はファスティング中です。2週間のフル断食をやっています。準備期間、回復期間を含めると1ヶ月くらいの長いプログラムですが、これによって順調に体重を減らせています。
さて、このファスティングのトレーナーさんから、1冊の本を頂きました。「できる男は超少食-空腹こそ活力の源!」(船瀬俊介著、主婦の友社)
少食とは言っても、この本で推奨しているのは三食を少しずつではなくて、一日一食やファスティングプログラムを取り入れること。
成功者や著名人でも一日一食のような超少食生活を実践している人も多いですが、このような生活を長く実践していると、体の健康やダイエットはもちろん、さらにメンタルも強くなり、頭が冴えて仕事も効率的になるとのことです。
今回、「できる男は超少食」で印象の残った箇所をいくつかシェアしていきたいと思います。あまり体の健康に関心がない人も、一日一食をやってみようと思えるようなことを主にシェアしていこうと思います。
この記事の内容
■執筆活動がはかどる
著者が超少食生活を実践して得た効果に、強い関心を持ちました。著者は一日一食を徹底することで、ふだんは1日で400字詰め原稿用紙50枚をノルマにしているところ、80枚書けるようになり、さらに2ヶ月後には96.6枚書けるようになったといいます。
僕もブログだけではなくて作家活動を本格的に開始したいと思っていたところなので、思わず「素晴らしい」と思ってしまいました。
体は痩せていくのに、脳は冴え渡り、執筆が進むんです。食べないと頭が回らないかと思いきや、逆のようです。
実際に僕もファスティングプログラムを取り入れている期間、ブログの更新頻度は落ちませんでした。むしろ、少し上がったような気がします。
■三食消化はマラソンと同じ
著者は朝3時に起床し、番茶と梅干しだけで机に向かって原稿を書き始めるそうですが、ぶっ通しで6時間執筆しても体が疲れないそうです。著者がようやくご飯を食べるのは夕方です。にも関わらず、頭は逆に冴えているのだそう。
毎日三食きちんと食べてしまうと、その消化吸収エネルギーはフルマラソンを走った時に相当するそう。僕はフルマラソンをやったことはないですが、その疲労感は想像できますから、ゾッとします。
それだけのエネルギーが取られるのだから、三食しっかり食べて頭が冴えるどころか、逆に頭に栄養分が届かなくなって、頭が回らなくなってしまうでしょう。
なお、別のページで、「一日三食のうち二食は自分のため、一食は医者のため」というドイツのことわざが紹介されています。
医療業界も金儲けしないといけませんから、人間を一日三食しっかり食べさせようとするのは、わざと病気にするための陰謀とまで著書では言い切っています。
この記述の真偽はともかくとして、少なくとも、何も一日三食にこだわる必要性は、まったくないような気はします。食べたくなければ食べなければいいんでしょうね。
■超少食でショートスリーパーに進化!
一日一食は疲れにくい体になるのですが、さらに効率の良い睡眠も取れるようになり、短時間睡眠も実現できるようです。
僕は以前からショートスリーパーに憧れていました。単純に1日に出来ることが増えますからね。3時間寝る時間を削減できれば、ブログ2記事相当、読書なら小説1冊、ビジネス書なら2冊相当でしょう。
しかし、これは僕も最近実感しつつあります。冒頭で書いたとおり、僕はいまフル断食中ですが、睡眠時間が減っています。
だいたい7時間くらい寝るところ、5時間くらいで目が覚めるようになった気がします。しかも寝足りないという感じがしません。
逆に断食することで倦怠感が襲うことがありますが、これは好転反応です。→好転反応についてはこちら
■一日一食で年間72万円貯金
一日三食で、一食500円かけていたとすると、一日一食にすることで一日1000円節約、年間36万円相当、夫婦で実践すれば年間72万円も貯金できることになります。
もちろん健康になりますから病気にならないから医療費がかからない(短期入院では意外と自己負担安いですが)、さらに一日一食にするだけで、他の健康食品やジムに通うお金も必要もなくなる。健康への自己投資費用を抑えることもできます。
体重が維持できるので、洋服代もかかりません。つまり、思わぬ出費を抑えることができるのです。これについては、僕も何だか感じることがあり、忘れかけていましたが、以前に記事に書いていました。
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食べる量や回数が減れば、食費が節約できるのは当然のことです。過食はお金も貯まらないし、何も良いことがない。そうすれば、少食生活のモチベーションも上がるかもしれません。
■時間の余裕も生まれる
食事回数が減るということは、食事にかける時間が減るということで、一日一食では、一日三食の1/3になります。自炊する人は、結構大きいかもしれません。そして、僕のように自炊が面倒な人は、一日一回程度なら自炊しようかな、と思えるかもしれません。
さらにショートスリーパーになるのですから、時間のゆとりを増やすことができます。
頭が冴えて、感性が磨かれて、使える時間も増えれば、それだけ仕事の効率が上がるのは言うまでもありません。
■うつ病も治る!
断食とうつの関係も、多くの人が指摘することなのか、これもよく聞きます。僕も断食していて感じるのは、少なくとも、心の中がシンプルになるような気はします。
科学的なメカニズムでいうと、断食によりホルモン分泌に変化が起き、アドレナリン、ドーパミンの存在が確認でき、あの幸せホルモンで知られるセロトニンが増加するようです。
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