「本を読もう」と思っても、活字が苦手で本を読むのがだるいと感じる人もいます。本を買ってみたまでは良いが、なかなか集中できずに投げ出してしまう人も多いでしょう。
また、本を読みたいけれども読む時間がないという人もいるでしょう。その場合におすすめできる方法がオーディオブックを聴くことです。
FeBeは最大のオーディオブック配信サービスで、自己啓発書だけではなく、小説、語学などオールジャンルを扱っています。
2016年8月現在12,000冊の本がオーディオ化されており、既に自分が読んだ本もオーディオ化されていました。
今回、このFeBeのメリット、デメリットについて思うところを書きたいと思います。
この記事の内容
■メリット
〇読むことが苦手な人へ
何といってもオーディオブックのメリットは、活字が苦手な人でも聴くことはできるという人がいるということ。
自分の時間を確保して、本を読むのが苦手な人は結構います。自分もそんなに本を読むのが得意ではなく、寝る前に本を読もうとすると、何ページも進まないうちに寝落ちします。(なので最近は朝読書してます)
でも、聴くことは得意という人がいます。そういう人にとってオーディオブックはありがたい存在です。FeBeは数多くのベストセラーを扱っているので、通勤時間中とか、音楽を聴く代わりに本を聴くということができます。
〇ながら作業で本を読む
本を読むのは好きだけど、なかなか読む時間を確保できない人にも有効です。
家事をしながら、掃除をしながら、走りながら、運動しながら……。何かしながら本を読むなら、オーディオブックしか方法はありません。
しかし、何かしながら本の内容が頭に入る人向きで、人によって向き不向きが出てくるような気はします。
〇小説はまるでラジオドラマ
FeBeは著名な声優さんを起用したりしています。小説なんかは豪華声優陣を何人も起用しています。
しかもBGMや効果音も付いているので、もはやラジオドラマです。クオリティは非常に高い。
もちろんドラマ化や映画化のように内容が省略されていたりすることがないので、本の内容そのままでドラマが楽しめる感じです。
【関連記事】FeBeで「君の膵臓を食べたい」のオーディオブックを聴いてみた
〇速度が1~4倍まで設定可
テレビ番組を録画して倍速で見る人も多いと思いますが、FeBeでも速度設定が可能です。1~4倍速まで可能です。
後述するように、オーディオブックは再生時間が長いというデメリットがあるので、時間があまりない人は倍速で聴くと良いと思います。
なお、自分は最近「君の膵臓をたべたい」を聴いてみましたが、1.5倍速くらいがちょうど良い感じでした。
〇語学も勉強できる
語学は読み書きだけではなく、話して聴く能力も磨いていかないといけません。なのでオーディオブックは語学の勉強に向いています。
耳で読む本?「オーディオブック」詳しくはこちら!
■デメリット
〇車の中で聴くのは向いていない
スマホアプリでダウンロードして、車の中で聴くのは向いていないと感じました。スマホ機種によるかもしれませんが、スマホでは声が小さいです。
なので、走りながら、通勤しながらイヤホンで聴くのが適していると感じます。
〇書籍より高め、しかも古本なし
書籍より若干高めです。しかもオーディオブックには古本という概念がありません。
なのであまりオーディオブックに頼りすぎると出費が多くなる可能性があります。こういう場合は月額980円のプレミアム会員になることを勧めます。会員というだけで月1冊ダウンロードできます。
月1冊以上はオーディオブックという人は会員になった方が良いでしょう。
〇再生時間が長い
オーディオブック全般に言えることですが、再生時間が長いです。全然目で読むほうが長いです。
例えば最近聴いた「君の膵臓をたべたい」なんかは、1倍速で9時間5分です。活字に抵抗がなければ2~3時間で読める小説です。
なので、活字を読むことに抵抗のない人には逆に向いていないかもしれません。
以上、FeBeのメリット、デメリットについて書きました。個人的にすごいと思うのが、小説のクオリティが高いこと。ほぼドラマと変わりません。
オーディオブックというと自己啓発書をイメージしがちですが、案外小説の方がおすすめではないかと思いました。
※その他のジャンルもいろいろ試してみて、感想を書いてみたいと思います。