お金を引き寄せる簡単な方法|少し設定変更するだけで豊かになる

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今回は、お金に関するマインドセットや引き寄せに関する話。ちょっとした簡単な自分自身の設定変更だけで、豊かさも愛も手に入れることができて、自分も他人も大好きでリッチになれたら、どんなに素敵なことでしょうか。

今回紹介する本は、「お金の神様に可愛がられる方法」(藤本さきこ著、KADOKAWA)という本です。かなり女性向きに書かれた感じのする本ですが、男性でも参考になることが多いと思ったので、書評を書いてみました。

■たった2年で月収10万→1400万円に

著者は青森県八戸市在住ということもあり、自分も青森県内にいるので、実は3~4年前に何回か著者とお会いしたことがあります。

失礼な言い方かもしれませんが、当時はそんなに「お金持ち」という印象はありませんでした。本では、月収10万円から2年で1400万円稼ぐほどになったと書かれていますが、おそらく自分がお会いしたことがあるのは、どちらかというと月収10万円の頃ではなかったかと思います。

しかし、その後、ある設定変更をしたことで、月収1400万円まで稼ぐほどになったと。最近はお会いしてませんが、facebookやアメブロを拝見するだけで、当時とは全然違うことは容易に想像できます。

そもそも、このわずか2年という短期間でこれだけの変化を遂げられたのは、本当に素晴らしいこと。この本では、どのように短期間でこのように極上の人生を手に入れることができたのかが書かれています。

■設定変更の定義

この本では、著者自身の変化を促した設定変更の定義は、以下のように書かれています。

(1)今の自分を明らめる、出てくる感情を感じる

(2)新たな感情を感じる

(3)そして私の世界(背景)を変えると決めるだけ

※本文抜粋

ここで「明らめる」という聞きなれない用語が出てきます。著書の中に何回も出てくる言葉ですが、これは以下のように定義づけられます。普段聞き慣れた「諦める」とは全然違う意味です。

「明らめる」とは、「明らかに見る」という意味です。言い換えれば、今の自分を「認める」ことです。「認める」とは今の自分を幸せだと思い込むことではなく、ただ眺めている状態のことです。

感情、容姿、収入、人間関係など、自分に関するあらゆることを、否定せずに眺めるだけ。「良い、悪い」のジャッジは必要ありません。(※本文抜粋)

人によっては自分自身を受け入れる、受容すると表現するとわかりやすいかもしれません。

「苦しい」とか「辛い」、「凹んだ」。この嫌な気持ちを、素直に感じ続けると、いずれ、この気持ちに飽きる瞬間が訪れるそうです。

著者ほど実行できている自信はないですが、この状態、何となくわかります。このネガティブな感情、たしかにいずれ飽きる。というか疲れてします。

そうなると、「もうやめた!!幸せになろう」と思えるようになると著書では書いていますが、たしかにその通りだと思います。

「このままじゃいけない!!」「誰がなんと言おうと、自分は幸せになる」という気持ち。これはなかなか現状の自分を眺めることをしないと、出てこないかもしれません。

■ありのままの事実を書き出す

何かを書き出すというと、夢リストを思い浮かべる人もいるかもしれません。自分も夢リストを書いています。

【関連記事】【2016年版】願いを叶えるために夢リスト100を見直しました

この本で書かれていることは、夢リストではなく、現状のありのままの事実を書き出すことです。例えば、

・毛玉がついて古くなった部屋着

・ボロい部屋

・掃除をしていないトイレ

・古いスリッパ

・フリーター

・無職

※すべて本文抜粋

文字を通して現状の自分を明らめるのです。ただ眺めるだけです。こうすることで、現実と理想のギャップが出てくるのだとか。例えば本当は年収1000万円欲しいのに、いまは年収400万円しかないとか。

本来であれば別記事でシェアして書き出したいところですが、少し恥ずかしいかな……。まあ、やってみるか。

理想と現実のギャップに気付くと、人間は「なぜだろう?」「どうしたらいいだろう?」と勝手に考えるものです。自分も、それでしか現状打破をしてきたことがありません。

既に経験済なのですから、今後も理想と現実のギャップを眺めて、どんどん自分を変えて幸せなお金持ちになろうと思います。

■お金が不安で離婚も退職もできない人へ

最近、「断捨離」とか「手放す」という言葉をよく聞きますが、この本でも断捨離を勧めています。

目の前にある「気に入らないな」と思っているものを、今すぐ捨てましょう。(本文抜粋)

と書いてあるように、お金がなくなるので離婚できないなら、きっぱりと離婚、お金がなくて退職できないなら、きっぱりと退職するといった感じです。

自分はかなり不安、恐怖に脅える人だったし、両親の猛反対や会社の人の目とかが気になってしまい、長年会社を辞めることができず、いずれ辞めようと思いつつ、お金は貯まるものの、なかなか踏み切れませんでした。

そして、どうなったか。精神的に病んでしまいました。自分自身や他人を否定するところまで追い詰められ、人に興味がなくなりました。人の話も半分くらいしか耳に入らない状態です。

もちろん、このままではいけません。そこで、自分は、著書が勧めているように、不用品をどんどん捨てました。これでもかというほど捨てました。ただ単に掃除してきれいにしようということではありません。いらないものをとにかく捨てるんです。

そんなこんなで、副収入が支出を超え、総資産が現在の総資産の何倍にもなったのもあり、ようやく退職に踏み切ることができました。いまは引越しに向けて、さらに不用品を捨てているところです。

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自分をちゃんと見て、離れると決めたあなたは、もう「奇跡」や「魔法」を引き寄せ始めています。(本文抜粋)

この言葉に、どこか救われた気持ちになれました。捨てて空いたスペースには、あとは何を入れていくかですね。

本書には、満月の夜に「邪魔になっている感情」などを紙に書いて破って捨ててしまうことなども書かれています。

いらない、自分にとってマイナスになるのに、大事に抱えてしまっているものを、冷静に観察し、苦しさを感じたら紙に書いて破って捨てる。

今まで願いを紙に書くようなことはやっていましたが、不要な感情、環境を紙に書いて捨てていきたいですね。

たった2年で大きな変化を遂げ、豊かさも愛も幸せも手に入れた著者。劇的なスピードで自分を設定変更して幸せになりたい、豊かになりたいと思う人は男女限らず一読を勧めます。

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