「あなたがわくわくすることって何?これまでわくわくしたことって何?」ある人に、独立してでもやりたい夢を語ったとき、こう問われました。
自分では普段から考えているつもりでしたが、なんかうまく伝えることができませんでした。そういう原体験はビジョンを作っていううえで、とても大事なことなんですが、いつの間にか忘れてしまい、人に伝えることができない。
人に伝えることができないということは、自分の中で頭の整理ができていないか、ピントがぼやけた感じなんです。ということで、今回は、自分が過去にわくわくしたことについて、語っていきたいと思います。
※この記事は随時追記、リライトすることで内容が大幅に変わる可能性があります。
■物語を書くのが好きだった子供時代
プロフィールでも書いていますが、僕は小学生の頃から短編小説とか童話みたいなのを書くのが好きな、ちょっと変わった男の子でした。
しかもノートに書くのではなく、新聞の広告の裏の白紙部分とかに書いていたんです。新聞の広告の裏とか使って落書きした経験とかありませんか?自分は絵ではなく、いつの間にか文字を書いていたんです。
そういえば、絵を描くのが苦手な子供でした。幼稚園のときは絵を描きなさいと言われてなぜか数字をいっぱい書くような、そんな子供でした。
今でも絵は描けないし、物を作ることができません。でもその代わり物語を書く事が好きになりました。作文とか読書感想文も嫌いではありませんでしたが、何より物語を書くのが好きでした。
広告の裏の白紙に、手書きで文章を書いていたとき、明らかに自分はわくわくしていました。実際に友達に無理やり見せたりしていましたし、どういう経緯か覚えていませんが、ホームルームか道徳の時間に教室で発表したこともありました。
■処女作が製本されたとき
僕は数年前に1冊の本を商業出版したことがあります。これもプロフィールに書いた通りです。
本を出版する際、製本された本が何冊か献本されます。友達や家族、ビジネス上で繋がりの強い人等に送付するために献本されるのですが、これは興奮します。
本を出したことがある人なら誰でも経験があるのではないでしょうか?ドラマとかでもたまに見るシーンです。
製本された自分の本を見て感慨深くなったり、興奮を覚えたり。これが処女作の場合、忘れられない経験になります。
また、発売日以降は実際に書店に自分の本が置かれていたりします。どこに陳列されているかにもよりますが、自分の本が何冊も並んでいるのを見るのも興奮します。
■印税が入ったとき
本を出版すれば、当然印税を手にすることができます。初版部数は何千部で、印税は何十万円と、決して多いと言えるような額ではありませんでしたが、この印税の明細を見たときもわくわくしました。
これが会社の給料以外で得た初めての収入だからです。会社の給料以外でお金をもらえた。⇒誰かが自分の本を買っている。興味を持つ人もいる……と感じたとき、どこか存在が承認されたような気持ちになりました。
これはブログを開設してから、初めてグーグルアドセンスの収入があったときにも感じたことです。あ、自分の力でお金を得た。誰かが自分の文章を読んでくれている。それで収入を得ている。
誰かの役に立って収入を得るのは、ビジネスでは当たり前ですが、会社勤めしていると、労働時間に対する対価なので、なかなかその感覚は得にくいものです。
自分のコンテンツがはっきりと収入という形になると、やはりわくわくせずにはいられないのです。
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