実は退職・独立の準備として、自分の中で高いハードルが1つありました。親がこれでもかというほど猛烈に反対してくるのです。
先日、上司に退職の意思を伝えたのですが、これは親の猛反対を無視して決行したことです。
しかし、上司もなかなか言い分を通してくれないのもあり、その間に、とりあえず両親と話をして納得してもらうように試みました。
■毎日電話する
退職を考えているが、実は両親が猛反対しているというのは、そんなに珍しいことではないようです。
僕は30代も半ばを迎えているので、両親にとやかく言われたくないので、反対を無視して会社に退職の意思を伝えるところまで行きました。
この年になって、なんでこんなに心配されなければいけないのか?独立に反対して両親は何の得があるのか、さっぱり理解できないのですが、冒頭に書いたように、会社も1回では退職を受理してくれないみたいなので、この間に両親と話してみることにしました。
とりあえず両親は心配してくれているみたいですが、この年になって両親の言うことを聞いて我慢したくないので、とにかく毎日電話をすることにしました。
しばらく「会社辞める」「だめだ」「独立する」「反対だ」で平行線のまま。まったく話が噛み合うことがなかったです。
自分の退職意思については、会社もあまり理解を示してくれなかったのですが、退職して独立することが、このご時世そんなにおかしいことでしょうか?偏屈な姿勢に思えて、正直びっくりしています。
とは言っても、両親も会社も自分のことを心配しているようなので、激烈に責めるわけにもいきません。なんとなく、自分を傷つけることに繋がりそうなので。しかも両親はそんなに若くないので、心配しすぎて体調崩されても困ります。
とは言っても引き下がるわけにはいきません。自分の人生、無駄に過ごすわけにはいきません。誰かのせいでチャンスを逃したとか、言いたくないんですよね。
そう思って、毎日とにかく電話しました。ケンカになることもありました。もう、何回この噛み合わないやり取りをしないといけないのでしょうか?正直うんざりしかけていました。
しかし、急に変化が起こったのは昨日のことです。急に両親の方から折れたのです。とりあえず大反対のままですが、自分が折れるようなことはないと判断して、認めてくれたようです。最後には「頑張れ」とまで言ってもらえました。
この年になって退職に猛烈に反対されることが驚きですが、とりあえず両親の反対という壁を乗り越えることができたのは良かったです。そして、やっと仲直りできたような安堵感もあります。
とりあえず、いくつになっても親は子のことが心配なようです。両親に黙って会社を辞めることも考えましたが、今から考えると、返って面倒なことが起きそうなので、とりあえず良かったです。
あとは、会社に退職意思をもう1度伝えないといけません。両親に電話したように、しつこく自分の意思を言い続けるしかないような気もしますが。
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上司に退職の意思を伝えに行った時の様子です。結局言い分をなかなか通してくれず、態度保留ということになったので、日を改めて再チャレンジです。
まあ、せっかくの機会なので、退職まで、そして独立してからのことをいろいろ考えておこうと思っています。あまり時間を置く気もないですが。
会社を辞めたら、「親不孝者」と言われた人もいるかもしれません。そういうときは、一度両親から離れて生きてみましょう。