去年4月に自己実現したい、その方法を学びたいと思って、アチーブメント㈱頂点への道講座のスタンダードコースを受講してから、今も継続学習中なのでスタンダードコースの内容が凝縮された「目標達成の技術」の書評もいつか書くつもりでした。
ただ、書こうとすると、結構言葉があふれてきて何から話したら良いか、どんな切り口で書いたら良いか、少しわからなくなってしまい、つい後回しになってしまっていました。
選択理論心理学に関する記事でもそうですが、頂点への道講座で学んで実践して変わっていったことを、多くシェアしていきたいため、この本の書評という形だけではなく、いろんな切り口で記事を書いていった方が良さそうです^^自己実現のために、今自分が何をしているかを振り返るにも良いでしょう。
〇スタンダードコースの内容をすべて凝縮
正直、これ1冊あれば初受講で18万円もするスタンダードコースを受けなくても良いかもしれない。そう思ってしまうほど、スタンダードコースの内容がこの1冊に凝縮されています。
あ、別にスタンダードコースを受けなくて良いと言っているわけではありません(・・;)本とセミナーでは全然違いますし、共に成功を目指す仲間がたくさんできますし、実践して成長していった人とも多く出会えるので、実際に受講したほうが効果が何倍も大きいのは言うまでもありません。
ただ、そういったセミナーの内容をほとんど凝縮している点で、この本は何回も読みたくなる書籍の1つです。時々読み返して、自分の出来ている点、足りない点をチェックすることもできます。それなりに何回も読んだので、表紙は結構ボロボロになっています。
受講生ならほとんどの人が読んでいると思いますが、受講していない方で受講する予定のない人も読む価値は高いと思います。3日間のセミナー内容が凝縮されているので、何かしら気付きを得られると思います。これを概ね実行できている人だいたい自己実現できていると思います。
〇成功の定義
そもそも成功とは何なのか?この本では以下のように書いています。(P71引用)
社会正義に反することなく、他の人々の欲求充足の手助けをしながら、自己の定めた目的・目標を自らの意思で達成していく道程のことである。
他の人々の欲求充足の手助けをするとは、相手の上質世界に入り、基本的欲求を満たす手助けをすることだと思いますが、わかりやすく言えば人に貢献しなければ成功しないということです。
この辺が自分には足りない箇所だったんですよね。処女作を出した時も、どこか儲けたい、印税で悠々自適な生活を送りたいと考えていました。それ自体は別に良かったと考えていますが、
まったく売れなかったというわけではないが、やはり1冊ではリタイアするほどには至らなかった(処女作で重版されなかった人はだいたい稼いだ額がどのくらいか想像つくと思います)。
そして、これが自分の本当に書きたい内容なのか、もっと人の心を揺さぶる何かを書きたいんじゃないのか。重版に至らず、一時的な副収入で終わったので、そういった違和感は強く残りました。
それで、上の言葉を聞いたとき、「そうか、やっぱり誰のために貢献するのか、ということが欠けていた。おれは自分のことしか考えてこなかった。誰にどういう気持ちになって、どう満足を与えたら良いかということを全然考えてなかった」
そんな思いにとらわれていました。この本やセミナーでは、人生理念(価値観、哲学、信条、理念)、人生ビジョン(人物像、ライフデザイン)を明確にすることが求められますが、ここで他人の欲求充足を手助けするという考えを忘れてしまってはいけないわけです。
もっと早く気づく機会はいっぱいあったと思いますが、正当化することで逃げていた部分も多かったと思います。この事実に気づけただけでも、大きな収穫だったのかなと思っています。
〇手段が目的化してしまっていた?
昔から物書きになるのが夢だった自分ですが、いざその夢を1回叶えた時、出版したことよりも金儲けしたいという気持ちの方が強かった気がします。
原稿書いている時は、これを読んでいる人がどう感じるか、といったことを考えながら書いていったつもりですが、いざ手放して世に出すと、「いくら儲かるんだろう」という気持ちのほうが強かった気がします。
だから、書評で嬉しい感想をもらってもいまいち嬉しさを感じない時もあったし(どうせ大して儲かってねーよ、みたいな感じです)、とにかくAmazonのランキングばかりチェックしていたような気がします。(1冊売れればランキングが急上昇する)
金儲け自体はすごい大事なことだし、お金に野心を燃やすのは重要だと思いますが、どうもお金ばかり追いかけてしまっていた。
そりゃリタイアするだけの資金が集まれば、執筆活動に集中できるので、とても喜ばしいことですが、それは手段であって目的ではない。
いつの間にか子供の頃に抱いていた夢を忘れてしまい(たしかあの時は人を感動させるとか言っていたはずなんだがなあ)、とにかくリタイアに必要な資金を貯めることにその後奔走してしまっていたのです。
本当のも目的は執筆活動を通じて、読者に余韻を与え、希望と感動を持たせること。ようやく自分の願望が少しずつ明確化してきたような気がします。
〇願望が明確化したら何をすべきか
実はこの研修を受講後も、具体的にどうやっていくか、方向に迷っていたところがあります。ようやく最近ターゲットが見えてきたような気がします。この辺のところはまた後日書いていきたいと思います。