定年退職まで待っていられるか!今からでも会社を辞めて、俺は好きなように生きていく!
組織の束縛にもうんざりしているし、別に会社の仕事が楽しいわけではない。そもそも周りに人間がいる環境が気に食わない。社内の人と調整しながら仕事なんかしたくない!俺は一匹狼で生きていきたい!
自分に正直になってみましょう。おそらく似たようなことを考えたことのある人はとても多いのではないでしょうか。
会社に理想がないわけですから、毎日会社に行くだけでも理想と現実が乖離してしまう。これほど生きていてしんどいこともないですが、程度の大小はあるにしても、ほとんどの人はそんな感じではないかと思います。
20代なら、少しでも自分の仕事が気に入るように努力して改善していくこともできますが、30代、40代となるにつれて、それはとても難しくなります。
年齢を重ねると「嫌いなものは大嫌い」とはっきり自覚するようになるので、自分を偽ることができなくなるんですよね。
で、退職をほのめかすようなことを周りに言ったりします。そうすると、「辞めてどうするの?」という質問をよくされます。
■働いてどうするの?
「会社を辞めてどうするの?」ということを聞かれるのは、かなり不愉快なことです。
なんか、自分の気持ちがわかっていないような、とんちんかんなことを聞かれているような感じがして、ちょっと怒りたくもなります。
こっちとしては、こう反論したくなります。「働いてどうするの?」
おそらく会話の噛み合わないケンカになるだけなので、こう切り返すことは実際にあまりしませんが、「会社を辞めてどうするの?」と聞いてくる人は、当然こちらの葛藤なんて理解していません。
そりゃそうです。テレパシーを持っているわけではないのですから。
ちなみに自分が周りに対して「働いてどうするの?」というのは、このまま会社とかで働いてどうするんだろう?と真剣に思っているからです。別に冗談ではありません。
もっと自由になりたくないのかな?毎朝気分良く起きたくないのかな?そんな素朴な疑問が湧いたりします。
好きな仕事を好きな時間に、好きな場所で、時々求めている人と接触して行う。言うまでもなくこれが理想の働き方だと思うのですが、特に昭和気質の高い閉鎖的な会社では、これは少し難しいのではないかと思います。
■問いに正確に答えられた方がいい
ただ、「会社を辞めてどうするの?」という答えには、正確に答えられた方がいいでしょう。むしろ、答えられないなら、独立は少し早いでしょうね。
ただ、「会社辞めたいからフリーになりました。仕事ください」では肝心の人が付いてこない。
結構、会社を辞めたいという理由だけで辞めてしまい、その後何しているかよくわからなくなった感じの人は多く見かけるような気がします。
それでは結局「それ見たことか」と言われ、世間の厳しさを痛感するだけになります。
辞めてからのビジネスプランは明確か?今退職して無収入で何年生きていくことができるか?会社以外の収入が支出を超えているか?この3点は明確にしておいた方がいいのは言うまでもないでしょう。
とにかく大事なことは無駄遣いを辞めて金融商品に投資して、自己投資もして、これまでの資産を守り抜きつつ、会社以外で稼ぐ力を徐々に付けていく。で、副業を隠しながら実際に稼いでいく。これに全力投球しないといけないのは言うまでもありません。
同時に、お金をかけなくても生きていく術(例えば自給自足や車上生活とか)も探っていくことが、「今後成長することが不可能な日本」では大事なことではないかと思います。
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