1月末で10年以上勤めた会社を退職しましたが、辞めると決まったのは12月の頭。そのときの周りの反応は様々でした。
会社を辞めるときの周りの反応と言っても、職場、両親、仲間それぞれ反応が違っていました。かなり温度差があります。ということで、各々の反応について、まとめてみたいと思います。
■会社を辞める時の職場の反応は少し冷たいのも覚悟する
一番気になるのが職場の反応です。何といってもほとんど辞める人のいない業界なので、みんながどう接してくるか、意外とビクビクしていました。
結果を言うと、説教じみたことを言ってくる人もいますし、暖かく見送ってくれた人もいました。盛大な送別会のようなものはなかったですが、ささやかな送別会を開いてくれる人もいました。
案外あっさりしているかな、と思ったのが正直なところですが、「あー、こいつはもう辞めちゃうんだ」という目がを感じたのも正直なところです。
数は少ないですが、なかには裏切り者扱いする人もいました。ただ、そういう人とはもう会うことはないんでしょうね。独立したあとは、きれいさっぱり忘れることができます。
これが気になって、会社を辞める決断ができない人もいるかもしれません。特に経済的な不安が絡まると、なかなか飛び出すことができません。自分もすごい勇気が必要でした。
いまでも、職場の上司に伝えようかどうか葛藤していた時期を思い出すと、ちょっと複雑な気分になってしまいます。
ただ、会社を辞めて、自分のやりたいことと求められることをしたいのであれば、避けては通れない道です。その勇気を振り絞れるだけの段取りは必要かもしれませんが、あとはバンジージャンプする勢いで、会社を飛び出すしかありません。
■会社を辞める時の両親の反応はどうだったか?
両親の反応は人それぞれですが、自分の場合は大反対でした。
「いまの会社に定年まで勤めなさい」「せめて50まで勤めなさい」「そんなんで食っていけるのか」のオンパレードで、正直前時代的な考えにびっくりしてしまうほど。どっちが息子の幸せな道なのか、理解していないのではないかと思うほどでした。
どうしたかというと、とにかく毎日しつこいくらいに電話しました。とにかく会社を辞めないといけない!いま独立しないといけない!半ば強引に説得して、何とか折れてくれました。
それでも、あまり良い気分ではなかったみたいで、あとからいろいろ言われたりもしました。ただ、どちらが自分の幸せかというのを考えた結果、会社員のままで幸せになれるとは、到底思えなかったのです。
両親が大反対している場合は、とにかく説得を続けましょう。従ってしまっては、精神崩壊の道に繋がります。
■やっぱり仲間はみんな応援してくれる!!本当に辞めて良かった!!
全然違った反応をしたのが、仲間の反応でした。前々から退職の意思を相談できていたのもありますが、仲間の反応だけは全然違いました。
「おめでとう」「やったね!」「今後が楽しみ!」そんな感じの反応のオンパレード。以下、少し抜粋しますが、表現は少し変えてあります。
・素晴らしいコミット!2拠点生活を実現してほしい
・みんなが後に続けるように、結果を最高にしてください
・さすが!!
・不安はあるだろうけど、全然大丈夫だよ。笑おう笑おう。
・会社辞めるのって本当に怖いよね。でも、実際やってみたら何てことないよ。経済的にも余裕ありそうだし大丈夫。
・これから楽しもうね!
・新しい歩みを応援しています!
・またのんびりと語りましょう。こっちに来たら日本酒と一緒に用意しています。
・いよいよ自由だね~
・素晴らしい!!
・これからまさにペガサスの翼で飛び回るんですね(⇒個性心理学や動物占いではペガサスです)
・出発の決意既に勝利!おめでとうございます!
・これから進む道が楽しくパワフルでありますように!
・きっと、もっと良くなります!
ざっと並べるとこんな感じです。職場の反応や両親の最初の反応とは、かなり温度差があるのがわかると思います。
大きなものを手放しても、受け止めてくれる人がいれば、いずれ思い切って後ろのドアを閉めることができると思います。
焦ることはないと思います。そのときまでじっくり独立の時期を待つのも良いかもしれません。応援する仲間がたくさんいる状態で飛び出すのが、実は最良のタイミングなのかもしれません。もちろん、経済的な裏付けも必要ですが、孤軍奮闘では限界があります。
応援してくれる人の存在があるかどうか、退職のタイミングの判断の1つの材料のような気がします。