・会社にいると自分を押し殺しているような気がする
・正直会社にいると息が詰まる
・どうして友達に言えることが、会社では言いづらいんだろう
・もう疲れた、辞めよう……
このように、職場で「自分が出せないなあ」「思うことが話せないなあ」と感じることはないでしょうか?どこか、周りの空気が掴みづらい、自分がどう振舞っていけばいいかわからない、という感じ。
組織の一員として縛り付けられている以上、一度こういう気持ちになってしまうと、どうしたら良いかわからなくなることは珍しくないと思います。
よくあることとはいえ、当事者にとってはとてつもなく辛いことで、ほぼうつ状態に陥ってしまいます。
そんな毎日を送ってばかりでは、会社に行きたくなくなってしまいます。誰も信じることができなくなってしまいます。
もしかしたら、フリーランスに合っているのかもしれないし、自ら逃げて働く環境を変えないといけないかもしれません。
すぐにでも会社を辞めて、この苦しみから解放されることも大事ですし、そういう勇気は本当に大切だと思いますが、
もしかしたら、根本は自分の内の中にあるのかもしれません。そういう場合、根本を解決しないと、逃げ続けても何も変わらず、不幸感に追い掛け回されるだけかもしれません。ということで、今回は自分が出せないと悩んでいる時の対処法です。
■セルフイメージを上げる
逆に言うと、自分が出せないような感じがするのは、セルフイメージが低いからだと考えられます。
セルフイメージはそんなに上がらないかもしれません。でも、以下に挙げるようなことをすると、徐々に効果は出てくると思います。
※参考文献→「目標達成の技術」(青木仁志著、アチーブメント出版)から抜粋
・体を清潔にする
・笑顔と賞賛を贈るようにする
・感謝を忘れない
・失敗を乗り越えて、成功した人の体験談を聞いたり、自伝を読む
・日々アファメーションを実践する
・約束を守る
・セミナーに参加する
これは「目標達成の技術」(青木仁志著、アチーブメント出版)にも書かれている内容のうち、その中でも特に効果がありそうなものをピックアップしてみました。
具体的には、1日5分は片付けをしてみるとか、お金に関するアファメーションを毎朝言ってみるとか、仕事の納期はきちんと守るようにしてみたり、ちょっと今までと違ったセミナーに参加してみたり。
自分の身の回りだけではなく、笑顔を贈ったり、感謝を言ったりして他社貢献するのも、かなりセルフイメージを上げるでしょうね。
なお、アファメーションに関しては、以下を参照してください。
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■付き合う人を変えることはかなり効果がある
別に職場の人間関係を切り捨てろ、というわけではありませんが、職場以外の人と付き合うようにすると良いと思います。
特にセミナー参加者などのモチベーションの高い人と付き合うようにすると良いでしょう。
もっと言えば自分と同じように「職場で自分が出せない状況」に苦しみ、それを乗り越えてきたような人と付き合うべきです。そういう人は絶対に職場内では見つかりません。自分の行動範囲を広げないと、なかなか見つかりません。
意外と、自分が出せないことで悩んだ人は多かったりします。
【関連記事】金持ちや成功者は付き合う人にどういう相手を選ぶのか?
■自己肯定リストを作る
上で紹介したアチーブメント㈱の青木社長の本で紹介されていたセルフイメージを上げる方法として、他には
・自分の長所を書き出したカードをつくる
・勝利リストをつくる(→過去に成し遂げたことを書き込んだリスト)
というのが紹介されています。
自分の場合、これは「自己肯定リスト100」として書いて、記事にまとめました
【関連記事】自分の強みを伸ばすために自己肯定リスト100を書いてみた
ちなみに、これは「フリーランスのための一生仕事に困らない本」(井ノ上陽一著、ダイヤモンド社)という本でも紹介されています。
自分の強みを1枚の紙に保管して把握することは、適材適所の発見にもつながります。
会社を辞めるべきか、独立すべきか、転職すべきか、答えが出るきっかけになるかもしれません。
■無理に頑張らない
無理に頑張らないというのも大事です。頑張らないとは、忍耐を辞めるのではなく、我慢を辞めると表現するとわかりやすいかもしれません。
気乗りしないこと、嫌いなことまで頑張って行うことを辞めてしまう。
自然体で努力できるようなことでしか、人間は成長しないと思うので。
最近読んだ以下の本なんかは、結構そういう観点で書いていておすすめです。
【関連記事】ストレスを我慢して仕事続けるか?好きなことだけして生きていくか?
〇まとめ
自分が出せないということは、やはり自己肯定感とかセルフイメージがなくなっている状況だと思うんですよね。自信がないから追い詰めてしまうというか。
人の目を気にしてしまうのも、結局は自信のなさに起因してしまう。
そう考えると、自分が出せないという選択も、自分が行っているような感じがします。
苦しくて、辛い選択をしなくても良い方法を、人間は学んで実践しないといけないんでしょうね。
【関連記事】自分を押し殺してしまって心がパンクしそうな人におすすめな本
「やさしすぎるあなたが、少しずつ自分を出す練習」という本の書評です。こちらも併せてご覧ください。心が楽になるヒントが書かれています。