「ああ、なんか自分がなくなってしまうような感覚だ」という感覚に陥ってしまうことはないでしょうか?ちなみに自分は何度もあります。
「いったい何のために生きているのか?」
「何が楽しくて生きているのか?」
「俺には価値があるのだろうか?」
こんな感じに言い換えるとわかりやすいかもしれません。多くの人が感じたことあると思います。
ということで、今回は自分がなくなる人の特徴とか、どうすれば良いかについて、思うところを書いていきたいと思います。
■他人の価値観で生きている
自分がなくなるような感覚は、自分の価値観に従って生きていない、自分の願望に沿って生きていないということになります。
他人の価値観に従って生きてしまっているような感覚でしょうか。
願望に向かって生きていないということは、苦痛感情で日常が歪められている状態なので、気分はずっと最悪です。
おそらくフリーランスよりも会社員に多く見られる傾向だと思います。というか、ほとんどの会社員はこういう傾向にあるのではないかと思います。
対処方法としては、会社を辞める、それが不安であれば休職する、自分の願望が何なのか夢リストとかにして書き出してみる、自分が日常幸せに感じていることを書き出してみる、といった方法があります。
■自己肯定感がなくなっている
自分がなくなる、という感覚を持っている場合、多くの場合は自己嫌悪に陥っているか自信喪失状態が同時に起こっていると思います。
自己肯定ができなくなっているということでしょうか。セルフイメージも大幅にダウンしています。
対処方法としては自己肯定リストを書いてみる、自己肯定感がなくなる行動を今すぐ辞めるとか、そういうことが挙げられます。
■無駄に忙しい
忙しいとは心を失くすと書くんだよ。というセリフを一度は聞いたことがあると思います。まさにそんな感じだと思います。
忙しさにもいろいろあって、充実感が伴う忙しさであれば羨ましいくらいですが、充実感が伴わないこと、家族とか職場の人を押しのけてしまうような忙しさは、やっぱり自分がなくなってしまいます。
無駄に忙しくしていることに気付いた瞬間、本当に自分にとって何が大切なのか、見直すきっかけになるのかなと思います。
■視野が狭くなっている
視野が狭くなっていると、自分をなくしやすいです。考えが偏りすぎたり、職場と家の往復など同じ環境にずっといたり、同じ人とばかり付き合っていたり。
視野を広げるには、大前研一さんの名言の通り、環境変えるか、付き合う人を変えるか、時間配分を変えるかしかないような気がします。
いきなり高いセミナーに行く必要もないし、いきなり海外旅行に行く必要もないかもしれない。いきなりふらふらといろんな副業に手を出す必要もない。
ほんのちょっとだけ、近所でいいから違う人に会ったり、違う風景を眺めたり、久しぶりに雲を眺めてみたり、そんなところから始めても良いかもしれません。
■無駄に顔が広い
いろんな人に会ってみるのは、視野を広げるには大事なことですが、ただいろんなイベントに顔を出しているだけで、無駄に顔が広くなっていたりしていないでしょうか?
付き合う人を変える過程では、結構こういう壁にぶつかりやすいと思います。そうなれば、自分の行動や人間関係を断捨離する必要が出てきたりします。
他の記事でも何度か書いていますが、こういった気持ちになるのは、理想と現実にギャップが起こっているシグナルなんですよね。
警報が出ているのだから、何かしないといけないのはたしかです。当てはまることがあれば、実践してみると良いかもしれません。