セルフイメージ。これも自己啓発書で多く語られている言葉です。セルフイメージは当然低いより高いほうが良い。成功するためにはセルフイメージが大事と言われていますが、そもそもセルフイメージが低くては将来の成功どころか、日々の生活に幸福感を感じることすらできない。
セルフイメージを上げる方法として、よく高級のブランド品を身につけたり、ベンツやポルシェなど高級車に乗ってみたり、高級ホテルに泊まってみたり、新幹線のグランテラスに乗ってみたり、という話もよく出ますが、個人的にこれは好きではないです。
物欲があって、それがモチベーションになれば良いですが、自分のように物欲のない人には、そんなに効果はない。
同じお金を使うにも、旅をしたり非日常の体験をする方が自分は好きなので、どうも高い物を身につけてセルフイメージを上げるというのは向いていないみたいです。
資産形成の観点から考えれば、こういうセルフイメージの上げ方は少し推薦しにくいと思います。
でも、お金を使わなくてもセルフイメージを上げる方法は結構探せば出てきます。
お金を使ったセルフイメージの上げ方に比べれば地味かもしれませんが、日々の積み重ねが大事なものばかりです。
できれば、自分1人ではなくて、誰かとやった方が効果が高いのもあるので、何らかの会合やセミナーでやってみるのも良いかもしれませんね。
この記事の内容
■清潔感を保つ
よく清潔感のない男は嫌われると言いますが、清潔感を保てないのは、セルフイメージも下げてしまうそうです。
さすがに何日も風呂に入らない、歯磨きしない、鼻毛が出ている人はそんなにいないと思いますが、何も清潔感を保つのは不潔という意味だけではなく、
シワシワの服を着ていないか、靴のつま先が汚れていないか、背筋がビシッとなっているか、ヒゲの剃り残しがないか、髪がボサボサでないか、そういうところも人に見られるだけではなくてセルフイメージにも影響してしまいます。
自分なんかもそうですが、この辺に気を使わなくなるときは、多くは刺激のない挙句に嫌々な1日を送っているときです。でも、清潔感を気にしなくなると、ますますセルフイメージが下がって負のスパイラルに……。
■人を誉める、感謝する
これも多くの本に乗っているので、有名なところだと思います。
人を誉める、感謝するというのは、人間関係も良好になるし、そもそも自分のセルフイメージが上がる。悪口、批判がセルフイメージを下げてしまうのは言うまでもなく(悪口を言ってしまうことはありますが)。
人を批判せずに、ほめたり「ありがとう」を言おうという姿勢も良いですが、結構ほめ方は見られています。
「こいつ、本音で言っていないなあ」みたいな。そんな経験を持っている方も多いと思います。お世辞に見られてしまっている感じでしょうか。
もっとひどい言い方すれば、魂胆を持っているように見える。この辺に関してはまた、別記事で書いていこうと思います。
■自分の強みを知る
別記事で、自分の強みを分析することで有名なストレングスファインダーに関する記事を書きましたが、やはり自分の強みを知るのは大事なことですね。
これがないと自信が湧かないので。過去の経験から自分が楽しかったこと、成功したこと、うまくいったことを思い出して、自分の強みを思い出すというのはとても大事だと思います。
これまたタイミングを見て別記事で書いていきたいと思います。
■付き合う人を選ぶ
人間関係の断捨離も時には必要だと思います。セルフイメージの低い人やドリームキラーからは遠ざかるしかないでしょう。
きつい言い方すれば、そんな人と付き合って群れている暇はないです。逆にそういう人を奮起させるような人になるために成長したいと思っています。もちろん、自分はまだまだですが。
成功した人の話を聞いたり、今はまだお金持ちではなくともセルフイメージの高い人と付き合うようにすると、自分の求めている情報も自然に入ってくると思います。
会社の同僚や、高校や大学の友人を切り捨てろとは言いませんが、ステージが変われば人間関係も変わったりするのは歓迎すべきと思います。
■アファメーションを実践する
アファメーションも有名なお金のかからないセルフイメージを上げる方法です。お金に関することや恋愛に関することなど、いろんな観点で、いろんな本でアファメーションに関する本は売られています。
言葉に発することで脳に指令を出すことができます。落ち込んでいる時に無理やり「私はできる!!」と言っても効果はないかもしれませんが、
そういう時は休日の朝など、比較的精神的に安定した時間帯にアファメーションを実践してみると良いかもしれません。
アファメーションは、人と一緒にやると、さらに効果が大きいかと思います。「私は〇〇」を「あなたは〇〇」と言い換える感じです。
最近、自分の好きな物を買うよりも、寄付などして人に何か貢献した方が幸福感を得やすいという研究結果も出ているように、自分に向けるより、相手に向けた方がセルフイメージが上がるみたいです。
■約束を守る
人との約束を守らないのは、やはり信用を失うし、セルフイメージを下げてしまいます。
自分もたまにやってしまうことありますが、約束時間に遅れる、会合やセミナーの時間に遅れて入ってきても、侘びの一言もない、事前に連絡もない、これでは相手に興味を持たれなくなってしまいます。
こういう小さなことから、人の信用はできてきます。
これは自分との約束でもそうです。目標設定に反する行為をしてしまうと、自己嫌悪に陥ってセルフイメージを大きく下げてしまいます。
とはいっても、自分も出来ていないことがいっぱいありますが……。ダイエットとか、ダイエットとか、ダイエットとかwww
■正直に生きる
無理矢理で身のないポジティブ思考は、逆にセルフイメージを大きく下げてしまいます。
本当は全然求めていないこと、自分には明らかにできないこと、コントロールできないことを心がけてアファメーションしてポジティブになろうとしても、苦しいだけです。
必ずしもポジティブ思考が良いとは限りません。ネガティブな感情が発したら、行動や思考の変化を促す黄信号、それぐらいに捉えるのがちょうどいいと思います。
本当はやりたくないこと、逃げ出したいことから、真正面に突っ込んでいかないようにしたいものです。
■握手、ハイタッチ、ハグ
人と触れ合うこともセルフイメージを上げる重要な方法だったりします。日本人は苦手なこととよく言われますが、
握手ぐらいだったら結構やる機会も多いんじゃないかと思います。そういう場に遭遇したら、自ら手を差し出すことを忘れないように心がけたいと思います。
〇関連記事
【関連記事】自分に必要なセルフイメージを高める方法5つ|「目標達成の技術」を再読
今の自分に必要なセルフイメージを上げていく方法を、参考文献をもとに考えてみました。
良かったら併せてご覧ください。