20代、30代の自己投資と資産運用|「自分への投資は最高の利回り」は本当か?

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自己投資

政治や事業で大きな成功を収め、避雷針の発明で、理科の教科書にもたまに登場するベンジャミン・フランクリン(1706~1790)の言葉に、「自己投資は、あなたに一番高い利子を払ってくれる」という言葉があります。

たしかに自分もいろんなセミナーや勉強会に参加しましたが、「資産運用しても、せいぜい利回りは数%でしょ?自己投資なら利回りは100%、それどころか10000%ぐらいになるよ♪」といったフレーズをよく聞きます。

言われてみれば、たしかにそう思います(´∀`*)資産運用の世界で年間100%なんてことは、まずあり得ない。単年で見れば、たまたまそれぐらいのパフォーマンスを出すことがあっても、安定して平均的に、こんな次元の違う高利回りを出せるわけがない。

金融商品でそんな利回りを提示されれば、間違いなく詐欺を疑うところですが、自分への投資であれば、「このセミナー、少し高かったけど、おかげで収入が2倍にも3倍になった。利回りにしたらとんでもないパフォーマンスだよ」なんて話はよく聞きますし、そういった人と出会う機会が最近増えました。

そういった方に出会うと、人間的にも見習うべき部分が多くて、本当に刺激を受けて感謝していますし、そういった出会いがなければ、今頃どうなっていただろうか、ぞっとすることもあります。

ただ、だからといって貯金もせず、資産運用もせず、自己投資にすべてお金を費やす姿勢には少し疑問です。別記事で書いたように、自己投資と浪費は紙一重ですし、そもそも自己投資と金融商品への投資は、まったく考え方が別物で、自己投資を資産運用と単純に比較するのは、少し違和感を覚えます。

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〇自己投資は、サッカーや野球で言う「攻めの姿勢」


もう一度、「資産形成=収入-支出+資産×運用利回り」の計算式で考えると、自己投資は支出の部分に当たりますが、これは、将来の収入増を期待しての支出になるのに対し、右辺第二項は、言うまでもなく資産運用で、今手元にあるお金を増やす行為です。

つまり、自己投資と資産運用の違いは、収入を増やすことに期待するか、貯金額を増やすことに期待するかの違いになります。金融商品への投資はお金の置き場所を変えるだけですが(時間が経てばその価値は変動しますが)、自己投資は一度お金を失います。サッカーや野球で言えば、攻めの姿勢と言って良いと思います。

貯金も資産運用もせず、自己投資にすべてお金を費やすのは、サッカーで言えば5-4、野球で言えば10-9の試合を目指すようなものです。

結果的に勝てればそれで良いのですが、収入だけ増やして、それをさらに自己投資に注ぎ込むようなサイクルでは、いつまで経ってもお金は貯まりません。

支出をするのであれば、自己投資の割合が多いのが一番良いと思いますが、だからといって、「自己投資~♪」といって支出ばかり増えて貯金しないのは、もはやギャンブルの領域です。いざ収入が激減した時に耐えられません。

20代で、比較的収入の低い時期であれば、それで良いかもしれませんが、自己投資の成果で仕事のパフォーマンスが上がり、年齢も重ねて収入が増えたのであれば、貯金や資産運用に目を向けていきたいものです。

自己投資には、能力開発や技術的なスキル、資格取得といった仕事面から健康管理までいろいろ分野があると思いますが、1分野につき1人メンターやコーチがいれば充分と思います。同分野でころころメンターを変えてお金を払い続けても、いくら自己投資が最大の利回りとはいえ、そのうち頭打ちしてくると思っています。

なので、自分自身への成長に投資するとともに、資産を成長させることを考えていくのが自然と思っています。

〇資産運用は、サッカーや野球で言う「守りの姿勢」


よく「投資はギャンブル」なんて言う人がいますが、20代等、若い時期から資産運用に着手する人で、そんな博打を打つようなマインドの人を見たことがありません。逆にかなり慎重で、まじめな姿勢の人が多いです。

それにこういった人達はほぼ全員が倹約家です。コツコツとタネ銭を貯めて、無理のない範囲で長期的に必要になるお金を運用に回すのです。

資産運用は、例えば現金を株式や外貨に変えるような、お金の置き場所を変えているだけの行為です。手元にある資産をそのままにしないで、物価上昇等で現金の価値を減少させるリスクに備えて、株を買ったり、投資信託に着手してみたりするわけですから、むしろ堅実な行為です。

何も勉強せず、いきなり投資に着手するのは危険なのは言うまでもないですが、このご時世で現金だけ保有する方が、むしろギャンブラーと言っていいと重います。普通預金という増えない場所に一括集中投資していることになるので。(この辺については、別記事で書いていきたいと思います)

また、手元に資産があれば、いざ収入が激減したり、会社をクビになったりした時でも、一定期間耐えることができます。要は金融商品への投資は、人的資本に対するリスクヘッジです。

このように資産運用は、どちらかと言うと、資産を守りつつ、効率的に増やしていくことを目指す行為なので、ギャンブル思考どころか、自己投資に比べると守りの姿勢と言って良いと思います。

サッカーや野球で言えば1-0の試合を目指すことになります。私財を注ぎ込んで、自分を働かせる自己投資に比べれば圧倒的に利回りが低いのは当たり前です。

ただ、自分が働くと同時に、お金にも働いてもらうことでリスク分散は図っていきたい。稼いだお金を全部自己投資に注ぎ込んで成功した人も、たしかにいると思いますが、お金持ちとお金に困らない生き方は違うと思います。

とにかく超金持ちになりたいのであれば、金融商品に投資をせず、自己投資にお金を注ぎ込むのが良いでしょうが、お金に困らない生き方をしたいのであれば、予め例えば収入の3~4割を貯蓄&投資額と決めておいて、残った額で自己投資するといったように、20代から自己投資と資産運用両方始めるのがベターかな、と思っています(^^)

お金は一瞬にして増えるようなことは絶対にありませんから、堅実に増やしていきたいところです(^^)

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