よくお金を貯めたければ固定費から削れ!と言われます。節約を意識したことがある人であれば1度は聞いたことがあるのではないかと思います。
たしかに一時的な出費を抑えるより、毎月定期的に発生する固定費を削減したほうが、長期的に蓄財効果が高いのは、想像が付くと思います。
ということで、今回は固定費を削減する方法について、思うところを書きたいと思います。
この記事の内容
■家賃はモノを持たないことから
固定費の大きな割合を示すのが家賃です。もちろん、家賃を払いたくないからマイホームを買うのは本末転倒です。(スモールハウスとかなら選択肢に入れて良いとは思いますが)
家賃を抑える方法は、いろいろあります。シェアハウスも有効な方法とは思いますが、人間関係のストレスもあるし、人によって合う合わないがあります。ストレス要素を増やしてまで節約はしたくないですからね。
最近とある地方都市で、共益費を含めても15,000円の物件を見学しました。事故物件ではありません。場所もそんなに悪くない、不便しないような場所でこの値段です。地方都市では、このような格安物件が増えているのは本当のようです。
しかし、地方とはいえ、このような物件は1Rだし、とても広いと言えないし、収納スペースも多くないです。でも、欠点はそれだけです。住む分には全然不便しないでしょう。
シェアハウス以外の格安物件に住みたければ、モノを減らすことです。いらないものは、とことん捨てていきます。デッドスペースは増えて、同じ部屋でも快適に住めるし、もっと狭くても快適に暮らせる格安物件に引っ越すきっかけになるかもしれません。
■生命保険は原則不要
もし医療保険、がん保険、死亡保険などに入っているようであれば、すぐに見直したほうが良いと思います。それで月々10,000円以上払っているようであれば、安心を買うつもりが、逆に経済的な不安を増大させます。
高額療養費制度など、いまの公的保障を考えれば、90%以上の人は医療保険もがん保険も不要でしょう。
死亡保障も、自分が死んだ時に誰かが困らなければ不要です。仕送りをしているならともかく、独身者の多くは不要でしょう。結婚後も、共働きなら一切入る必要はありません。
貯蓄型の保険も、保険のスキームで貯蓄する必要があるのか、かなり疑問です。保険はいかに入らずに済ませるかを検討するのが堅実な方法です。
■自動車保険は一括見積もりで見直しを
車の維持費で大きな割合を示すのが自動車保険です。ダイレクト型の安価な自動車保険が浸透していますが、見直しをしていない人は、一括見積もりサービス等で見積もることを勧めます。最大50,000円削減できる人もいるそうです。
その他、車の維持費を抑える方法は以下の記事をご覧ください。
なお、東京や大阪のような大都会に住んでいる人は、車を持つのは極力避けましょう。旅行するにしても、レンタカーで十分です。
■通信量の多くない人は格安スマホ、格安SIMを
月々の通信費もバカにできません。ネットで稼ぐようなことをしている人にはリスクは大きいかもしれませんが、そうではなくて、ほとんどスマホで動画も見ないし、大容量のファイルのダウンロードもしない、テザリングもしない。そういう人なら格安スマホ、格安SIMを視野に入れるようにしたいところです。
僕もブロガーでなければ、格安スマホに乗り換えているでしょう。ただ、いまも格安スマホへの乗り換えを諦めているわけではありません。ちなみに、この分野は結構苦手なので、これからどんどん記事を書きながら調べていきたいと思います。
また、格安スマホへの切り替えだけではなく、wimax等のwifiの解約を検討するというのも一つの手です。
■会社の飲み会は出るな!!
出るな!!はすいません、言いすぎました。でも、出過ぎないほうがいいです。特に二次会まで付き合うのは考えものです。
少なくとも、楽しくもなんともない飲み会は、極力避けるようにしたほうが心の健康も保てるし、時間を無駄にするようなこともありません。
二次会に付き合う人が、二次会に行かなくなるだけで、月々何万円かは節約できたりする人もいるでしょう。
別に人と関わるな!!付き合うな!!というわけではありません。メリハリのある参加が必要と思うだけです。
〇その他
その他にも、固定費の削減方法はいろいろあります。
・禁煙する。⇒年間10万円以上の節約が可能になります。詳細はこちら
・新聞の定期購読を辞める。⇒ネットのニュース時々新聞で十分です。
・国民年金は1年分前納。⇒年間数千円程度ですが。
・外食は安くてバランスの取れた食事を⇒ワンコインで健康的なランチの店を抑える
今回は大きな削減になる方法を書きましたが、このような節約方法も、どんどん別記事でシェアしていくようにしたいと思います。
上の記事で書いたように、固定費の支払いを、ボーナスで補填するようなことは絶対に避けたいところです。記事タイトルのとおり、間違いなく生き地獄に陥ります。
固定費の支払いは絶対に月々の給料、しかも基本給の中でやりくりするようにしましょう。