会社の飲み会にもいろいろあります。歓送迎会や仕事の打ち上げのような特別なイベント、誰かが元気がないときに励ます飲み会は投資的ですが、
それ以外のほとんど、つまり何かとどうでもいい理由をつけた付き合い飲み会の大半は金と時間の無駄です。これについては別記事で書いています。
そんなに頻繁に飲みに出歩いても得るものは全然ないし、無駄にお金と時間を大量に浪費するだけです。そんな時間があれば副業したり、自分のスキルを上げるために仕事に関する技術的な勉強(資格試験とかを含む)をした方が、今後の人生で効果的なのは明白です。
会社の付き合い飲み会ほど無駄な時間の使い方もそうそうないような気がしますが、ここで厄介な問題があります。
なぜか断ると罪悪感を感じるということです。少しお人好しな感じもしますが、自分も感じたことあるし、飲み会に断る都度、このような思いに駆られてしまう人は結構多いのではないかと思います。
付き合い飲み会に参加しない、自分は群れないという姿勢はむしろ尊いと思いますが、それでも罪悪感を感じてしまうのはどういうことか、思うところを書いてみました。
■断っても誰も何とも思っていない
飲み会に断って罪悪感を感じることが何が損かというと、特に用がないからといって断ったからって、意外と誰も気にしていないことです。
歓送迎会のような特別なイベントではなく、ちょっとどうでも良いような飲み会の場合、断られた方も大して気にならないと思います。
「今日はちょっとこれから……」で「そうか、残念また今度」で済む話がほとんどです。もし済まなければパワハラのレベルです。逆にそういう人とは積極的に距離を置く必要があります。
飲み会の参加にはメリハリは欠かせないと思うので、「これは出るけど、これは出たくない」と自分の中で決めてしまって良いと思います。
特に副業している人や、研修や資格試験があるので勉強しないといけないとか、そもそも仕事が繁忙期であるとか、そういう場合に無理して付き合い飲み会に出ても百害あって一利なしです。そもそも宴会中イライラして楽しむことはできないでしょう。
少なくとも、1回や2回断ったぐらいで「何か嫌な思いさせてないかな」「嫌われないかな」「もう誘ってもらえないかな」ということは全然ないのは事実だと思います。
逆に罪悪感を感じてズルズルと時間とお金を無駄にする方がよっぽど問題なわけです。時間とお金の無駄については、別記事で書いた通りです。
タイムマネジメントに関する別記事で緊急性と重要性に関する記事を書きましたが、付き合い飲み会は緊急でもなければ重要でもないので、削除すべき行動の1つです。
プライベートでも生産性のある行動を起こすのが重要です。こういった手放したい、手放すべき行動をリストアップして、全部辞めてみるというのも大事なような気もします。