たしかに出ても出なくてもそんなに影響しない飲み会も多いと思います。付き合い飲み会だけでは、時間とお金を大幅に浪費してしまいますから、この嫌いという心理は、個人的にはかなり正しい感覚かと思います。
今回は飲み会が嫌いな人の心理について書きたいと思います。
ただし、「お酒が嫌い」「嫌いな人がいる」とかいう例は除外します。お酒が飲めなくても参加する人はノンアルコールで参加するし、嫌いな人がいなくなれば積極的に参加するようになるので。
■事例
転勤の多い会社に勤めるサラリーマンのAさん(40歳)は、4月から異動で、東京本社から大阪支社に移ってきました。
これまでいろんな場所を転々としていましたが、大阪支社は初めてです。転職ではないので、以前一緒に仕事をした同僚達もいましたが、初めて会う人もいます。また、今回は新しいプロジェクト立上げのための異動であり、新しく覚えなければいけない仕事もたくさんあります。
今まで各地転々と転勤を異動してきたAさんですが、これまでよりも緊張気味で、早く新しい部署に溶け込みたい気持ちでいっぱいでした。
そんなAさんのために、今日は歓迎会が行われます。職場に馴染むには良い機会だし、これから一緒に仕事をする人のことを少しでも多く知りたいと思っていたため、この日の歓迎会を楽しみにしていました。
この日は皆定時で仕事を切り上げてくれて、Aさんの歓迎会が開かれました。みんなAさんに積極的に話しかけ、和気藹々とした雰囲気で、「何とか仲良く仕事はできるな。後はいかに早く仕事に慣れるかだ」と、安堵の表情を浮かべ、夜の宴を楽しんでいました。
そんな時、管理職と思われるBさんと若手社員と思われるC君が話している内容が、たまたまAさんの耳に入ってきました。
B「おい、Dは今日も来なかったのか?」
C「はい、歓送迎会くらい来いと説得したんですが、用があると言ってそそくさと帰りました」
B「なんだ、またかあ。今日ぐらいは顔出してくれよなあ。無理にとは言わないけど、あいつの飲み会嫌いは少し過激だなあ」
それを聞いたAさんは、気になって話の輪に入りました。
A「今日はD君という人は欠席ですか」
B「えー、あいついつも来ないんですよ。まあ、悪い奴じゃないんですが、何考えてるのかわからないというか……」
C「Aさんと入替えで出て行ったEさんの送別会にも来てませんし」
A「送別会にも来ないってwww」
Aさんは、そんなD君のことが心配になりました。「難しい奴でないと良いんだが……」
上の例は歓送迎会すら来ないという、少し過激な飲み会嫌いな例ですが、「飲み会に行かない若者急増中」そんな記事がネットで賑わせることが多くなりました。
〇付き合い飲み会に意味を感じない
飲み会を自己投資ではなく浪費と捉えている人は結構多いと思います。いくらなんでも週に1回とか月に何回とか飲みに行くのはやり過ぎだ。付き合い飲み会に参加したって全然意味がないじゃないか、「金の無駄だ~」というわけです。
一次会でさくっと帰ればそんなに問題ないと思いますが、問題なのは二次会三次会とずるずると付き合ってしまった場合です。お姉ちゃんのいるお店なんかに行ってしまったら1日で数万円がぶっ飛びます。そんなのを繰り返していたら、資産形成なんてできません。
なので、お金の無駄と感じる時が結構多い感じはしますが、なかには自己投資と言えるような飲み会もあるので、それには参加しても良いと考えている飲み会嫌いな人も多いと思うので、一概に「付き合いが悪い奴」とは言えないような気がします。
参考記事:会社の飲み会は金の無駄?|自己投資か浪費か、参加を判断する基準
〇時間の無駄でもある
飲み会の怖いところは、お金ばかりではなく時間も大幅に無駄にしてしまうことです。
夜遅くまで飲み歩いてしまえば、次の日の仕事にも影響が出てしまいます。また、金曜だからってハメを外してしまうと、貴重な休日を台無しにしてしまいます。
副業していたり、資格を得たりしたい人にとっては、ダラダラと飲み会に付き合うようなことはしたくないはずです。
でも、上に書いたように、そのような理由で飲み会に来ない人は、貴重な機会と捉えられれば参加するようになるので、これも一概に「付き合いの悪い奴」とは言えないと思います。ようは飲み会の参加にメリハリを付けたいのです。
でも、上の例のように、歓送迎会にも来ないような人はちょっと……、と思います。
主賓の人が喜ぶ顔も見ずにそそくさと帰るのでは、さすがに周囲も敬遠してしまうかと思います。ただ、何か悩みを抱えて参加したくないかもしれないので、そっと静観しておくしかないかもしれません。
参考記事:送別会は金の無駄だから行きたくない?人間関係と経済的な観点で考える
〇業務時間外なのに気を使いたくない
会社の空気に閉塞感を感じて疲れ果ててしまっている人に多いと思います。気を使うのは仕事時間だけにしてくれ。プライベートの時間にまで束縛しないでくれ。おれを自由にしてくれ~。
つまり、職場の雰囲気にどこか心苦しさ、居心地の悪さを感じているのです。
上司に過度に気を使ってお酒を注いだりするのが苦痛なのです。飲み会の参加が減ってきたと思ったら、心の中で何か叫んでいる可能性があります。
そんな心の叫びを聞いてあげると、飲み会嫌いから解放させることができるかもしれません。
〇こいつに4,000円払う価値がない
似たようなフレーズが、たしかtwitter上で物議を醸したことがあったと思いますが、ようは上で書いたように、お金と時間の無駄と感じているのです。
もっと他のことでお金と時間を使いたい。もっといろんな人と関わるようにして視野を広げて、可能性の幅を広げたい。そう考えていることの裏返しだと思います。
さすがに人前でこういう発言をする人はあまりいないと思いますが、もっと自己投資したり、資産を形成したいという前向きな姿勢の表れなので、受け入れてあげるようにすると良いと思います。
■関連記事
【関連記事】飲み会が好きな人の6つの心理|付き合いで嫌々行きたくない方へ
逆に、飲み会が好きな人の心理に関する記事も書いています。
付き合いで嫌々参加したくない方には参考になると思います。
良かったら併せてご覧下さい。
コメント
飲み会で一番イヤなのは受動喫煙。
禁煙の店なら、まだ付き合ってもいいけど。
あいうえおさん、コメントありがとうございます!
たしかに受動喫煙は、禁煙している人にとっては嫌ですよね。
たばこの煙を、こちらに向けられたりすると、ちょっと腹が立ったりとか、そういうのはありますね。