ここ半年、会社の飲み会にほとんど行ってないことに気付きました。まあ、この半年といえば、比較的長期のファスティングを3回ほど取り入れていたのもあり、飲み会に行けなかったというのもあります。
二次会に至っては、年に1回付いていくかどうか、というレベル。ほとんどの飲み会で一次会で帰ります。
お金と時間を無駄にしたくないという思いがあったからです。ファイナンスインテリジェンス、タイムマネジメント両方の観点で、会社の飲み会は破滅的な役割しかないです。
ということで、今回はここ半年、いや1年間付き合いを拒絶して得たメリットを語っていきたいと思います。
■お金の節約になる
これは言うまでもなく、お金の節約になります。一次会でも3000~4000円かかりますし、二次会なんて付いていったら、それこそ一晩で10000円、20000円と消えていきます。給料の1割が一夜で消えてしまうことも珍しくありません。
付き合いを拒絶することによって、これらの無駄な出費を抑えることができます。実感として、たしかに財布から1000円札を何枚か出す機会は減ったと感じます。これはとても大事なことです。
こういう言い方すると、「付き合いも大事だ」とか「飲み会だからこそ交流が図れる」なんてことを言う人も出てきますが、これは会社の飲み会を自己投資と捉えられるかどうかの違いでしかありません。
もちろん、自己投資と捉えることができれば参加した方が良いですが、個人的には多くは浪費ではないかと思います。特に会社の飲み会に至っては。
なので、ここ5~6年、会社の誰かを誘って飲みに連れていくようなことはしていません。
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■時間を無駄にしない
お金ならまだ取り返せますが、時間は取り戻すことができません。そして、会社の飲み会の頻度が多いと、時間を多く無駄にしてしまいます。
お金も時間もなくすなんて、なんて破壊的な行為なんでしょう。まるで自傷行為です。
特に副業している人はそうです。飲み会なんて出ている暇があったら、副業して、実績を積み重ねて一刻も早く会社を辞めたいはずです。
そういうときに、飲み会は非常に邪魔なものでしかありません。会社を辞めるのはまだ早くても、飲み会の参加を辞めるのは、いつでもできるはずです。
■ストレスが溜まらない
飲み会でお金も時間も無駄と感じるということは、また、そもそも交流を深める場になっていない可能性があります。単なる世間話だけで終わったり、どこか愚痴が入ってきたり。
そういうのは、結構ストレスのもとになってしまいます。仕事でストレスになるならまだしも(全然良くないですが)、飲み会でストレスになるなんて、どういうことだ……という感じです。
お金も時間も精神も破壊するなんて、やっぱり自傷行為です。これまで会社の飲み会に出ていて、「得るものがあった」「楽しかった」という感覚は正直あまりない気がします。「疲れた」というのが本音かも。
全部の飲み会がそういうことではないですが、こういう「疲れた」と感じる飲み会に出るくらいであれば、自分の時間を確保する方が、よっぽど大事です。
群れはストレスしか生みませんが、孤独は自由を与えてくれます。
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■人間関係が苦にならなくなる
ここでちょっと意外なことを言うと、飲み会に出なくなると、人間関係が少し楽になる感じを得られました。
これはちょっとわかりにくいかもしれませんが、飲み会に嫌々でも付き合っていると、だんだん断れない自分を形成してしまいます。
断ったら嫌われる、疎遠になる、誘われなくなる、自分のいない場で悪口を言われる……、そんな妄想が出てくることがありますが、飲み会に出なくなったところで、たいして人間関係に影響はありません。
たまに飲み会に参加すると、「珍しいね」なんてことを言われるくらいです。なので、自然と断る力が出てくるので、少しずつ人間関係も楽になるのです。
人間関係が辛くて会社を辞めたい人は、会社を辞める前に飲み会の参加を辞めてみてはどうでしょうか?そう言い切れるほど、心が楽になります。
■太らない
最後に、また当たり前のことを言いますが、頻繁に飲み会に出てばかりだと、健康を破壊します。あまり飲み食いばかりしていると、太ります。
僕はここ半年で、3回のファスティングプログラムで18kg痩せました。もうリバウンドしたくないです。
なお、ファスティング期間は、断食前後に1日1食の準備期間、回復期間が用意されています。この間もアルコール禁止です。
酒飲んでいると、なぜか胃が膨らんで食べ物がどんどん進むんですよね。でなければ、〆のラーメンなんて食べられませんから。