【お金の重要単語】インカムゲインとキャピタルゲインの意味を解説

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キャピタルゲイン4

お金の勉強をしていると、「インカムゲイン」とか「キャピタルゲイン」という言葉を多く聞くと思います。

実はこの言葉の定義って、説明すればすごい身近な存在であることがわかるのですが、これからお金の勉強する人にとっては、よくわからない人も多いと思います。

金融とか経済って、一見するとちんぷんかんぷんな用語が多くて、「ああもうめんどくせー、おれは投資には向いてねえ」と投げ出してしまいがちですが、

実は初めて聞く言葉に拒絶反応があるだけで、中身を見てみれば、全然難しくなかったりします。特にお金の勉強はそういうのが多いような気がします。なんたって学校でお金のことは何も学んでませんから。

ちなみにビジネスは人によって向き不向きが徹底していると思いますが、投資は向き不向きというのはないような気がします(株が好きとか、不動産投資が好きとか、そういうのはあるかもしれませんが)。

知っているか知っていないかだけで、少なくとも日本人であれば絶対に必須の知識と思います。人類は皆最後は投資家という言葉があるように、いつかは人的資本を手放し、金融資本で生きていかなくてはいけない人が多いですから(皮肉なことに、労働しか知らないサラリーマンの退職後の老後生活がまさにそうです)。

話がそれてしまいましたが、とりあえずこの2つの用語について書いていきたいと思います。

〇インカムゲイン


金融資産を持っていることで発生する利益です。キャッシュフローゲームでいえば、不動産のカードに書いてあるキャッシュフローがそうです。ちなみにROIは投資金額に対する年間のインカムゲインの割合のことを言います。

・不動産に家賃収入(インカムゲインで真っ先にイメージするのがこれだと思います)

・普通預金、定期預金、外貨預金の利子

・所有している株式の配当金

・FXのスワップ金利

ここでは金融の話題なので、上では有形資産についてだけ書きましたが、書籍やCDの印税やアフィリエイト収入なんかは無形資産から得られるインカムゲインと言って良いと思います。不労所得とか権利収入とか言われている収入はこのカテゴリーに入ると言って良いです。

書き下ろしの本で食べている専業の小説家や、webサイトで生きている専業アフィリエイターなんかは、リスクのない無形の資産で食べていることになります。そう考えるとかなり素敵ですね(もちろん種まきの段階では相当労働しますが)。

〇キャピタルゲイン


金融資産の価値の上昇で得られる利益です。持っている株の売却益、為替差益、不動産の売却益なんかがそうですね。逆に損失が出ればキャピタルロスという言葉になります。

広義で捉えれば値下がりした家を売却する場合や、乗り潰した車を売却する場合から、読み終わった書籍を古本屋やアマゾンで売る行為は、購入価格を下回っているわけですからキャピタルロスです。

ということで、インカムゲインとかキャピタルゲインとかいう言葉も、蓋を開けてみれば全然難しい用語ではないわけです。言葉を知らなくても、概念は知っていたという人が多いと思います。

有形だろうが無形だろうが、労働収入以外で利益を得る方法は基本的にこの2パターンしかないので、実は自分たちにとって、非常に身近な単語です。

〇どっちも欲しい


キャッシュフローゲームのゴール条件は不労所得が支出を上回ることです。キャッシュフローゲームでは、最初は株式や小型の不動産のキャピタルゲインで利益を得て、大型の不動産を買ってインカムゲインを得てリタイアする。こういった流れになると思います。

理想のリタイアの構造はそんな感じだと思います。最初は労働収入とキャピタルゲインでタネ銭を貯めていき、不動産を買って家賃収入を得て、それだけで生活ができるようになる。

どうしたら働かずに済むようになるかを考えると、これが最も自然な形のような感じがします。

自分の目指す方向性もそんな感じになるのかなと思います。最初は労働と投資の売買差益でタネ銭を貯めつつ、印税やアフィリエイトで不労所得を得ていく。

見事にリタイアを実現したら、大型の不動産投資に着手して家賃収入も得ていく。印税やアフィリエイト収入は相変わらず発生しますから、ここまでいけば二度と働かなくても良い状況になります。理想的な状況を語ったまでですが、こういう状況を想像するだけでもワクワクしますね♪