会社の飲み会には、行ったほうが良い飲み会と、金と時間の無駄なだけの飲み会があります。
個人的な印象としては、大半は金と時間が無駄なだけの飲み会なので、メリハリのある参加が必要になってくるわけですが、それでも行った方がいいのが送別会です。送られる側のことを考えれば、多くの人に参加してもらった方が嬉しいだろうからです。
しかし、その送別会ですら、行った方が良いというだけで、行かなければいけないというものではありません。嫌いな人の送別会など、さすがにこれは行きたくないと感じる職場の送別会もあると思います。そういう送別会に行っても、たしかに金と時間の無駄のような気がします。
また、自分の送別会に行きたくないという悩みも、ネットではよく見かけます。たしかに転勤ではなくて退職で、しかも円満退職でない場合、開いてほしくないと考えている人も多いと思います。
この記事の内容
■誰かの送別会に行きたくない場合
△職場を離れる人に、はっきりと嫌いと言う
これは周囲にも「嫌い」「この人苦手」と公言している場合、もしくは職場の人にも知られている場合にのみ有効です。
というより、そういう人の送別会に無理やり参加する必要もないでしょう。それこそ金と時間の無駄です。職場の人もなんとなく納得すると思います。
「実はこの人苦手だったんだよな」という場合は、参加も仕方ないかもしれません。ましてや欠席者が少ない場合はそうなってしまいます。こういう場合は一次会だけ参加して、二次会には参加しないようにすることが大事です。
ただし、送別会が開かれる理由が退職の場合など、もうその人と二度と会うことがないのであれば、一次会も欠席するのもありと思います。
△家庭を理由に送別会を断ってみよう
既婚子持ちの人しか使えない方法ですが、「子供が熱出した」とか、急なトラブルを理由にして欠席するという手もあります。
こうすれば、誰も参加を勧めるようなことはしないでしょう。もちろんこれは、他の飲み会にも使える有効な断り方です。あまり使いすぎないように注意しましょう(笑)
△体調不良を装うのも、一つの手
送別会は、他の飲み会に比べると断り方のバリエーションが少なくなるような気がします。送別会は他の飲み会に比べれば特別なイベントなので、「それぐらいだったら送別会優先させろよ」と言われかねないからです。
でも、体調不良を装えば、誰も参加を強要するようなことはしないでしょう。いっそこと、ついでに会社を休んでしまった方が良いかもしれません。でも、これも使いすぎに注意です。
■自分の送別会に行きたくない場合
人事異動や円満退職では、このように「自分の送別会なんて開かないでくれ!!」ということはなかなかないと思いますが、
問題なのは、人間関係が原因の退職など、どこかわだかまりを残した状態での退職です。
お金も貯めて副収入も給料を超え、めでたくリタイアや独立起業ということであれば(←うらやましいwww)、「もうこいつらと会うことはないぜ!!」と清々しい気持ちになっている人も多いでしょうが、
それでも上記のような状態で退職する場合は、自分の送別会に行くのは憂鬱です。できれば辞退したい。
送別会なので自分がお金払うことはないので、その時だけ我慢と割り切って参加するのもありですが、どうしても行きたくない場合の断り方を考えてみました。まあ、最終手段とは思いますが……。
△送別会の時間が取れない
退職時期は何かと引越準備や手続き等でバタバタするものです。これを理由に送別会を辞退するという手もあります。
実際に起業する人なんかは、今後自分で食べていくことになるので、送別会に行く余裕はなかったりする。そういう人もいると思います。
「すいません、どうしてもこの時期は時間が取れません。送別会は辞退します」言いづらいかもしれませんが、このように言って、最後の数日くらいは全部休んでしまうのも手です。
また、早めに送別会の辞退について言っておかないと、いつの間にか企画されてしまいます。そうなるとますます断りづらくなるので、できれば早めに言いたいところですね。
△仕方ない。一夜だけだから参加する
もちろん自分が主賓なのだから参加した方がいいと思っています。先に書いたように、一夜限りと割り切って参加するのもありです。
しかし、主賓なので参加したら最後まで帰れないでしょうし、他にも送別会が企画される可能性がある、そういうデメリットはあります。
ただ、せっかく企画してくれた送別会に参加することで、職場の人との違った一面や自分に対する見方が出てきて、結果的に円満退職に繋がる、そういうこともあるかもしれません。
退職に限らず、人事異動の時なんかもそうですが、送別会の時は、自分に対する総まとめという感じの話になりやすいです。結構しんみりする良い話をしてくれる人も多いと思います。
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ということで、送別会について金の無駄なのかどうか、思うところを書いてみました。