今回は、金持ちはなぜみんな健康志向なのか、ということについてです。成功哲学系の本の多くは、やはり健康管理についても触れていたりしています。
ですが、正直言うと、自分はあまり健康には興味がない方です。作家活動で成功して富を得たり、経済的自由を手に入れるたり、会社を辞めて自由に生きることには強烈に関心がありますが、なぜか肝心な健康には興味がない。
なぜかというと、別記事で書いているとおり、基本的に健康は失ってみないと実感しないというのがあります。健康に興味がないというのは、基本的に健康という証拠。これはあると思います。
なので、金持ちがなぜここまで健康志向なのか、正直理解できない部分がありました。しかし、今回「お金持ちにはなぜ、お金が集まるのか」(鳥居祐一著、PHP文庫)を読んで、金持ちの健康志向の真意が少し理解できたような気がしました。
この本には、自分を成長させる自己投資の3つのポイントについて紹介されていました。
①人と会うことに投資する
②学びや体験に投資する
③健康に投資する
今回、③健康に投資するの部分について、感想を書きたいと思います。
■ジャンクフードを食べない
結構自分はジャンクフードが好きなほうです。ファスティングしても、なかなか味覚まではデトックスされず、ちょっと苦戦しているところです。
でも、この本でははっきりとジャンクフードを食べないと書いています。また、就寝3時間前には何も食べないとか、たしかによく言われることですが、この本でも触れられています。
食生活を変えれば体調が変わり、体調が整えば、精神も改善されます。
自分がファスティングをやって感じたことは「好きなものを好きなだけ食べても幸せになれない」ということです。
いくら好きなものでも、体調が整わなければ、多幸感は得られないということを身を持って感じています。
今後は、ジャンクフード、特に炭水化物を減らすようにして、納豆やキムチのような発酵食品を多く摂るようにしようかと思っています。単に納豆やキムチが大好きというのもありますが。
※なお、納豆を食べすぎると痛風になるというのは間違いと言われています。プリン体と痛風は、実はあまり関係がないらしいです。
■牛乳は飲まない
鳥居さんの本で特徴的に感じたのは、牛乳を飲まないということ。生産過程で脂肪が酸素と結合して過酸化脂質に変化する。参加した脂肪が体に良いわけがないということです。
そういえば、最近学校の給食でも牛乳を辞めようという動きが出てきているみたいですが、こういう理由からなんでしょうか。
ちなみに、自分は一人暮らしを始めてから牛乳をほとんど飲まなくなりました。結果的に良いことだったんですね。
■体形の維持にお金を使う
肥満大国のイメージが強いアメリカですが、実はアメリカの企業って、デブだと出世に響くと言われるほど、シェアイプアップされた体型を重視されるみたいですね。
太っているというだけで、相手に「怠け者」とか「辛抱が足りない」といった、マイナスイメージを与えてしまうこともあるからです。
人によっては外見だけで、このようなネガティブなイメージを抱きかねないのです。
ちなみに、自分は最近2回のファスティングで15kg痩せましたが、健康に興味のない自分が痩せたその理由が、まさにそれ。
人は見た目で9割方左右されてしまう。有名なメラビアンの法則では93%ですね。そうであれば太っていては損だ。
リアルな世界でブランディングする必要性も出てきたのもあり、今後も体型維持には気をつけていきたいと思います。
■歯に投資する
意外ですが、歯も人間の見た目に大きく左右されるそうです。ああ、あまり気にしてなかった……。
歯のきれいな人は笑顔が明るく素敵です。話をしても気持ちがいいですし、同じ会話でもなぜか知的に聞こえてきます。
つまり、体型維持されていて、歯がきれいな人は他人にポジティブな印象を与えるということです。
ちなみに、成功者はほぼ全員が歯に気を使っているそうです。たしかに虫歯が気になっていそうな人は、どこか印象が良くない気はします。
自分は今までダイエットに比べると、全然ピンと来なかったですが、たしかにテレビでタレントとか見ていて、歯の汚い芸能人を見たことないですね。
実は、アチーブメントの研修を受けて以降、歯科業界の人とも多く知り合えたんですよ。これって、実はとても運が良いことだったんですね。今のところ自分は歯は大丈夫かなと思っていましたが、少し相談してみようと思いました。結果については、また別記事で紹介していきたいと思います。
■まとめ
金持ちはなぜ健康にシビアなのか、以下に思ったことをまとめてみました。
・健康を失えばすべてを失う。
・体調が万全でないと、やがて精神も蝕んでしまう。食生活に気をつけると、結果的に精神も改善する
・健康な人間は、見た目の印象も良い。逆に体型維持ができていないと印象が悪い。
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【関連記事】【書評】なぜ賢いお金持ちに「デブ」はいないのか?【自己管理が重要】
今回は触れませんでしたが、金持ちと自己管理、健康管理の関係に関する本としては、この「なぜ賢いお金持ちに「デブ」はいないのか?」という本もおすすめです。
ちなみに、自分はこの本を読んだのがきっかけでファスティングに踏み切りました。この本では別に断食について触れているわけではないですが、「やっぱり痩せよう」と思いましたからね。
良かったら、こちらも併せてご覧ください。