2少しずつ本を読む効率が上がってきたのもあり、最近書評ブログの割合を増やすことができています。
書評はブログネタの鉄板だし、そもそも作家として生計を立てたい自分にとっては、ブランディングで重要と思っています。
この書評ブログですが、アクセスアップのためにたった1つだけ、記事タイトルの付け方に気を付けていることがあります。今回はそれを紹介したいと思います。
※自分の方法が必ずしもアクセスアップに繋がるとは限らないので、あくまでも参考程度ということでお願いします。
■本のタイトルをそのまま記事タイトルにしない
そうです。僕の場合ですが、本のタイトルを記事タイトルにしていません。
書評記事というと、本のタイトルをそのまま記事タイトルにしたくなります。例えば以下のような感じです。
・【書評】思考は現実化するbyナポレオン・ヒル
・【書評】金持ち父さん貧乏父さんbyロバート・キヨサキ
これ、自分は最近このようなタイトルの付け方はしていません。一部例外はありますが、それは小説の場合が多いです。ノンフィクションやビジネス書で、上記のように本のタイトルをそのまま記事タイトルにするようなことはしません。
僕の書評記事をご覧頂くとわかると思いますが、だいたいは、書評記事とは思えないような記事タイトルの付け方をしているし、キーワード選定もそうです。
これは、まずは本のタイトルをそのまま記事タイトルにしてもアクセスが伸びない傾向にあったことと、よりターゲットを意識した記事タイトルにしたかったからです。
■ターゲット層を意識した記事タイトル
では、どのような記事タイトルにしているかというと、本のタイトルをそのまま転載する変わりに、ターゲット層を意識した記事タイトルにしています。
基本的にブログアクセスアップのために必要なテクニックと変わらないのですが、書評記事でもこの姿勢を最近は意識しています。
具体的に、自分の書評記事で比較的アクセスの高い記事をいくつか紹介します。
【具体例1】人間関係や仕事から逃げたい人へ|人生の9割は逃げていいらしいよ~
これは「人生の9割は逃げていいらしい。」(井口晃著、すばる舎)の書評記事です。
本のタイトルが左ではなくて右に寄っています(※)し、キーワードは「人生の9割は逃げていいらしい」ではありません。
これは本を読んで、どういった人をターゲットにした本であるか、自分が読後どのように感じたかを意識してタイトルを付けているからです。
本を読んで「逃げていいんだ」と思えて心が楽になった本です。じゃあ、何に逃げていいか。本の内容から仕事と人間関係と捉えたからです。
※キーワードとなる言葉はなるべく左に寄せるようにするのが一般的な技巧です。
【参考例2】人生をやめたいと思っている人へ|生きる力を取り戻す7つの方法
「人生をやめたいと思ったとき読む本」(澤登和夫著、東洋経済新報社)という本の書評です。本のタイトルをそのまま記事タイトルにしても良かったのですが、ちょっと崩しました。さらに右側に「生きる力を取り戻す7つの方法」という言葉を繋げています。
書評と書くのではなく、誰に読んでほしいかを意識した結果、このような記事タイトルになりました。
「生きる力を取り戻す7つの方法」は、これは完全にターゲットを意識したタイトル付けです。実際にこの本ではどん底から少しずつでも生きる力が湧いてくる方法が紹介されていました。
【参考例3】なぜ群れない人は成功すると言われるのか?一匹狼はチャンスかも?
本のタイトルが、跡形もない記事タイトルがこれ。「友だちをつくるな」(千田琢哉著、PHP研究所)の書評です。
本のタイトルがインパクトあるので、これを記事タイトルにしても良かったのですが、当時は何を思ったかこのタイトルにしました。結局アクセスが結構高いので、記事タイトルはそのままにしています。
これなんか、完全にターゲット層を意識したタイトルです。本を読んでいて「群れない」「一匹狼」という単語が思いついたからです。
今でもこの傾向は変わっていません。さらに最近書いた書評記事を例に挙げてみます。
・なんとなく毎日が憂鬱な人が少しずつ人生を変えていくヒント
「とにかくウツなOLの、人生を変える1か月」(はあちゅう著、角川書店)の書評。
・仕事に人生に「このままでいいのか」と迷うすべての人にヒントとなる生き方
「幸せをつくるシゴト」(山川咲著、講談社)の書評。
・他人の価値観を完膚なきまで破壊して自分自身の人生を手に入れる
「親は100%間違っている あなたの価値観を破壊する33のルール」(長倉顕太著、光文社)の書評。
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