別記事で自分が10年以上勤めていた会社の退職が決まったことを書きましたが、当然ですが、上司を呼んで退職理由を説明することになります。
しかし、具体的に何を聞かれるか、把握してない人もいると思います。自分もそうで、うまく説明できずにしどろもどろになることもありました。副業しているのを言うわけにもいかないので、ただでさえ脚色しないといけないのに……。
ということで、今回、退職意思を上司に伝える際に聞かれることを、4つに分けてシェアしていきたいと思います。しかし、会社によって聞かれることは違い、なかにはメール1本で済む会社もあると思いますので、あくまで参考までに。
■退職後の進路
当然ですが、今後の進路は聞かれます。転職するのか、独立するのか、それともしばらく無職なのか。業界によりますが、転職する場合は、会社が転職先に挨拶の電話を入れたりするようです。(←たぶん一部の業界だけだと思いますが)
自分の場合は作家業なので、独立起業ということになります。これまで何年も執筆活動してきたが、もはや会社との両立は、時間的に不可能なレベルになっている。機が熟したと判断し、独立したいと伝えました。
なお、この執筆活動はブログ執筆も含みますが、副業禁止という摩訶不思議な業界なので、これについては当然言及しませんでした。
突っ込まれやすい理由とは思いますが、これで2度目の交渉なので、あまり引き止められるようなことはありませんでした。
■両親の同意は得られたか?
おそらく結婚しているなら、家族の同意は得られたか?ということになるでしょう。自分の場合は独身なので、両親はどう思っているのか?と聞かれました。
まさかこんなこと聞かれるとは思いませんでしたので、1度目の交渉のときは、両親が反対したまま上司に報告しました。
それが結局引き止められるきっかけになったりしたのですが、今回は、無理やり同意させた後だったので、これもクリアです。
まあ、賛成してもらえたというよりは、両親はもう諦めたと言った方が良いでしょうね。というか、自分の人生に両親に口出してもらいたくないですね。どんなに親が心配しようが、怒ろうが、自分の人生は自分で決めたいです。
■会社に対する不満はないか?
仕事や人間関係等で不満を抱えていないか、これも絶対に聞かれます。退職後の進路同様の決まり文句と言って良いでしょう。
ここで、不満を感じていると言ってしまったら、また引き止めに合いそうなので、「特に不満はない」と言っておきました。
「会社に対する不満を口にすると引き止められる」という話は、ネットで検索すると結構出てきますが、本当かどうかはわかりません。
まあ、自分の場合は会社に対して不満があるというよりは、もはや興味の対象が執筆活動にいってしまったというのが本音ですね。
退職が決まってから思うのは、ここ最近はそんなに人間関係に悩むような職場ではなかったように思います。仕事も少なかったし。ただ、いまだに会社の人の考えていることや感覚、価値観は理解できませんね。
■引き継ぎや手続きのスケジュール感
最後に、引き継ぎや手続き、有休消化等のスケジュール感を確認してきます。本当はさっさと有休消化して消え去りたいのですが、さすがに引き継ぎはしないとまずいので。
「年末年始挟むけど、引き継ぎはどうする?」「いつまで会社に来るの?」「寮は退職日に出て行ってもらうからな」と、細々したスケジュール感を確認していきます。
とりあえず引き継ぎを早く終わらせて、さっさと有休消化して、念願のフリーランス生活を体験していきたいですね。
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