日本最北端の稚内市。サハリンの玄関口となる国際フェリーターミナル(現在フェリーの撤退で休業中)があり、宗谷岬からサハリンまでの距離が海上ながら43kmと、日本の端っこであることを実感します。
しかし、案外稚内駅前にはホテルなどの宿泊施設は充実しています。遠くてなかなか行けない(本当に遠かった)場所ですが、観光客のニーズを感じます。
そんな北海道稚内市ですが、今回は稚内サンホテルという、ホテルから徒歩2分の場所のホテルに宿泊したので、その感想を書きたいと思います。この稚内サンホテル、良かったことが2点ほどあったんです。
■稚内サンホテルは、チェックアウトが正午
多くのホテルは、だいたいチェックアウトが翌日午前10時だったりするじゃないですか。しかし、この稚内サンホテルのチェックアウト時間は午前11時です。
しかも、僕が楽天トラベルで選んだコースは、12時チェックアウトだったらしく、正午までいることができます。
翌日の札幌行きの高速バスは11時30分発なので、それまでホテルにいても良いことになります。これは嬉しかったですね。
というのも、翌日は宗谷岬に行って(バスで片道1時間弱)、それから稚内駅周辺やフェリーターミナルとかをうろうろしたかったんです。
その間、荷物はホテルの部屋に置いたままで良いので、身軽に稚内~宗谷岬を満喫することができます。
また、何かあればホテルに戻れるし、道中空いた時間があれば、ホテルに戻ってブログでも書いていれば良かったのです。これは助かります。
■稚内サンホテルはフリードリンク付き
チェックインを済ませたあと、ペットボトルのジュースや缶ビールを1本無料で頂けます。僕は缶ビールを選びましたが、これが既にキンキンに冷えていて、すぐに飲むことができました。
稚内行きの特急で、自分のミスで全然食べ物や飲み物にありつけることができなかっただけあって、これは少し心が温まりました。
■自販機で当たりが出た
これもささやかな喜びなのですが、部屋の近くの自販機で、ミネラルウオーターを買ったら、もう1本もらえたんです。
よくあるじゃないですか。ジュースを1本買ったら、ピピピピと音がして、数字が出てきて、それでパチスロの如く777が出たらもう1本出てくるというの。
でも、これ、今まで人生で当たったこと、1度もないんですよね(←俺だけ?)。でも、稚内で人生初めて当たりました。
あれって、皆さん当たったことあります?あまりないんじゃないかなあ。もしかして、このホテルの人が設定緩めているのではないかと、少し思いました。だとしたら、結構粋な演出だと思います。
その他、ホテルはWi-fiが繋がっていますが、いまいちこれは接続が悪かったかな……。でも、なぜかあまり気にはならなかったです。テザリングもあるし。
あれ、なんか大らかな気持ちになっている……。東京出張とかで、こういうことあれば、だいたいイライラしていたんだけどな……。
気のせいか、ホテルの受付の人が、どこか暖かみを感じる人ばかりのように思えたのは、果ての地に夜遅く一人で来た微かな恐怖感とのギャップを感じたからか?一人旅の不安を取り除いて心を暖かくさせてくれるビジネスホテルでした。
■関連記事
【関連記事】函館~稚内間をJR特急列車で縦断|全行程700km!北海道南北を制する旅
【関連記事】果たしてロシアは見えるのか?宗谷岬に行ってきた|日本最北端一人旅
【関連記事】休業中の稚内~サハリン間のフェリーターミナルの前を通ってきた
【関連記事】【2016年北海道縦断】男一匹ひとり旅まとめ|函館~稚内~札幌~小樽
函館~稚内を1日で特急で縦断したときの旅行記や宗谷岬、フェリーターミナルの様子は、こちらをご覧ください。一度やってみたかったんですよね~。