先週、no second lifeで知られる立花岳志さんの1 dayセミナー、「ブログ・出版・情報発信・場作り・ブランディング上級講座」に行ってきました。
立花さんのセミナーは、8月の中級講座以来ですが、今回も夜行バス往復という強行日程で行ってきました。
悪天候で行きの夜行バスが遅れてしまい、しかも会場の最寄り駅から、「そもそも会場どこだっけ?」(←事前準備が足りない……)と、スマホで場所を慌てて確認するなど、少しテンパってしまいました。
会場が駅と直結したタワーだったことに助けられ、何とか開始時刻の10:00ぎりぎりに到着しました。
この記事の内容
■なぜ参加したか
自分のブログはまだ開設して、もうすぐ1年になる程度で、PVもようやく月間10万PVを超えたくらい。
それで上級と呼ばれる講座に出て大丈夫かどうか、少し不安なところもありましたが、それでもなぜ夜行バス往復までして参加したかというと、
セミナーのタイトルが「ブログ・出版・情報発信・場作り・ブランディング上級講座」だから。
もともとエッセイを商業出版したことのある僕は、出版に強く興味あるし、そのためのブランディングもしていきたい。
もちろん情報発信してファンも増やして行きたい。しかも不特定多数の読者だけでなく、ゆるくもリアルに繋がれるような関係も作っていきたい。
これでも僕はそんなにやりたいことが多い方ではないのですが、セミナーのタイトルを見て、「やりたいことが全部入っている」と思い、強行参加することにしました。
10:00~19:00の長丁場で内容の充実したセミナーなので、僕以外でも遠方から参加した人はかなり多かったです。
なお、結論を先に言うと、上級講座と言っても、ブログのコツや出版のこと、場づくりのことをわかりやすく教えてもらえたので、「ついて行けないほど難しい」ということはありませんでした。
ブログを運営している人であれば、不安なく知識を吸収できたと思います。
■今後のブログの運営方針
序盤は、中級講座の振り返り。やはりここでも言われた原理原則は、「質より量より更新頻度」。これは大前提として、
個人的に、今後生かしていきたいと感じたのは、以下の点です。
〇過去記事のメンテナンス
これまでも人気記事に限って、過去記事のメンテナンスはやってきましたが、記事数やPVも増えてきたので、その範囲を広げていこうと思いました。
これまで、人気記事30記事(←グーグルアナリティクスとか見れば調べられます)で、直帰率、離脱率の高い記事を中心にメンテしていましたが、今後は人気記事50~100記事を対象にしていこうと思いました。
関連記事や画像を追加してみたり、文章は読みやすくなっているか、文章冒頭にキーワードが入っているかetc……。
〇得意なジャンルのカテゴリーの記事を増やしていこう
自分のブログのカテゴリーは、「お金の話」の割合が多いので、そのジャンルをとりあえず強化していこうと思いました。
得意なジャンルであれば、書きやすいですし、推測の域ですがアクセスも上がりやすくなるみたいです。
〇まとめ記事
これも記事数が増えてきたためなんですが、特定の分野で記事が貯まってきたら、まとめ記事を書こうと思います。まとめ記事、結構増やせる段階に来ていると思うので。
また、出張で泊まったホテルの記事とか、出張場所で食べたものとか、居酒屋とか、そういう記事も増やしていこうと思いました。今まで、結構見逃してた部分も多いので……(←もったいない)
〇facebookページ
前から言っていたことですが、結局まだ作っていませんでした。理由は副業がばれるのを気にしているというわけではなく、ただの怠慢です。
もうすぐブログ開設1周年なので、それに併せて開設しようと思います。
■gori.meのg.o.r.iさんの講演
gori.meといえば、最近月間415万PVというモンスター級のPVを獲得したブログです。今でもコンスタントに200万PV前後出しているそうです。
おそらくブログを書いている人であれば、知らない人はいないでしょう。そのgori.meのg.o.r.iさんの講演がありました。今回のセミナーで楽しみにしていた1つです。
講演タイトルは、「好きなことを、全力で」。
印象的だったのは、以下の3点。
・会社を辞めるまでは、かなり慎重だった。会社の給料を超えること(←支出ではない)を充分に確認してから辞めた
・会社を辞めるとインプット不足になりがち
・速報性のある時事系記事と、レビュー記事をうまく組み合わせること
■日経BP社編集者中川ヒロミさんの講演
日経BP社の中川さんが編集した本といえば、「スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン」。ベストセラーになったので、知っている方も多いでしょう。
他にも、「HARD THINGS」「世界で活躍する人が大切にする小さな心がけ」などの話題書を手がけています。
印象に残った点は以下の通りですが、処女作を出版する前に知りたかったことも結構ありました……。
・メインのターゲットはどうする?その本で役立てることは何か?本の内容を一文で説明できるか?
ちなみに、処女作の企画書を提出した際、打ち合わせたことの大まかな内容は、ほぼこれでした。商業出版の原理原則だと思いました。
・その人にしか書けない体験を書くことで人気が出る
・出版する前から、既にファンがいる
既にセミナーや講演で実績がある、ブログでPVを稼いでいる。つまり、既にファンが多く、プロモーションの準備ができている状態です。処女作はこれが足りなかったなあ……。
・ネットで本のニーズは測れるが、ネットで読まれても、書籍化して売れるとは限らない
・プロモーションのタイミング⇒発売前、発売日、発売1ヶ月後(返本のタイミングだそうです)、発売2ヶ月後以降
■立花さんの出版の話
出版に関しては、立花さんからも話に出ていました。
・「講座ができる」は「本に書ける」←実際に編集者から言われたそうです。
・ブログからの出版は増えているが、「ブロガー本」は賞味期限切れ
かつては、ブログの内容をそのまま書籍にしたような本も出ていましたが、それは既に賞味期限切れだそうです。
大事なことは、専門性を磨いてその分野に特化していく、連載形式の記事を書いて書籍のたたき台にする、「一貫したテーマ」があること、自分の強みを記事にしていくことだそうです。
・編集者は常に人気ブログを探している
僕が処女作を出版した時に思ったのですが、テレビ局やラジオ局、新聞社なんかもブログをチェックしています。実際にそれでテレビ出演したことがあります。
・編集者に「書きたい」と言う前に企画書を書こう
企画書を出せるまで、じっくりと本を書きたい気持ちを育てていくのが良いかと思いました。
・編集者には必ず「売れるか?」「誰が買うの?」と聞かれる
年齢層は?男性か、女性か?どんな職業の人?どんな「不」「未」「無」を解決できるか?
■ビジネスの価格設定
定価のないビジネス、セミナーやイベント、カウンセリングにコーチング……、そういったものが増えているそうです。
ちなみに、自分も今考えているコンテンツがあり、この点も興味があります。
・価格を変えると客が変わる
・安易に値下げしない、逆に価値を上げて値段を上げること
■まとめ
※写真は懇親会のときの写真
自分の場合、将来は小説を出したいと思っていますが、現状、今までにない、誰もやったことのないビジネスモデルを考えています。
それを実現させるためにも、とにかくブログを育てつつ一貫性を保ち、ファンを増やしていくことが重要だと思いました。
懇親会では、全国からやってきた多くのブロガーの方々と交流できて、とても有意義でした。
お互い高め合いながら、今後も楽しんでブログを更新していきたいと思いました。
■関連記事
【関連記事】ブログは質より量より更新頻度!立花岳志さんの1dayセミナーに参加
立花さんのブログセミナーの中級講座も記事に書いています。
中級、上級とあったということは、初級も開催されていたのですが、こちらは情報を見逃して参加していません……。
良かったら併せてご覧ください。