生命保険に関しては、加入する必要のある人はかなり限定的と思いますが、一方でさすがに入らないとまずいのが、自動車保険の任意保険です。
言うまでもなく、自賠責に関しては保障が限定的だからです。(相手を死亡させても最大3,000万円まで、後遺障害だと最大4,000万円まで)
なので、対人賠償保険は、ほとんどの方が無制限で加入していると思われます。また、対物賠償保険の機能についても、多くの方が加入していると思われます。車は本当に金食い虫ですね~。
ところで、この自動車保険に入る際に、判断に迷うのが車両保険です。車両保険は自分の車が破損した時の補償なので、目安は中古車なら加入しない、新車なら加入すると言われています。しかし、新車でも本当に必要なのでしょうか?自分がどうしているかを少しシェアしたいと思います。
〇自分は入っていない
実はお金に関する教養がまだ足りなかった4年前に新車(フィット)を買ってしまい、今でも乗っているのですが、実は購入後から車両保険には入っていません。
これを言うと、「えーΣ(゚д゚lll)」とか言われることがあります。
「さすがに入ったほうがいいんじゃないか?」と言われることがありますが、今後も断固入る気はありません。
※貯蓄に励むのであれば新車は買わない方がいいです。地方在住だから車が必要といっても、いつ東京に引っ越すかわからない人もいるし、そもそも中古車でも結構長持ちします。200,000kmは乗って問題ないのではないでしょうか?(車種によっては維持費注意ですが)東京都内や大阪府内に在住であれば、車を持つと経済的にかなり負担です。旅をするならレンタカーで。
〇保険料が倍近くになる
車両保険の普及率は案外低く、4割程度だそうです。対人、対物は7割と言われていますが、これは中古車を乗っている人の割合が高いのもあると思います。
それに、保険料が高いです。自分の場合は車両保険を付けてしまうと倍近い額になっていました。
〇貯蓄で対応可能
任意保険のうち、対人や対物が必要と感じるのは、何といっても、いざという時に必要となる賠償額が億単位に及ぶかもしれないからです。とても今の総資産では賄いきれません。
しかし、車両保険はどうでしょう。板金塗装で済む自損事故であれば10~20万円程度、廃車にしなければいけないほどの事故でも、そんなに贅沢しなければ、次の車を買うのに100万円程度のお金しか必要ないわけです。
対人賠償保険に比べれば、確率の高い事故の補償にはなりますが、いざという時の必要額が全然貯蓄で賄える額です。それで倍近い保険料を支払うのは、割に合わない気がします。
生命保険で言えば、医療保険や定期保険が貯蓄で対応できれば全然必要ないのと一緒の理屈で、車両保険は付けていません。そもそも自分の車は新車と言ってもフィットなので、廃車になっても「痛い出費だなあ」ぐらいで済んでしまうのです。
結論としては、次の車を買えるほどの貯蓄があれば車両保険は不要と思っています。ローンで新車を買うとか無謀なことをしない限りは、多くの人は車両保険は不要な気がします。
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