飲み代にギャンブルに車に…浪費家の夫をどうしたら良いのか?

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浪費家の夫2

経済的自由を手に入れるためには、貯蓄と投資(ここでは自己投資よりも資産運用のほうです)が重要と思う、というのは他の記事でも書いていました。

【参考記事1】自己投資、浪費、消費について考える|節約の基礎(1)

【参考記事2】毎月の貯蓄額を定める~節約はダイエットに似ている~|節約の基礎(2)

ただ、この貯蓄と投資の重要性は、経済的自由を手に入れるためだけではありません。既婚子持ちの立場であれば、当然家族を守るためにも必須事項になってきます。

既婚子持ちにも関わらず、相変わらず浪費グセの強い人を結構見ます。これだけ飲み歩いて、休日の昼間はギャンブルに明け暮れて、いったいどうやって今後子育てしていくつもりなのか、いざ会社を辞めるときに、どうやって家族を守るつもりなのか?職場でも、結構このケースは多く見られると思います。

浪費グセの強い夫を持ってしまったときに困るのは、奥さんと子供です。特に子供に至っては、金銭的な問題で進学など将来の選択の幅を狭められる可能性もあります。

幸い自分は、理系の国立大学に進学させてもらえましたので、教育に関しては不自由なかったことに感謝していますが、金銭的な事情で進学を諦めざるを得ない子供がいれば、それはとてもかわいそうです。しかも、原因が両親のお金に対する無知と浪費グセだとしたら、もう目も当てられないです。

浪費家の嫁の特徴については別記事で書くとして、今回は浪費家の夫の特徴と対処方法について、いろいろ書いていきたいと思います。当然ながら独身以上に、既婚者であればお金にシビアである必要があるからです。

〇飲み代でお金が消えたことに誇らしげ

職場で多く見かけるパターンです。会社の人と週に何回も飲み歩いて、後輩が多ければ多めにお金を出して、飲み足りずに、二次会、三次会はキャバクラと進んでいたら、いつの間にか財布から何枚も諭吉さんが消えていた。

羽目を外せば誰でも一度は経験することかもしれませんが、ずっと飲み代にお金を使って経済的に苦しんでいる人の多くは、このようにお金を使ったことに対してどこか誇らしげだったりします。

大御所の芸能人が「一晩で何百万も使った」という武勇伝をテレビで着いたことがある人も多いと思いますが、それを語る芸能人のように、全然後悔も反省もしていないのです。それどころか、「お前らも上に立ったら、後輩におごってやれよ」と言わんばかりの態度です。

たしかに仲間に奢るという行為は大事かもしれませんが、愚痴、悪口、どうでも良い世間話だけで大切なお金を使って、その効果はほとんどないでしょう。飲み代を奢るだけが後輩に貢献と思ったら大間違いです。そのどうでもいいことに大切な夜の時間を犠牲にして、家計を苦しめているとしたら、これは大問題です。

【参考記事1】会社の飲み会は金の無駄?|自己投資か浪費か、参加を判断する基準

【参考記事2】飲み会が好きな人の6つの心理|付き合いで嫌々行きたくない方へ

〇消えないギャンブル癖

厄介なのがギャンブル癖のある夫を持った場合です。パチンコに競馬に麻雀に……。競馬や麻雀なんかはコミュニケーションの場にもなるので、一概に悪いとは言い切れないですが、個人的にそれをコミュニケーションの場にしたくないですね……。いまいち自己成長できそうにないので。

ギャンブル癖のある人も、なぜか上の飲み代に消える人と同様で、「どこか誇らしげ」です。飲み会の話のネタになるとでも思っているのでしょうか?正直、聞いていても全然楽しくないです。

独身であれば何に使っていようが勝手かもしれませんが、子持ちでギャンブル癖は問題です。選択の幅を狭められる子供があまりにもかわいそうです。奥さんも、なぜこんな旦那のために我慢しなければならないの?という感じだと思います。

〇「お金は使うものだ」という甘い考え

未だにびっくりするのが、「お金は使ってナンボ」という考えの持ち主があまりに多いことです。

「お金は運用して守って増やす」「自己投資してさらに稼げる人間になる」という大事な考えが思いっきり欠落しており、「そんなにお金貯めてどうするの?」という人がとても多いことです。

今の仕事頑張っていればどうにかなる、という考えです。ではどうぞ、一生、死ぬ日まで汗水垂らして働いてください。僕は嫌です、さようなら。会社の同僚であればそういう態度も取れますが、家庭ではそうはいかないと思うので、かなり厄介です。

〇お金に対して学ぼうとしない

家を買いたいなら、賃貸派以上にお金にシビアにならなくてはいけないはずですが、不思議なことに、浪費家の人ほど簡単に家を買ってしまう傾向があるように思えます。古い体質の会社では、「男は家を買って、ようやく一人前」という時代錯誤もいい加減にしやがれ!!という価値観が当たり前になったりしています。この古い常識を疑わないのはとても危険です。

また、生命保険に入れば家庭を守れるという安心感も、非常に歪んだ考えです。掛け捨てだろうが、貯蓄型であろうが、必要以上の加入は、逆に家庭を崩壊させます。旦那さんがこういった知識がないのであれば、奥さんの方から教えてあげた方がいいでしょう。

【参考記事1】家を買う時の注意点|住宅購入で人生を縛られないように

【参考記事2】30代子持ちの夫婦が悩む生命保険の加入|保険料を節約したい方へ

■対策1:現実を知らせる

離婚問題に発展しそうなほど飲み代やギャンブルにお金を散財してしまう旦那さんの場合、現実を突きつけるのも一つの方法です。

老後にいくら必要か計算してみたり、そこで公的年金は貰えない可能性が高いこと、現在の政治経済の現状を一緒に勉強して、現実を視ることが大事です。

浪費家の大半は、経済の現状や会社のリスクをわかっているようでわかっていないです。どうにかなると思っています。本当に定年まで働きたいのか?定年まで働くとしても、今のままでは家庭は成り立たない。必要であればFP資格を持っている友人に相談してみるなどしても良いと思います。

■対策2:旦那の願望に入れてもらう

おそらく「現実を見ろ」と言っても、浪費家の大半はお金に興味がないか、今の生活で良いと妥協してしまっているので、難しそうなイメージの強いお金の勉強なんてしたがらないと思います。実際勉強してみると、そんなに難しくないのですが……。

その場合、旦那さんの願望(時々自分のブログでは上質世界という言葉を使います)と向き合うようにするといいと思います。「また今月も赤字じゃない!!どうしてくれるのよ」とガミガミ怒っても、旦那さんの心は離れていくだけです。

旦那さんの基本的欲求は何なのか、それを満たすためには本当にこのお金は必要なのか、批判ではなく関心を向けてあげない限り、旦那さんの浪費グセは治らないと考えられます。

家計を成り立たせる大部分が、旦那さんの収入である場合は、旦那さんに感謝することからアプローチしていくと良いかもしれません。

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