13歳ではなく18歳のハローワーク|高校生と大人が職業に関して話し合うイベント

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E村上龍さんが書いた13歳のハローワークという本があります。600個近くの職業を紹介している本ですが、「〇〇が好き」という分類で職業を検索できるようになっていて、その職業について読みやすく書かれているらしいです。2005年からwebサイトも開設されているみたいです。

自分はまだ図書館でパラパラと眺めたことがある程度ですが、13歳と名付けられているにも関わらず、大人にも結構ファンが多い印象があります。

13歳に限らず小学校~高校生の時は、自分の将来就く職業について考えるのが楽しかった気がします。ちなみに自分は中学~高校生の時は「脚本家になる」と言っていました。にも関わらず大学は芸術系や文学部ではなく、理系に進みましたがwww

その夢は今は小説家に変わりましたが、文章を書いて食べていきたいという気持ちは変わっていないです。というより気持ちが復活しました。

大学院の修論の研究で少しうつ気味になり、就職してからも理想と現実のギャップにうつ気味になる時期を繰り返していたら、自分の本当にやりたかったことは何か思い出しました。

それから処女作を出版したり、何かと小説の新人賞に応募したり、こうやってブログ書いたりしているのですが、やはり若い時に考えた将来像というのは、20代、30代と年齢を重ねても、たいして変わらないんだなあと実感しています(´∀`*)

前置きが長くなりましたが、昨日13歳ではなく「18歳のハローワーク」というイベントが、ペントハウスというカフェダイニングバーで行われたので行ってきました。ちなみにペントハウスは、味の札幌大西のすぐ近くです。13歳ではなく18歳なのは、対象が高校生と大人達だからです(^^)

〇高校生がイキイキと目を輝かせながらビジョンを語る


参加したきっかけはfacebookでイベント招待が来て、さらに主催側のスタッフから「〇〇も参加してなんかしゃべってよ」とメッセージが来たのがきっかけでした。

今までいろんなイベントに参加してみましたが、ほとんどが社会人対象のイベントで、高校生がたくさん参加するイベントは今までほとんど参加したことがなかったので、フレッシュな顔ぶれを見て、とても新鮮でした。それにしても今の高校生って1996年とか1997年生まれなのね(・・;)

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写真のように豪華で美味しそうなケーキを食べながら(マカロンが何げに美味しかった)、最初は青森市の桜川歯科医院理事長の石川佳和さんが「歯医者復活」と題して、時々アチーブメントテクノロジーも交えながら、熱くわかりやすくプレゼンします。

これ、高校生のうちに聞けるって本当に貴重ですね。誰のために貢献するかを考えていけば必ず稼ぐことができるという言葉にすごい説得力がありました。

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その後参加した高校生がそれぞれ自分の目指している職業や夢についてプレゼンします。高校3年であれば、もう卒業シーズンなので、まさに大学や専門学校に進学したり就職するターニングポイントです。

印象としては、皆イキイキと目を輝かせながら自分のビジョンを明確に話すのでびっくりしました。ありがちな最近の若者論では、「閉塞した日本で将来に希望をなくしている」「夢とかが全然ない」なんて話をよく聞きますが、少なくともこのイベントに来ていた高校生はそんなことなかったです。

どこか前向きなオーラがあったし、閉塞感をあまり感じさせないので、大人達が逆に刺激をもらっている感じでした。

〇大人達が自分の職業を紹介する


その後は大人達が自分の職業について紹介します。せんべい屋さんとか時計屋さんとかNPO法人で働いている人とか、道の駅で働いている人とか、キャバクラのオーナーとか、自分のように働きながら物書きを目指している人とか、もう様々です。18歳のハローワークという名にふさわしいです。

特にキャバクラのオーナーの人が生々しいほどにキャバ嬢や黒服の給料の仕組みや店舗の賃料について、目安を説明し、常時何人お客さん入っていれば店舗の経営が成り立つか計算していたのはおもしろかったです。こういう経営者の立場の方の話を聞けるというのも、きっと高校生には貴重な場だったと思います。

高校生も大人も職業についていろいろ考え、語り合う、そんなイベントが増えていくと地方の活性化に繋がるかもしれませんね^^

ペントハウス

青森県青森市古川1-17-21

017-762-7218

営業時間:12:00〜翌1:00

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