会社員のままで幸せを感じることは可能か?決断を迷っている人へ

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残業2

僕は、将来物書きとしてやっていきたい、そのためには今働いている会社を退職する必要があると感じています。もちろん、会社員の肩書きを破り捨てて自由になりたいという欲求もあります。

僕のように、将来成し遂げたい事業があるがゆえに、それと束縛から逃れて自由になりたいと考え、数年後に早期退職するプランを立てている人も多いと思います。

それに、数年後会社勤めしている自分の姿を想像するとゾッとするという人も多いでしょう。組織にいる生き辛さは、何年か会社員を経験していないと、なかなか感じないものです。

一方で、今の会社の仕事に別に不満もない、むしろ好きな仕事だから、会社員を続けようと考えている人もいます。

自分のような独立願望の強い人とは、対極にいるような考え方で、かなり価値観の違う人なのかな、と思っていましたが、不思議と共通の匂いを感じることもあります。

こういう人と会っていると、会社員のままでも幸せに感じることは可能なのではないか、と思ってしまいます。今回は、その点について思うところを書いていきたいと思います。

■独立向きか、会社員向きか

これについては、自分も別記事で何記事か書いてきましたし、いろんな本でも語られています。

独立向きな人は、基本的に自分のように自由の欲求が強くて、組織の枠から飛び出しちゃうような人、自分のことを自分で決めて実行していきたい人という感じでしょうか。

他人や組織の思惑を受け入れるよりも、自分の願望と市場のニーズが一致することに関心が強く、多人数と一緒に仕事していると生き辛さを感じるのであれば、確実に独立向きでしょう。

一方で会社員向きの人もいます。今の仕事が気に入っていて、組織のなかの人と関わることが別に苦痛ではない。

むしろ、どうしたら組織内のプロジェクトを遂行していくかを考えていくことが楽しいのであれば、会社員向きです。

個人では成し遂げられない大きなプロジェクトに関心があるだけでも、どこかの会社に属することが必要になってきます。

こう書くと、独立向きの人と会社員向きは、かなり性格が合わないと思われます。僕もずっと会社に居続けたいと考える人の気持ちについては理解できない部分も多いです。

「会社にいてどうするの?」と言いたくなることも多いです。

でも、会社員のままで幸せを感じることができている人がいるのもまた事実です。

■数ある選択肢の中の1つ

「会社員を続ける」という言葉を聞くと、どこか「不自由」「社畜」「奴隷」「生涯ラットレース」「会社を辞めたら人生終わり」「生き辛い」というイメージが先行します。

でも、これは会社員を続けるしか方法がないパターンです。たしかに90%前後の会社員はこの状態かもしれません。つまり、お金がないから会社を辞められないということです。

しかし、会社を辞めようと思えば辞められる、独立しても何とかやっていけるような人でも、敢えて会社員という道を選ぶ人もいます。

数ある選択肢のなかで、会社員を続けるという選択をすれば、その時点で幸せと言えるのではないでしょうか。自分で自分の道を選択していることには変わりないので。

■しっかりとお金の勉強をする

一緒にいて、影響を受けるのは、だいたい上記のようなタイプです。自由な立場にありながら、敢えて会社員を選んでいるのです。

会社員として仕事をしたいと考えつつ、会社に依存するのも嫌なので、独立願望の強い人と同様、きちんとお金の勉強をします。

華美な生活を求めず、収入より遥かに低いお金で生活し、余ったお金は適切な方法で投資する。お金の使い方もシビアで、自己投資となるようなことだけに使う。もちろん、自己実現のためと思えば副業もします。

これは会社を辞めたい会社員であれば必須のマインドですが、会社員として幸せを感じれる人も、ほとんどの人基本的にこのような生き方をしています。

幸せを感じることができるかどうかは、選択肢が多いかどうかにかかっていると思います。

「世の中カネだ」と言ってしまえば、お金に対して拒絶反応の強い日本では聞こえは悪いかもしれませんが、やっぱり「世の中カネだ」と思います。

関連記事:【自由が欲しい人必見】お金持ちになるための方程式を一挙公開~

■社外に知り合いが多い

休日以外は会社の中にずっといて、人間関係も99%が会社関係(残り1%は家族)になってしまうと、幸福感は得られにくい。これは経験上本当にそう思います。

何といっても視野が狭くなってしまいます。ずっと会社の人とばかり付き合っていると、会社の人間関係がすべてになってしまう。

だから会社の人と人間関係でこじれたくないから、会社の人の言うことに左右されてしまうことになります。

お金と時間の無駄になるような飲み会やイベント、ゴルフコンペなんかにも疑問に感じずに参加するでしょうし、何といっても価値観が固定されてしまう。

そんな固定された人間関係では、自分の真価本領にも気づけないでしょう。これは非常に不幸な状態です。

でも、会社員でも幸せを感じ続けることができる人は、社内の人間関係も大切にする一方で、社外の人、異業種の人とも交流があります。

いろんな立場で、いろんな人生を生きてきて、いろんな悩みを抱えている人と出会うことで、自分の視野が広がります。

真価本領なんていうのは、このように違った環境に置かないと絶対に気付かないと思います。

なので、会社員で幸せを感じている人の多くは、会社の中よりも、会社の外の方に友達を多く作っていて、こういうゆるい繋がりを大切にしています。

関連記事:会社以外のコミュニティを持つことが大切と言われる4つの理由

■自立している会社員は魅力的だ

端的に言ってしまうと、幸せな会社員とは、やはり自立しているのです。お金も人間関係も豊富とは言わなくても、充分に満たされた状態です。

最近「世界一な幸せなサラリーマン」を目指すと言っている人にも会いました。とても素敵な夢だと思います。

会社員とは、幸せの形のほんの1つでしかないと思いますが、存在することは間違いなさそうです。

でも、僕は敢えて独立を目指して生きていくつもりです。人それぞれ幸せの形は違ってくるので。

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