人に嫌われていると思うことがあります。これは自分自身大学や今の職場で感じてきたことで、そのせいで居心地の悪さを感じてきました。
この居心地の悪さを誰にも打ち明けることができず、人知れず憂鬱な日々を過ごしていたこともあります。
ただ、この人に嫌われているという感覚、単なる勘違いであるような気がしています。今回、この辺について思うところを書いていきたいと思います。
■たった1人に嫌われているだけでは?
思うのは、誰かに嫌われてしまうと、全世界を敵に回してしまったみたいに感じてしまうんです。
本当はたった1人に嫌われているだけなのに、世界中の人が自分を嫌っているみたいに感じてしまう。
たしかに身近な人間関係、例えば職場の直属の上司とか、親戚関係であれば、頻繁に顔を合わせることになるので苦痛でしょう。
でも、だからといって嫌われているという劣等感を抱くのは少しおかしい気がします。
なぜなら、自分を嫌っているのは、たった1人かもしれないし、せいぜいその周辺の何人かに過ぎない気がします。
本当に嫌われていますか?あの人はどう?あの人はどう?もしかしたら9割の人に好かれているかもしれません。
たった1割の人に嫌われているだけで、それにこだわって劣等感を抱いたり、どうしようか悩むのは、少しバカらしい気がします。
■自分を嫌いな人に振り回されるのはバカらしい
自分を嫌いな人もいれば、好きな人もいます。前述したように、9割の人に好かれているのに、悩んでいる人もいます。
でも、自分のことを嫌っている人、あなたも好きでしょうか?本当は仲良くしたいという人でしょうか?実はどうでも良い人ではないでしょうか?
自分と馬が合わないだけかもしれないし、時間をかけて関わり方を変えていけば、また関係が修復するかもしれません。
個人的には、自分のことを好きな人に視点を合わせると良いと思います。そうすればマイナス面だけにフォーカスするのではなく、自分のプラス面にフォーカスすることができると思います。
■どうでもいい人に嫌われていないか?
一番精神的なエネルギーを浪費していると感じるのは、本当はどうでも良い人に嫌われていないか、ということです。
どうでもいい人とは、自分にとってプラスにならない人です。マイナスになってしまう人は嫌われても構わないはずですし、そもそも自分から関わることはしてはいけません。
自分を嫌っている人は、もしかしたらドリームキラーなのかもしれません。こういう人は、自ら距離を置いたほうが良いでしょう。
【関連記事】こんな奴とは縁を切る!!人間関係を切り捨てろ!!ドリームキラーの傾向6選
どうでも良い人に嫌われて悩んでも、何も良いことはありません。むしろ、付き合う人を変えろというシグナルです。
【関連記事】職場で居場所がない人は付き合う人を変えると良いかもしれない
■生きている価値がない人はいるのか?
人に嫌われていると思い込んでいると、厄介なのは生きている価値がないと感じてしまいます。社会の役に立たないと感じてしまいます。
しかし、そんなことは決してないのです。「生きている幸せ」という言葉がピンと来ない人も多いと思います(←自分もそう)。
でも、生きている価値がないなんてことはないのです。生きている価値がない人は、せいぜい人殺しくらいではないでしょうか?
生きている価値がないと思っている人は、逆に言えば生きる価値を見出したいことの裏返し。凶悪犯罪さえ引き起こさなければ、それは可能なのです。
なのに、周囲の何割かを敵に回したくらいで、ずっと悩み続けるのは無駄なことだと思いませんか?