どうしてでしょうね?身近な人間関係ほど、「ありがとう」とか感謝の言葉を言い出しにくい感じ。
身近な人間関係とは、夫婦とか親子などの家族関係、沈黙も苦にならないような慣れ親しんだ友人のような人達です。
そういう、近い関係ほど「ありがとう」を言い出しにくい。一番感謝したい相手なのに、言いたくても言えない。もどかしくてしょうがないですよね。
会社の、たいして距離の近くない違う部署の人や取引先の会社には、形式的に「ありがとう」を言うことはできるのに……。
でも、「ありがとう」を言わないままであれば後悔してしまいます。特に両親であればなおさらです。時間が有限なので。
今回は、照れが先行してどうしても家族に「ありがとう」を言うことができない場合、照れを振り切って「ありがとう」を言う工夫について、思うところを書いていきたいと思います。
■記念日を見逃さない
やはりこれを見逃さない手はないと思います。もちろん、両親であれば父の日とか母の日です。
【父の日参考記事】父の日に感謝するのが恥ずかしい方向けのおすすめプレゼント
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夫婦であれば、結婚記念日なんかがそうでしょう。クリスマスやバレンタインを利用する人もとても多いと思います。
こういう日は極力見逃さないようにします。なるべく、贈っても照れくさくないようなものをプレゼントすると良いと思います。
特に一人暮らしして、遠方に両親とかいる場合は、帰省して一緒に過ごす期間も限られてくるので、父の日や母の日でプレゼントとかするのは大切だと思います。
というのも、自分は最近まで、両親に対して全然贈り物とかしてなかったんですよね。贈り物とかするようになったのは、恥ずかしいことに今年になってからです。
感謝の気持ちを伝えるのが恥ずかしかったことに加え、どこか両親への思いを軽く見てしまっていたような感じです。あまり過去を振り返るようなことをしていなかったんですよね。
でも、いろいろ成功者のマインドとか学んでいくと、やはり自分の過去を振り返る、特に楽しかったこと、ありがたかったことを思い出すのが大事だということに気付いたんです。
で、実際に過去を振り返ると、そんなに波乱万丈なことがあったわけではないのですが、両親とのことも多く思い出されます。そして、親孝行しなきゃと思ったんです。
そう思って、電話の回数を増やしたり、父の日と母の日にプレゼントを贈ることで、両親の喜ぶ顔を見ることができるようになりました。ありがとうのコミュニケーションが増えたような気がします。
■何か理由つけて「ありがとう」
どうしても「ありがとう」の言葉が言えない場合として、本音はとりあえず横に置いといて、何か理由つけて「ありがとう」を言うという手があります。
例えば両親の実家が遠方に住んでいる場合、お互いに仕送り合戦になる光景が頻繁に起こります。
「今度果物送ろうかね~」
「枝豆とか酒のつまみでも送ろうかね~」
実家から電話がかかってくると、こういうやり取りになることが頻繁にあります。そして、どう考えても1人では食べきれないくらいの量の仕送りがやってきます。
少し困惑しつつも、それよりも嬉しい気持ちの方が勝ります。
そういう時は、すぐに電話して「ありがとう」と言ってしまうのです。
本当はもっと他に感謝したいこととかあるかもしれないですが、それがなかなか言いづらいのであれば、こういうことをきっかけにして感謝を言うと、それだけでもお互い幸せな気持ちになることができます。
■段々と、少しずつ
本当は帰省したり一緒に旅行しているタイミングとかに、実際に会って、一緒に日本酒を飲み交わすタイミングや、帰るタイミングとかに「ありがとう」が言えれば良いのですが、それが少しハードルが高い場合もあります。
そういう場合は、できることから段階的にやっていくと良いかなと思っています。
(1)最初は父の日、母の日にプレゼント、8月とかで当分先の場合は、何か理由つけて仕送り
(2)電話で理由つけてありがとうとか言ってみる
(3)(1)(2)を繰り返す
+αで、日常的に「ありがとう」を言うように心がける。
こんな感じで、できるところから少しずつ、段階的にやっていくのが良いと思います。
いきなり正月に実家帰って「ありがとう」とか言っては、違和感持たれてしまうかもしれないですからね。
別に「ありがとう」を言う訓練というわけではないですが、恥ずかしいとか、照れるとか、そんな気持ちが発生しない範囲でいろいろ試してみるのが良いと思います。
何を隠そう、自分がこの手を使っています^^